2025年9月30日火曜日

2025年度中間報告

2025年度上半期の振り返りです。

長々と前置きしてもしょうがないのでポンポン書いてきます。


4月。

「犯人はこの15人の中にいる」から始まり、「忘却の中で曖昧になりゆく双子の神秘」「ついに自己紹介する演劇部」「存在の不確かな恐怖」を投稿。

「犯人はこの15人の中にいる」は40分ある超長編の1本目。再生数も9000と頑張ってくれた。

しかしその後は私が力尽きたこともあり緩めな動画が続いて再生数も伸び悩んだ。

5月。

「デモンストレーション演劇部」「おいお前、青春しろよ」「おいお前、私と青春しろよ」「お前とはもう青春しねーよ」「夢と現の演劇部」を投稿。

「デモンストレーション演劇部」である程度今後の方針が定まった後、長い動画を作るための時間稼ぎ用の短い動画のネタとして双葉湊音が抜擢される。

私立高校組で思ったより冥鳴ひまりが動かしづらかったのと、日常系小ネタ集2でとてもキャラが立っていたためである。

終わり方は決めているがギャグパートが膨れ上がってしまい、シリーズ化を余儀なくされている。再生数的にも手放すことはできないので寄り道しながら1年くらいかけてやる予定。

「夢と現の演劇部」は久しぶりの演劇部関連のしっかりしたストーリー。準劇場版ぐらいの位置づけ。

6月。

「お前は青春しろよ…」「湊音の部屋」「眠り」「ぶっちゃけあいつ私のこと好きだろ」を投稿。

「お前は青春しろよ…」で当初想定していた双葉湊音の話の1話目が終わる。「湊音の部屋」から2話目。単純計算で4倍になる目算。

「眠り」は手抜き兼チャンネルの雰囲気が明るくなり過ぎないために投入された。やっぱり再生数が奮わないためあまり打ちたい手ではない。

7月。

「二重人格探偵 自斬と排怒」「これ本当に青春なんですか?」「あなたのことがますます嫌いになったわ」「さぁてどいつで青春してやろうか」を投稿。

「二重人格探偵 自斬と排怒」は演劇部の動画。デモンストレーションから2か月経ってしまってるが、思ったよりペースを上げられないのでこのぐらいの頻度になりそう。

「これ本当に青春なんですか?」の後にカラオケ回まで入れて2話目が終わる想定だった。ソングにまで手を出す余力が無かったため消滅した。

「あなたのことがますます嫌いになったわ」は日常系のしっかりしたストーリー。16分という微妙な長さになった割には再生されている。

「さぁてどいつで青春してやろうか」からは若干寄り道。思いつきでキャラを増やしたが本筋から逸れてはいない。

8月。

「なんで気づかないフリするの」「小ネタ集7」「31人目の子供の霊 前編」「31人目の子供の霊 後編」「お前と青春したかったんだよ」を投稿。

「小ネタ集7」は作ってから2か月くらい寝かせられていた。他の何ともつながりのない動画は合間に差し込みやすくていい。

「31人目の子供の霊」は夏だから1個くらいホラーをということで出した。この流れでついなちゃんや伊織弓鶴のシリーズに行く予定だったが余力を割けていない。

9月。

「サイコパス診断アンチの答え」「πνεῦμα」「青春、それは君が見た光」「グルディスクラッシャーディベートバトル」を投稿。

「サイコパス診断アンチの答え」は「存在の不確かな恐怖」みたいな展開の動画になる予定だったが、あかりちゃんの語りだけで十分見どころがあった。この2人には親を亡くした子としてのストーリーが残ってるので、もう何回かギャグっぽい形で絡みを作りたい。

「πνεῦμα」は「31人目の子供の霊」のおまけと言いつつ四国めたんの掘り下げ回も兼ねている。今後も鬼退治系の話ではめたんが解決役となることが見込まれる。良くも悪くも。

「青春、それは君が見た光」で2.5話目が終了くらい。次からはようやくちょっと話が進む。

「グルディスクラッシャーディベートバトル」はお試しのおもちゃ。割と絡みやすい4人なので今後も似たようなのは出るかも。小春六花と東北ずん子が戦う機会はあるのだろうか。


なんとか毎週投稿を続けることはできた。

半年で1000人ぐらい増えて9800まで来たので年内、少なくとも年度内には1万人に行きそう。

双葉湊音の活躍により成長率は保てたが、課題も多い。

まずは超長編の動画。「犯人はこの15人の中にいる」以降、30分超えの動画を作れていない。9月になってようやく「Replace」に取りかかったが20分作って手が止まっている。

次に演劇部の動画。これもあまり作れていない。一応「デモンストレーション演劇部」「夢と現の演劇部」「二重人格探偵 自斬と排怒」「31人目の子供の霊」みたいな流れで交互にやってくつもりだったがペースを保てていない。

もう歳だからと言ってしまえばそれまでなのだが、たとえ時間を捻出できてもその分ペースアップできなくなってきている。編集エネルギーが足りていない。

1万人行くまでは毎週投稿を維持したいが、それからは月に1回休載を挟まないと厳しそう。2週間で短いのを3~4本作成、また2週間で長いのを0.5~1本作成くらいのサイクルなら精神的余裕、時間的余裕を保てるか。

今後の予定を仮決めしておく。


演劇部

「蛇と蛞蝓」

「黒い正方形、サイレントブルーの開口」

「孤島の鬼、残存はかく語りき」

青春シリーズ

「青春は人を傷つける道具じゃない!私と青春バトルで勝負だ!」

「お前の青春って醜くないか」

「高校生カップルの青春初体験見せろ」

「高校生カップルの間に挟まる双葉湊音」

世界観掘り下げ系

「さらば我が生涯の汚点よ」

「平沙無垠敻不見人」

「喜悦の鬼」

「ドスケベ先輩と遊ぼう(意味深)」

「あなたがいた証」

単発

「Replace」

「潮の音」


パッと思いつくのはこのくらい。

チャンネルの調子や自分の調子と相談しながらいい感じにやってく。

年内に演劇部の長めの動画を1本と「Replace」の完成を目標としたい。

青春シリーズはバレンタインの時期ぐらいに大きく動いて今年度で終わるくらいを想定している。まぁ一区切りついても双葉湊音はちょこちょこ出てくるのだが。

最近モチベーションを保てないが何とか一踏ん張りしていきたい。

以上。


2025年9月24日水曜日

超常現象調査員めたんちゃん

気分転換がてらメモ書き。

いつだか書いた「鬼っ娘ハンターついなちゃん」のマインドに近い。

四国めたんがエージェント時代に担当した事件ファイルと現在のフリーランス時代に頼まれた人助けの記録。

現在視点の話では他の登場人物も出しやすいがあまり酷い展開にしづらく、過去視点の話ではやりたい放題できるが素材の調達が難しい。

動画にされるかは謎。


①静かな庭

四国めたんは海沿いの小さな村へと派遣される。

死んだ少女が帰って来た。

住民からそんな情報提供があったのだ。

村に到着しためたんは村長から詳しい事情を聞く。


文章でメモしておこうと思ったが長くなっちゃったので要点だけ。

・過去視点の話。母親の思念から生み出された鬼。

・かつてこの村で母娘が暮らしていた。娘が死んだ後、娘の姿をした何者かが帰って来る。

・母親は衰弱して死亡。その後も娘の世話をしていた者が亡くなったり、近隣で不審死が起こったりする。

・娘は自分の正体に無自覚。亡くなった人達に対して何かした認識はない。

・つい最近のことかと思われたが、死んだはずの娘が帰って来てから10年が経過していることが明かされる。高校進学のために村外に出る前に始末してほしいと頼まれる。

・終わり方は2つ考えている。どちらの場合でも村民たちは娘に情が湧いており、彼女を殺すことを後ろめたく思っている。

1.

彼女に会い人間ではないことを確かめると、めたんは何も告げずに一思いに手を下す。娘は何が起こったかも気づかずに息絶え、亡骸は塵に還る。

村民たちが彼女の家にやって来る。めたんは仕事が終わったことを伝え、記憶の処理を受けることを勧める。しかし彼らは忘れてはいけないことだとその申し出を断る。

静かな庭を眺め、そこで遊ぶ少女の姿を思い出しながら終わり。

2.

めたんは娘が人間ではないことを本人に告げる。彼女はその話を受け入れることはできず、田舎の迷信だと激昂する。

めたんは試してみればわかると魔槍を近づける。娘は本能的にそれを恐れ、逃げ出す。

しかし家には既に結界が張られており、敷地の外に出ることはできなかった。暴れる彼女の額には鬼の角が生えてくる。

結界の外からその様子を見つめる村民たち。娘の助けを呼ぶ声を聞きながら無言で立ち尽くす。

自分は鬼ではない、生き返ったんだと言い張る娘に、めたんは鬼の角は記号的なものだと語る。

鬼とはそういうものだと思っているから角ができる。あなたがそう思っていないならあなた以外の者がそう思っていたのだと。

娘は小さな頃を思い出す。

どんな形でも帰って来てくれて嬉しい。母はそう言っていた。

化け物だとわかっていたのだ。化け物だと思っていたのだ。

母も。村の者も。

自分の生涯が初めから人間としての生ではなかったことを悟った娘は死を受け入れる。

村民たちが見守る中、亡骸は塵に還っていく。誰も一言もしゃべらない。

良かったじゃない。めたんが口を開く。

ずっと迷惑していたんでしょう。その問いかけに村民たちは頷き同意の声を上げる。

話してると生きた心地がしなかった。子供と一緒の学校にいると思うとゾッとした。これで一安心だ。死んだあいつも浮かばれるだろう。

口々に喜びの言葉を交わすが、すぐにその声はまばらになっていった。

静かな庭をめたんが背にして終わり。


2の方が好みだが長くなるので1でサラッと終わらせるのもアリ。



②火をつけたのはあなた

四国めたんの元に春日部つむぎが訪れる。

埼玉に居た頃の友達の姉が心霊現象に悩まされているそうだった。

わざわざ自分が出向くことに消極的なめたんだったが、つむぎに頼み込まれて渋々承諾する。

めたんとつむぎは埼玉に向かい、件の彼女の部屋で詳しい事情を聞く。


ストーカーだった男が死んでからも付き纏ってきていると女は語る。男は自分の恋が実らないことを逆恨みし、女の住んでいるアパートの前で焼身自殺したそうだ。

それから毎晩2時過ぎになると「開けてくれ」という男の声が玄関から聞こえてくる。一度ドアスコープから外を覗いたら焼け焦げた肌が見えた。

女はいかに自分が苦しんできたかを涙ながらに訴え、自分はいったいどうしたらいいのかと問いかける。めたんは「死ねばいいんじゃないかしら」と冷たく告げる。

帰ろうとしためたんはつむぎに怒られる。不幸自慢が鼻についたと悪びれもしないめたん。

つむぎは仲介してくれたゆかりに電話をかけ、ゆかりの説得で何とかめたんは引き留められる。


めたんは女とともに部屋で待つ。つむぎは別のところに泊まらせて二人きり。

めたんは機嫌が悪く、男の霊への恐れとめたんへの気まずさで女は落ち着かない。

時刻は2時を回り、いつも心霊現象が起こっていた時間になる。

玄関から男の声が聞こえてくる。女は耳を塞いでうずくまる。

めたんが玄関の鍵を開け、扉を開く。全身が焼け焦げた男が立っていた。

男が部屋へと入って来る。めたんは彼を通し、腕を組んで壁に寄りかかる。


男を招き入れておきながら倒そうという素振りすら見せないめたんに女は驚愕する。

一歩ずつ自分に歩み寄ってくる男を見て、ようやく見殺しにされようとしていることに気づく。

どうして助けてくれないのかと泣く女に、自分で考えろと冷たく言い放つめたん。

肉の焦げた嫌な臭いが鼻をつき、女の名前を呼ぶしゃがれた声が聞こえる。

なんでこんな目に遭うのか。自分は何も悪くない。そう子供のように女は泣きじゃくる。

もう腕を伸ばせば届きそうな距離に男は来ている。女は手についたものを手当たり次第に投げつけながら後ずさるが、もう後がない。

めたんは動かない。誰も助けてはくれない。女はついに限界を迎えて叫ぶ。

初めから本気じゃなかったと。

ちょうど彼氏と別れたところでよく考えずにOKした。付き合ってみたら思ったよりパッとしなかったので振った。たったそれだけのことじゃないか。

立ち止まった男の口から怒りとも悲しみとも取れる嘆息が漏れる。めたんはやはり動かない。

再び歩き出した男との距離はあと一歩。女の口から消え入るような声が漏れる。

お願いします…助けてください…


焼け焦げた男の胸部からドリル状の槍先が飛び出し、黒い液体が女の体にかかる。

引き抜かれた槍の動きにつられて男は後ろへと倒れ込んだ。体がポロポロと崩れ始め塵に還っていく。

放心状態の女をめたんは不機嫌そうな顔のまま見下ろしていた。

嘘をついていたから助けてくれなかったんですね。自分が蒔いた種であって私は一方的な被害者ではありませんでした…

そう彼女は納得する。

全然違う。

めたんは呆れたように言った。


人にものを頼む時はお願いしますでしょうが。

めたんの言葉に女はぽかんと口を広げる。

ゆかりの頼み、つむぎの頼みはあったが女からは何も頼まれていない。ただ自分は悪くない、自分は苦しんでると聞いてもないことを語られただけ。

善いから助けるとか悪いから助けないとかではなく、めたんは頼まれたからやるだけ。女の話が嘘じゃないかとは思っていたがそこは別にどうでもよかったのだ。

勝手に燃え上がって勝手に燃え尽きただけでしょう。

かつて彼を捨てたことはその一言で済まされた。

それでも火をつけたのは…

女は消えていく燃え滓を見つめながら、あっという間に終わった恋人生活を思い出していた。



③人の道

四国めたんの元に見知らぬ男がやって来る。

男は仕事を頼みたいと言い、報酬額を提示する。

既に組織を離れフリーであるめたんに頼むということは、後ろめたい事情があるということだ。

めたんは少し考えたが、受けることを決める。ヤバめの案件ほど面白いものを見られるのだ。


・現在視点の話。人が呪術的に作り出した鬼。



Replace 完全版

最初に考えた超長編。 「replace」という単語の意味である 1.交換する 2.取って代わる 3.元の位置に戻す が物語の展開の全て。 それによって一つの答えを得ることをテーマとしている。 以下簡易的な振り返り。 序章 学校で葵が昔の夢を見る。 夢で見た神社に向かい、ゆかりと葵...