夏バテ気味でへばってます。7月ってこんな暑かったっけ。
先週の投稿をサボってしまったのでさすがに今週は何か出そうと、途中まで編集してほったらかしにしてた小ネタ集5を作ってます。
いつもなんだかんだで小ネタにしては長くなっちゃってたので今度こそはテキトーに作る。
以下思いついたけど使うか謎の奴。
1.年越しと同時にジャンプするやつ
「年越しと同時にジャンプするやつやりましょうよ。」
「いいですね。」
「それじゃあ行きますよ。10、9、8、7…」
「「0!」」
二人は息を合わせて跳び上がった。
彼女たちの体はそのまま地面へと吸い込まれていく。
年を越した時には、二人はもうこの世にはいなかった。
2.届かぬ言葉
「ご飯、置いとくから。お水も。」
いつものように母がそう声をかける。
俺は何も答えない。
「新しくパート決まってね。今夜から帰るの遅くなるから。ごめんね。」
疲れたような声で母が謝る。
俺は何も答えない。
「母さん!もういいだろ!」
玄関から父の怒鳴り声が響く。
父は母がいつまでも俺のことを気にかけるのを、あまり良く思ってない。
「それじゃあ、行ってくるね。」
そういって父と母は仕事に出かけて行った。
もう老人だというのに、二人とも働きづめだ。
俺が働いていたら、もっと楽な暮らしをさせてやれただろうか。
俺が生きていたら。
3.瘤付
「僕の将来の夢はお医者さんです!」
「僕のお母さんはいつもコブ付きだから結婚できないって怒ってます!コブ付きだから新しいお父さんが見つからないそうです!」
「僕はいっぱい勉強してお医者さんになって、お母さんからコブを取ってあげようと思います!いつかまたお父さんとお母さんと3人で楽しく暮らせたらいいなと思います!」
4.タイムカプセル
何か硬い感触がスコップを通して伝わる。
屈んで土を払いのけるとお菓子の缶が見えた。
もう一度スコップを突き立て、それを取り出す。
10年前に埋めた宝物、誰にも見つかってなくて良かった。
蓋を開けて中身を見る。
白い粉末の入った袋でいっぱいだ。
これでまた一稼ぎできる。
こんなもんで終わる。
そろそろ補遺か虜囚を作ってもいいが、8月に入ったら一回帰省しないといけないんだよな。半端な所で集中を切るくらいなら短いのを作り貯めしておこうか考え中。
夏だしずっとタイミングを失ってた「肝試しに行く演劇部」を作ってみようかな。
長文駄文失礼しました。