2026年1月24日土曜日

いつか回収するメモ

頭がパンクしそうになってきたので今後回収する内容をメモ。

日常系とつくような作中世界のお話。


七不思議

①公園のホームレス女

四国めたんのこと。それなりに住人からも認知されている。

めたんがいる公園は広大な自然公園で部分的にはキャンプが許可されている。

なお、めたんがテントを立てたり焚火をしているところは許可区域外。

②ミナトちゃん

双葉湊音のこと。入学当初の彼女の様子から広まった噂。

発生元である私立高校では誤解が解けたが他所では独り歩きしている。

本人が知らぬところで成長した怪異は美味しい題材だが使うかは未定。

③首無しさん

九州そらのこと。アンドロイドのため頭は取り外せる。

最初は事故で落とした頭を探してるのを見られただけだったが、その時のリアクションが面白かったため悪戯で同様の行為を繰り返すようになる。

そういう子供っぽい一面はそのうち描写する。

④橋の下

元は幽霊だったのか、最初から誰かが泣いていただけだったのかは不明。

補遺で琴葉葵が泣いていたところ。そのうちまた行くことになる。

⑤魔の森

森の奥の洋館はアリアルミリアルが住んでいるところ。昔は見に行けたが二人が住み始めてからは人避けの結界が張られて見つからない。

角の生えた鬼のような何かはついなちゃん。伊織弓鶴と仲良くなってからはあまり行っていない。

自殺者の死体を見つけたのは彩澄しゅお。その時に不思議なものを見たことでオカルトに傾倒していく。

この地域の管理されていない森の所有者は東北家。ずっと放置気味でずん子も把握していない。

⑥雛菊の家

父母娘の一家三人が突然行方不明になった家。

ユーレイちゃんの名前が「雛菊留美」であることが判明したら掘り下げられるかもしれない。

⑦空席



特異的なキャラクター

作中世界における主人公格。

理想あるいは固定観念と呼ばれるようなイデオロギーを持っている。または持っていた。

現実を正しく捉えるという認知の壁を超え、その現実をどうするかという実現の壁と向き合うことになる。

・双葉湊音

「青春」を目指す。

青春シリーズは湊音が理想と現実のギャップに気づくまでを描くことになる。

自分が思う「青春」について考えを深め、現実の世界とそこに住まう人々をどうしたいのか葛藤していく。

ちょっとずつターニングポイントに向けて進んではいる。

・結月ゆかり

「腐敗した世界の破壊」を目指す。

補遺シリーズで描かれ、認知の壁を超えてから優しさを選んで現実に屈した。

どこまでも無知や欺瞞を許さずに糾弾していくことができなかったのでもう終わりなのだが、創作という現実を諦めた先でまだウダウダやっている。

・冥鳴ひまり

「向こう側に行くこと」を目指す。

作中では描写されていないが、あらゆるコンテキストから切り離された画面の向こうの存在になりたかった。

ひまりの理想は説明しにくいが、誰から生まれたとかどこで生きたとか誰と過ごしたとか何があったとかが無い、無からポンと出てきたような存在になるようなこと。

Youtube上では人間界にやって来た「死神」で、そいつの過去も現在も画面の中にしかない。それはひまりの理想に近いような気がしていた。

ただ配信者として成功しても肉親からはただの変わった趣味の娘として扱われ、テレビに出るような売れっ子配信者と会っても普通に人間だったことで、この方法ではどこまで行っても自分が向こう側には行けないことに気づく。

実現の壁を超える方法が全く思いつかなかったことで挫折する。

・東北ずん子

「完璧な世界」を目指す。

補遺シリーズで描かれ、葵に対してのようにごく小さいスケールでは認知の壁にぶつかるものの大局的には超えている。

実現の壁を前にしても特に臆することは無く、虎視眈々と牙を研いでいる。

ゆかりであればマキ、ひまりであればつむぎのような心を乱す相手がいないのが大きい。理想への情熱があると言うより平熱で理想を追えている。

自分が思い描く世界と現実の世界が違った時、現実の方を変えようと思えるのが実現の壁を超える者の条件。

・小春六花

「光になること」を目指す。

作中では描写されていないが、かなり頭と気が回る人物。

ずん子は畏敬と畏怖で周囲をまとめており、六花は気配りと気遣いで周囲をまとめている。けんかやいじめの種を上手いこと取り除いてクラスの雰囲気を良くしているというだけのことだが、二人の目指すところの第一歩はそこになる。

中学生の頃、高校生の兄と両親の間で家庭は荒れ、学校でも嫌がらせをしたりされたりで疲弊していた。自分が思い描く正しさが為されないことを悲しんでいたが、認知の壁を超えたことで正しさが為される世界に自分がするしかないことに気づく。

誰かが強くなければいけない。誰かが賢くなければならない。誰かが正しくなければならない。誰かが優しくなければならない。

いつも笑顔で不満を受け止め、不和の解消に努め、不平は決して言わず、不信や不安を取り除いていく。人と人との繋がりを強め、孤立を防ぎ、外からの悪意にも内からの悪意にもみんなで対処する。

自分がそうするしかないのだ。

誰もが弱いから自分の弱さも他人の弱さも受け入れるしかないという茜ちゃんの思想の先。誰もが弱いからこそ誰かが強くなければならない。そうでなければみんな迷ってしまうからという思想。

ずん子にはそら、六花にはフィーちゃんというアンドロイドの支持者がいるので、対決の場を作りたいところではあるがどうなるか。未熟で力不足ながらも折れない理想を持っていることはどこかで明かせたらと思う。


2026年1月17日土曜日

Replace 完全版

最初に考えた超長編。

「replace」という単語の意味である

1.交換する

2.取って代わる

3.元の位置に戻す

が物語の展開の全て。

それによって一つの答えを得ることをテーマとしている。

以下簡易的な振り返り。


序章

学校で葵が昔の夢を見る。

夢で見た神社に向かい、ゆかりと葵の最初の入れ替わりが起こる。


第一章

葵はゆかりの家での生活に慣れていく。

入れ替わりから1週間後、二人は元に戻り時間制限があることを知る。


第二章

葵は入れ替わり中にゆかりを殺すことを考える。

ゆかりは葵の家の親子仲を改善したことを見せ、葵を牽制する。


第三章

ゆかりは葵に家庭環境について明かす。

葵にとってゆかりの家も居心地のいい場所ではなくなる。


終章

生き別れの姉である茜がやって来る。

動揺冷めやらぬ中、葵はゆかりと父の関係について知る。

神社で向かい合う二人。葵が出した答えとは。



どんな人にも良いところはある。

他者への嫌悪感を窘めるための常套句だ。

こんな事情があるかもしれない。こんな一面があるかもしれない。

立場が違えば見えてくるものもあるし、感じ方も変わってくるだろう。

そういうのをきっちり描いた上で、全部ひっくるめて気持ち悪いから全員殺した方がいいというのがこの物語だ。

ぶっちゃけどんでん返しも深いテーマ性も無く、物語的な面白みがあるかはわからない。

ただやっぱりそういう気持ち悪さを受け入れる物語を作ることが多くなってしまうため、受け入れないという選択も描いておきたかった。


おまけ。描写が足りなかったかもしれないポイント。

・葵は子供の頃、死体を埋めているそらと会って話した。そらは深い事情は語らなかったが、葵は彼女がとても晴れやかな顔をしているという印象を持つ。誰かに話すこともなく記憶の底に沈んでいったが、ある日偶然思い出した。

・神社にいる何か不思議なものが入れ替わりを起こしている。相互理解を目的としており、その結果がどちらも殺人という結果になったのは意図したものではない。ちゃんとわかり合えた結果ならそれで良しという作者と同じスタンス。

・細かい描写だが葵が掃除を怠っていたのはどうせ父に散らかされてしまうため。父に注意することもできず後始末をするのも不服だったためやらないようになっていった。ゆかりは父に口出しできるため普通に掃除している。

・葵がゆかりの体で父に会った時、彼が穏やかだったのは結構頑張っている。ゆかりは父に自分の家庭環境に問題があるという疑いを払拭したいと説明していた。初めて会う娘の友達に気を遣っていたため、素がああいう態度というわけでもない。

・ゆかりが葵の父に使ったテクニックは以前ゆかりの母がゆかりに使ったもの。旦那に浮気されて傷ついている自分を見せ、ゆかりから歩み寄らせた。お願いという名目で情につけ込んで言うことを聞かせてきた。

・上のテクニックはゆかりが葵に入れ替わりを続けるよう頼む時にも使われている。ゆかりは半ば無意識に使っており葵も気づかなかった。

・ゆかり母「お母さんは家のことを全部やってる」→ゆかり「じゃあ代わりに私がやるよ」→ゆかり母「ギャオーン」みたいなことをずっとやっていた。演劇部でのゆかりの家もほぼ同じで横で聞かされていた父親が限界を迎えた。

・あの全く話が噛み合わない感じを再現できたかは微妙。最初に思いついた考えに固執する、自分がそう思ったからだけなので理由は説明できない、「自分の勉強」のように特定のフレーズを繰り返し極端に語彙が少ない。あたりは典型的な特徴に思えるがどうか。

・ゆかりがああいうことをしてしまったのは母親の束縛による親子へのコンプレックスに加えて両親の不仲による夫婦へのコンプレックスもあったから。その辺りは客観視できていなかったことで一線を超えてしまった。

・そらはバレても別にいいやと思っていたため幼い葵に口止めすることも無かった。バレなかったので今も普通に生きている。一応だが葵と同様入れ替わりのために殺したわけではなく、相手への嫌悪感による殺人。

・作中で明かされることは無かったが、そらは良家のお嬢様でイタコは貧乏な三人姉妹の長女だった。尺的に盛り込み切れなかったのでどんなことがあったかはカット。


全然書くことが無かった。本編は1時間もあるので後語りはこんなもんでいいかもしれない。

再生数が落ちてきている中こんな伸びなそうな動画を多大な労力をかけて作るのはたぶん愚策なのだが、創作者的には一区切りついた気がするので良しとする。

以上。


補足)

意外とわかってない人も居そうだったので補足。最後のシーンで血を流して倒れている葵の父とパトカーが停まった玄関前が映る。玄関前の方はゆかりの家であり、ゆかりの母も殺されている。

犯行の流れとしてはまず自宅の包丁を使い、洗面所にいる葵父を背後から刺殺。しばらくは息があり、洗面台をつかんで立ち上がろうとした痕跡あり。

その後血の付いた衣服を着替える。神社に来た時に制服に変わっていることがわかるはず。バッグに雨合羽と包丁を仕舞いゆかりの家に向かう。

インターホンを鳴らし、ゆかり母が出てくる前に雨合羽を着用。玄関扉を開けた出会い頭に正面から刺殺。返り血の付いた雨合羽と血のついた包丁をバッグに仕舞い、今度は神社へ。

葵の父は未発見。ゆかりの母は近所の住民によって通報され、病院に搬送されるも死亡を確認。警察は現場を調査しつつ逃げた犯人の行方を追っている。

というのを推測してくれたらなぁと思う。ゆかりの家の外観を忘れてても、刺されて間もなく蘇生の可能性がある葵の父がそのままにされるわけがないから、これは別の家だと気づけるはず。

葵は衝動的に父親を刺したのではなく、確実に3キルして全てを終わらせるつもりだった。でなければ答えと呼べるほどのものじゃないので。

ただまぁわかる奴にはわかるしわからん奴にはわからんでいい気もする。

ゆかりが葵の父との関係を修復するために体を使ったと思ってる人も居たが、普通に考えて不仲な娘が誘惑してきて手を出すわけがない。ある程度信頼を築いていないとできないことだし、信頼を築けたならそんなことをする意味は全く無い。

葵も自暴自棄になったわけでもなく、ただ本当にやりたいことを考えた時に自分がどうなるかが大したことじゃなかっただけ。保身を考えるならゆかりを許し、父と話し、姉と話す方を選んだ。

「月面旅行の約束」でずん子さんも言っていたが、人生において答えと呼べる選択肢はイエスかノーかの2つしかない。この場合のイエスはゆかりを殺す前に語ったことであり、ノーはこれまでに深く関わった3人ひいてはこの世界を拒絶すること。

その場限りの話ではなく、イエスであればこれから出会う人にも同じことをするし、ノーであってもやはりこれから出会う人にも同じことをしていく。それが答え。

もっとも考え抜かれた選択であろうが思いつきの短絡的な衝動であろうが、傍から見れば一緒くたにされ好き勝手言われるのもまた真理。これはこれで一つの完成形なのでブログに書き残しておくだけで反論したりはしない。

いつかもっと完成度の高い物語を作れたら誰もが全てを理解できるのだろうか。

まぁ無理だろうけど。


幻の生徒会選挙編1

時系列が進んでしまうため来るべき時まで置いておかれるネタ。 忘れないように下書きを残しておく。 夏色花梨は優秀な生徒会長だった。 弓道部の部長と兼任でありながらどちらの職務も疎かにすることなく、学業においても優秀な成績を保ち続けた。 運動部、文化部問わず良好な関係を築き、生徒の代...