2023年3月23日木曜日

就活やーめたっ!!

やめだやめだやってられるかこんなもんってことでやめます。

内定を獲得して即退散とはとんだ腰抜けの云々。

内定承諾書も送ってやりましたから流石に切られることは無いでしょう。

あと1年猶予期間。入社してからも1年間くらいは研修と下働きですからだいぶ安心ですね。

ようやく一息つけますわ。

ということでボチボチ投稿数も増やしていきますかな。と言いつつ全然作ってないけど。


久々にドスパラを覗いたら何故か1万円分くらいポイントが付与されてたので、Logicoolのマウスとキーボード、マウスパッドを買ってみました。

MK295。マウスとキーボードセットで4000円行かないくらい。お得だった。

静音のワイヤレスタイプってとこに惹かれましたね。やっぱりコードが邪魔だったし、タイピング音もでかくて鬱陶しかったんだ。

今使ってますがまぁ静かですね。でもちょっと手応えが乏しい。まだ慣れてないから打ちにくいし。

マウスの方は小っちゃくて使いやすいですね。ゲーミングマウスは大きくて握りにくかったんだ。

Logicool製品ってなんか高級なイメージがありましたけど、安いのは安いんですね。ミニサイズのキーボードとかトラックボールのマウスとかも試してみますかね。

マウスパッドは引き続き大判タイプ。40×90㎝ですね。これ4800円もするんだよデバイスより高い。

前回使ってたのはAsusの大判でした。最近知ったけどこれエイスースって読むのね、私てっきりエイサスかと。

それが44×90㎝で微妙に大きくてクランプ部分に乗り上げてたんですが、今回の買い替えで4㎝分改善されました。それでもまだちょっと乗り上げてるんだけどね。

ニトリで買ったデスクで天板が48㎝しかないのが不便。早く60㎝の奴に買い替えたい。

ついでにPCワゴンも買いました。キャスター付きのボードに乗せてたんですがPC本体を掴んで移動させるのがまあまあおっかなかったんですよ。実際何回かぶつけたし。

それで全体が防御できるようなワゴンを買いました。Amazonで7000円くらい。

Mastluって名前のメーカーでしたね。聞いたことない。

ちょっと評価が微妙で、届いた時も箱はボロボロ、組み立てたら天板にヒビが入ったんですが、まぁ値段を考えたら及第点ってとこでしょうね。

幸いヒビも一か所でちょっとだけだったので壁側にすれば何てこたない。木材の質感自体は結構良くて、耐荷重も問題なさそうですね。

ただまぁわかってたことなんですがサイズがギリギリなんですよね。ガレリアの本体がピッタリ収まると言えば聞こえはいいんですが、たぶん上部の通気が終わってる。

あまり負荷がかかるような作業もしないですし壊れはしないでしょうが、場合によっては中板を外すことも考えとかないとですね。

概ね買ったものはこの通り。ついでなんで配線整理もしようと思ったんですが難しいですね。

結局コンセント類、USB類をワゴンの中段に押し込んでそこからコードを伸ばすスタイルになりました。デスクの側面にケーブルも多少は隠せたんですが太いのは無理でした。

デスクを買い替えた時に本格的にやりましょ。今はもう限界。

あとイヤホンも買いました。

Audiotechnicaのですね。初めてちゃんとイヤホンを選んだのでメーカー名も初耳。

Sonyの奴と悩んだんですが中高音がキレイという売り文句が決め手。合成音声は大体高音ですからね。デザインもかっこいいい。

これも4000円いかないくらい。ちょっと良いイヤホンってレベルですが、聞いてみると全然違いますね。音楽を楽しむためのデバイスっていうのに初めて触れた気がします。

昔は1000円いかないくらいのを買っては壊してを繰り返してました。2年前くらいかな。急に壊れてファミマで2000円くらいのを買ったんですが、意外にも高性能で驚いた記憶があります。そいつはまだ現役。

値段が上がればその分性能も上がる価格帯っていうのがあるもんなんですね。コンビニで売ってるデバイスなんて100均の物を割高で売ってるだけだと思ってました。

このちょっとお高いのはデスクトップ専用にして動かさないようにしてます。断線したら悲しいですし。

普段使いはファミマのが続投ですね。コードが平型で断線にも強いんだこいつ。寝る前とかに使って朝起きたらぐちゃぐちゃになってても安心。

イヤホンは折を見て次のグレードにアップしていきたいですね。


他に欲しいものをメモっとく。

まずはデスクライト。さすがに部屋の照明だけで乗り切るのは限界です。最近視界が暗くなった気がして光量が足りない。

山田照明のZライトっていうのが良さ気。元々工業用の物から始まったブランドらしくて武骨なデザインと出力の高さが売り。

クランプ式で取り付けやすく、アーム式で取り回しやすい。それなのに1万円くらい。…ええやんかぁ。

探せばそういうのもあるんですね。専門店みたいな物にももっと明るくなっていきたいなぁ。照明だけに。

モニターに付けるライトでもいいんですが、Webカメラと併用するのが厳しいみたいなんですよね。USBハブも足りないですし。

これは後で買う。

次にBluetoothスピーカー。Bluetoothじゃなくても可。

オンライン面接が主でWebカメラとモニターに内蔵されたスピーカーで会話してたんですが、ちょっと聞き取りづらいことが多かった。

モニターのスピーカーは裏側についてるので壁に反射した音を聞いてるんですよね。そのせいだと思うんですよ。

指向性のある外付けのスピーカーに変えましょう。今後もちょくちょくオンラインでお話する機会がありそうですし。

イヤホンで聞く選択肢もあるんですが、デスク周りがすっきりし過ぎちゃったので逆に何かを置きたくなっちゃったんですよね。Logicoolのスピーカー買っちゃいましょう。

有線のは安いけどケーブルが邪魔。無線のはケーブルがなくて快適だけど高い。一長一短ですね。

無線でも結局充電用のケーブルが必要みたいですし有線でいいかもですね。

今度ヨドバシカメラ行ったときに物色してみますかね。

最後。オフィスチェア。これも変えよう変えよう思ってズルズルと引き延ばしてきてしまった。

今のはニトリの6000円くらいの。そこまで悪いわけではないんだけどやっぱり物足りない。

ハイバッグ式。頭までもたれかかれる奴。あとリクライニング。できればフットレストも欲しい。

でもこれも高いんだよなぁ。ちゃんとしたの買おうと思ったら3万円以上はする。妥協すれば1、2万円でもあるけど、どうせ買い替えるんなら良いのにした方いいですよね。

一応サンワダイレクトの3万円くらいのオフィスチェアがいいかなって目星をつけてるんですが、座り心地が確かめられないのがね。

ちょっと遠いですがショッピングモール型のイケアまで出向いて、そこで選んだ方がいいかも。

椅子も理想のを求めたら金が幾らあっても足りないですからね。妥協は大切。


こんなとこですかね。最近物欲が溢れてきてる。

生活を豊かにするための欲求。これが心が健康になってきたということか。

LenovoのChromebookが欲しい。7万くらいでそこそこ高性能。ついでだしドッキングステーションも買おう。リモートワークするときに役立つだろうし。切替機があればデスクトップのと併用できるみたいだし。キーボードもマウスもイヤホンももっと色々欲しいな。

欲望は良いものですよ。生きる活力になる。

てとこで今日は終わります。

動画はまた当分出ないでしょうがそのうち再開しますよ。

終了。



2023年3月14日火曜日

悪魔が来りて縦笛を舐めた

「悪魔が来りて笛を吹く」を弄ろうと思ったらこんなことに…なんで…?

クラスの女子の縦笛を舐めたことをきっかけに始まるストーリーとかには使えそう。惡の華みたいにできるかなぁ。ただパクるだけで終わりそう。

没ネタ未満の奴をついでに書いておこう。


1.立派な犯罪

犯罪なんだけど立派な行いなんだろうなって思い込み。

年端のいかない子供が「立派な」という形容詞に引っ張られて犯罪行為を繰り返す。そして悲惨な結末に。

確信犯(元々の意味)が信念に基づいて犯罪行為を繰り返す。そして悲惨な結末に。


2.菜食主義者の血は緑

普通の人間の血は緑色だが、悪魔には真っ赤な血が流れている。

一緒に暮らす男に、そう教えられて育ってきた少女。

男は菜食主義者で野菜しか食べず、少女にも野菜しか食べさせなかった。悪魔たちは動物の死肉を食べると伝え、少女には肉食への嫌悪感を刷り込んだ。

初潮が来た時、少女は自身の身体に赤い血が流れていたことを知る。自身が悪魔だったことに気づいた少女は、ひとり家を出る。

あてもなく彷徨ううち、彼女は保護される。彼女は幼少期に誘拐されて以来、ずっと異常者に監禁されていた。

本当の家族と再会する少女。抱き締めてくる母親の肌に少女は爪を立てた。驚いた顔をする女の肌には赤い血が滲んでいた。

悪魔だ。悪魔は全員殺さなくては。


て感じの奴。血の色は傷がつかない限りはわからないよね。例外はあるけど。

もうちょっと展開を盛り込めそう。


3.光年

光が届く距離?時間?

実は距離と時間って同じものだった?

光年は距離でした。ちょっと混乱しちゃった。

星の光は何光年もかけて地球まで到達する。つまり地球に届くのは過去の映像なのだ。

それを活かしたSF物。


惑星Xから通信映像が届いた。あなたの星で流行っている病の特効薬の作り方を教えるという物だった。

モニターの中、異形の生き物が何やら見慣れない器具を使って薬品を作っていく。荒廃した施設で、このコンピュータだけは辛うじて生きていた。

流行り病によって文明が崩壊したのはもう何百年も前のことだ。今更こんなものを見せて異星人は何がしたいんだろう。男は訝しんだ。


地球の様子が惑星Xに観測されるまでに数百年、惑星Xから地球まで映像が届くのに数百年。それですっかり手遅れって話。

思いついたのは良いもののそんな距離に宇宙人がいるのかって疑問。

ちょっと調べてみたら300光年くらいの所にケプラーっての見つかったらしい。地球に環境が近くて生き物がいるかもって奴。

てことは数百光年くらいの所に未発見の惑星Xがあっても妥当性はあるのかな。

じゃあ他のもそんくらいの距離感で話を作っていくか。


300光年離れた惑星Xから先程連絡がありました。

どうやら危険な宇宙生物が地球に向かっているそうです。

宇宙生物は光の5倍の速度で地球に向かっています。

連絡は宇宙生物が惑星Xを通過した直後に発せられ、光の6倍の速度で地球に届きます。

宇宙生物が地球に到達するのは惑星Xから連絡が来て何年後でしょうか?


バカかテメェは。算数の問題作ってどうするんだ。

でも考え方は合ってる。これをいじっていくんだ。

うむむ。


ある日、地球は異星からのメッセージを受け取る。

曰く、このままでは人類は滅んでしまうため、技術提供を目的とした使者を送ると。

使者の到来に期待や不安を膨らませながらも、人々はなぜ人類が滅亡するのかを議論し始める。隕石、疫病、放射線。人々が導き出した答えは、戦争だった。

戦争によって人類は滅びる。人々は戦争の回避を掲げ、逆に戦争の火種を世界中にばら蒔いた。あの国は戦争を起こそうとしている。あの国は戦争回避のために協力しようとしない。あの国は怪しい。あの国も…

疑心暗鬼の末、国々は戦争を始めた。自国以外を滅ぼせば戦争による人類滅亡は防げるからだ。負けた国は崩れ、勝った国も分裂し、また新たな国が生まれては争いを続けた。

異星人が来るのは支配によって人類を統治し、存続させるためだという意見も上がった。異星人に対抗するために団結して軍事力の増強を目指す派閥と、異星人による支配を受け入れ平和な世の中を望む派閥が生まれ、結局両者で殺し合った。

メッセージが届いてから異星人が地球に到達する10年の間に、人類は滅んだ。

異星人にはわからなかった。なぜ人類が滅んでしまったのか。

人類の文明は進み、人口も増えて地球の資源を使い潰してしまう恐れがあった。このままでは人類は滅んでしまう。だから代わりとなる新たな資源を提供するつもりだったのだ。

発展途上の惑星に技術支援し、新たに利用可能な資源を売りつける。その見返りにその惑星固有の資源や物質を持ち帰る。ただそれだけのつもりだった。

新たな貿易相手になるはずだった惑星の住人は、どこを探しても見つからなかった。

完。


まぁこんな感じか。うん。

地球の様子が惑星Xに観測されるまでの数百年が無視されちゃったな。いや光が届くまでの時間で考えるからいけないのか。

地球の近辺に監視用の偵察衛星を飛ばす。そこから情報が光の数倍の速さで送られる。これでタイムラグはだいぶ無くせる。

逆も然り。地球へのメッセージも光の数倍の速さで届く。ただ使者の乗った宇宙船はそこまでの速度が出ないので、メッセージが来てから数年後に到着する。

整合性は取れたがややこしいな。そこまでSF的な部分を活かせてない気がする。

後でもうちょっといじくろう。


4.スマホを落としただけなのに

スマホを落とした男。捜索を諦め、大人しく買い替える。

数か月後、自宅に警官がやってくる。威力業務妨害で逮捕だそうだ。

何者かが落としたスマホで爆破予告を行ったようだ。男は必死に弁明するが、なぜか自宅から失くしたはずのスマホが見つかり、このままだと捕まると判断して逃走。

警察から逃げながら真犯人を見つけ、無罪を証明しようとする。


て感じ。元ネタがどういうストーリーなのかは知らん。

通信契約がどうなってるのかよく知らない。紛失して機種変更する段階で落としたスマホは使用不能になるのでは?そもそもスマホ本体で識別してるのかアドレスとかで識別してるのか。

スマホを落とした後、機種変更するまでの短い期間に何者かによって爆破予告が行われる。警察視点からは爆破予告を行った後に怖くなって、落としたスマホで何者かが爆破予告したと工作したように見て取れる。

こんな感じか。ちょっと知識不足のせいで練り込めない。


5.事故物件

事故物件に住むことにした男。幽霊なんか出るはずがないと高をくくっていたが、普通に女の幽霊が出て殺されそうになる。

女を殺した犯人だと勘違いされていることに気づいた男は、真犯人を見つけることを約束して命乞いする。

女の幽霊と同居しながら、彼女を殺した犯人を探すミステリ物。


割とオーソドックスな展開。殺人事件自体をどこまで意外なものにできるかが課題。まだあんまり思いつかない。

死人から直接話を聞けるため、警察には無いアドバンテージがある。そのおかげで真相に辿り着けそう。


以上5個くらい。

どれも大したことないような、もっと作り込めたら化けそうな感じ。

たぶん没ネタとしてこのブログに沈む。


2023年3月11日土曜日

生存報告兼ネタ出し

動画投稿もブログ更新もしてないけど生きてます。まあまあ元気です。

何にもする時間ないほど就職活動してるって訳ではないんですが、精神的余裕がなくて何にもしてません。メンタルざこざこですね。

動画は没ネタ集、小ネタ集、あと「見上げた記憶」が冒頭だけ作って放置されてます。

ブログの方だと1個思いついた長めのネタを物語調で書いてたんですが途中で力尽きてます。こっちは近日中に仕上げるかも。

マジでそろそろ忘れ去られそうですねぇ。再生数も落ちまくってますし。

まぁそれはさておき、ネタ出ししておきますか。


①サイレントブルーの開口

ある港町に越してきた女子高生が主人公。家庭内と学内における不和の果て、親戚の家に下宿する形で誰も知る人の居ない町へ。

彼女はあらゆるトラブルに対して「喋らないこと」を処世術としていた。口は災いの元。かつての自身の不和の原因をそう結論づけ、彼女は口を閉ざした。

学年に一つしか無いクラス。学級委員長の少女が主人公の世話係を買って出る。最初は表面的な付き合いを保っていた主人公だったが、彼女の田舎町の少女に似合わぬ聡明さにしだいに心を開いていく。

しかし、彼女の目的は主人公をスケープゴートにすることだった。彼女は彼女にとっての邪魔者を排除するために策謀を張り巡らせており、以前濡れ衣を着せられた同級生は自殺していた。彼女は主人公を死んでしまったその同級生の代わりにするつもりだった。

下校前のクラスルーム、町内のある人物の漁船が破損させられ、沈没した事件。その犯人として主人公が疑われる。偽証によって主人公を陥れようとする委員長。何も言えない大人しい少女のままだったら罪を擦り付けられる。主人公は一歩を踏み出した。

論理的に自身の潔白を証明していくと、逆に委員長が犯人である可能性を指摘する。彼女は狼狽するも即座に対応し、主人公対委員長の舌戦が始まる。苦戦を強いられるも主人公はどこか高揚感と充実感を感じていた。委員長も同じ感情を抱いているように見えた。

闘いの末、主人公は辛くも勝利を勝ち取る。委員長は何も言わない。だがやり取りを聞いていたクラスメートや教師からは、彼女が犯人であることは明らかだった。彼女は敗北を認め、笑った。主人公は生まれて初めて達成感を覚えた。

教室の隅、主人公は一人で海を眺める。クラスメートたちは彼女を遠巻きに見つめ、敵意に満ちた表情をしていた。あの日から委員長は学校に来ていない。隣町に転校するという噂が流れていた。どちらが悪いという理屈は抜きにして、クラスのリーダーだった委員長を追い出したことで主人公は嫌われ、疎まれていた。

だがそんなことは主人公にとって何ら取るに足らないことだった。彼女はもう「自分」というものを手に入れたから。孤独も憂鬱も確かな自尊心の前には掻き消えた。いつか委員長と再戦する日を想像し、彼女は笑った。


【解説】

昔Losstime Lifeの「Blue Star」を聞いて、葵ちゃん用にと考えた奴。自己の確立と周囲からの孤立はセットだよねってのがテーマ。

委員長が行う工作は極めて高校生的なスケールで行う予定。町内の有力者である委員長の家の敵派閥への嫌がらせやイメージダウン戦略、肉親に言い寄ってくる不埒な相手の社会的破滅など。漁船を沈めたのは後者。

主人公が転校してくる以前、気弱な同級生がスケープゴートにされた。彼女は唯一の友人である委員長のため濡れ衣を被ることを受け入れたが、町内での迫害に耐えかねて自殺した。

委員長はどこかゲーム感覚で、自身の優越性を確かめるために上記の行為を行っており、同級生が自殺しても特に罪悪感は抱いていない。主人公が自身と対等に渡り合った時、自分が本当に求めていたものが何かを悟った。

細かい部分が詰め切れずに置いておかれている。気が向いたら作る。


②黒い正方形

主人公は富裕層の少女。大学への進学を機に数名の同級生と共に、ホームレスを対象としたボランティアサークルを立ち上げる。それは彼女が幼少期に感じた貧富の格差に対する彼女なりのアプローチであった。

両親、特に父親はそんな彼女に対して否定的であった。娘は貧しい人たちに対して手を差し伸べようという気がないのかと憤る。父はお前は世の中の事をよく知らないと窘める。彼女にはまだその言葉の意味は理解できていなかった…

ボランティアサークルの活動は順調だった。炊き出しや衣服の譲渡会を行い、就労支援を行う団体と協力してイベントを行った。ホームレスたちから涙ながらに感謝の言葉を述べられ、主人公は充実感に満たされていた。

そんなある日、一人のホームレスの男が彼女に相談を持ち掛ける。ホームレスたちで農業を行う会社を立ち上げたいというものだった。山間部に農地を買い、住み込みの社宅を立て、麓の農業組合から農機具を借りる。初期投資のための資金を提供して欲しい。そんな訴えであった。

彼女は計画には賛同しつつも、学生の身分でそんな金は出せないとやんわりと拒絶する。あんたはあの〇〇グループの社長の娘だろ。男の口からそんな言葉が出る。主人公は驚いた。自身の素性はホームレスたちにはもちろん、サークルの仲間にも言っていなかったからだ。

男は笑いながら釈明する。そういうのはどこからともなくわかるものだと。とにかくあんたから父親に頼んでくれないかと頭を下げた。主人公は父と話してみると告げた。

父親の答えはノーだった。一介のホームレスに経営能力なんかあるわけないと一蹴する父親に、主人公はカチンと来て家を飛び出る。なぜ父は貧する者を、窮する者を突き放すような態度を取るのか。

ボランティアサークルの活動も行き詰まり始めた。やれるだけのことはやった。しかしそれが何の成果にも結び付かないのだ。物を配れば一時的にホームレスたちは豊かになる。だがすぐに元通りになった。

就労支援を行う団体に解決策を聞きに行くも、どこかおざなりな態度だった。ホームレスの多くは仕事を与えられてもすぐに投げ出してしまう。抜本的に生活が変わることはほぼ無いと諭される。

ならばなぜ私はこんなことを…。思い悩む主人公の前にあの男が再び現れる。自分にはホームレスたちの気持ちがわかる。自分ならば彼らを社会復帰させられると。主人公は男に懸けてみたくなり、家のお金にも手をつけながら大金を工面し、男に渡した。男は涙ながらに感謝を述べた。

次の日、男は一人でどこかへ消えた。

塞ぎ込む主人公に父親が語りかける。誰しも若い頃は平等を志すと。だがすぐに能力や境遇以前に、人間には質的な違いがあることに気づく。結局それをどうすることもできずに、自分自身やごくごく親しい人間の幸福だけを追求するようになる。

父親が一枚の写真を差し出す。そこには金を持ち逃げした男が見知らぬ街で遊んでいた。高価な服に身を包み、女を侍らせ酒をあおる。どうするか自分で決めなさいと父親は告げた。

主人公は写真に指でバツ印を描く。父親はにっこりと笑った。

もう彼女の目には不平等に虐げられる弱者の存在など見えなかった。


【解説】

「黒い正方形」ってタイトルだけ思いついてそれに見合う内容を考えてた。貴志祐介の「黒い家」に影響されたね。

内容は大筋はこれでいいけどもっとエグい展開を盛り込めそう。でもあんまり胸糞展開を入れるのもな。

就活しててなんか給与の違い、労働環境の違いみたいなのを多く目にするようになったけどそれに対して…いや違うな。

就職活動に対するモチベーションみたいな話を聞かされる機会が増えたけど、なんか違うなって感じることが多かった。

志望動機や自己PRの違いは大学生活の違いだし、大学生活の違いは高校生活の違い。高校生活の違いは中学生活の違い、中学生活の違いは…て感じで現在は過去の積み重ねの結果なわけじゃないですか。

それはつまり学校生活や家庭環境、身体や知能、脳機能や精神みたいな部分に問題があるから今現在の就職活動でも問題が起こってるわけで、なんか就職活動に対してとやかく言う人ってその部分を無視してるよなぁって。

富士通系列の人がそういう傾向が強かったですね。まぁ本選考受ける前に社風を理解してとっとと撤退できたのは良かったですけど。今後独立系で働くにしても関わりたくないなぁ。

ああっ、就活。就活のことを思い出してしまった。はぁやだやだ。

次の最終面接が来週に控えてるんでそこで決めたいっスね。

本題から逸れちゃいましたし終わりますか。要するに給与や待遇とかじゃなくて人間自体に格差があるって話です。

ま、分を弁えた上で精一杯やるだけですけどね。

長文駄文失礼しました。


2023年3月3日金曜日

卒業だー!(卒業はしない)

卒論発表終わりました。呆気なかったわ。

とりあえずこれで卒業要件は満たした。論文書くのはどうせ卒業しないし後でいいや。

この2か月、発表資料をまとめながら就職活動もきちんと進めてました。

インターンに参加し早期選考を受け、2つの企業を最終面接まで進め、どっちも落ちました。

落ち過ぎておちんちんになる(発狂)。

性格検査で弾かれなかった場合は最終面接まで進めることができるんですけどね、そこでやっぱり落ちるわ。うーん難しいですね。

30分くらい完璧に演じてみせろよって話ですがね。緊張するとすぐボロが出る。

だけどまぁだいぶ仕上がってきたので次か、次の次ぐらいにはイケそう。でももう持ち駒も少なくなってきたんですよね。

20社もエントリーできねぇよ。思いつかねぇもん。

とりあえず3月中はエントリー数を増やしつつ選考を受け、県の職員の募集もちょこっと見ておきますかね。

まだまだ集中して動画編集する時間は取れなそうっスね。いったいいつになったら取れるんだ?

そろそろ肉体も精神も限界が近いからどっか引っかかってくんないかなぁと思う今日この頃です。

短すぎるし何か書きますか。

この前久々に東京に行きました。面接です。

多少余裕をもってスケジュールを組んでたはずなのに乗り換えでギリギリ。会社まで全力ダッシュしてしまいました。

新宿駅が迷宮でしたね。なんで京王線が三本もあるんだよ。

都会には行きたくないWeb面接で済ましてくれ~って思いながら彷徨ってました。

あんまり踏み込んだ話するか考えもんなんですよね。一応身バレを気にした方が良いのか。今更か。

IT企業、SIerって奴に絞って受けてますね。これなら潜り込めそうなんだ。

昨年度の就職活動で食品工場や農業系の会社の多忙な現状に触れ、IT技術を用いて彼らの手助けをするような仕事がしたいと考えるようになった。

非常にそれっぽいし、丸っきり嘘ってわけじゃない。手応えは感じてるから何とかものにしたいですね。

ゲロ吐きそう。食欲もないし食っても下痢になるだけ。

久々に不眠の症状も出て来て明け方しか寝れなくなってきた。

ストレスでパフォーマンスが落ち、その結果またストレスが溜まる。往年の負のスパイラルですね。

いよいよぶっ倒れる日も近そうな気がします。

てことで寝ます。昨日は1時間くらいしか寝れなかったんだ。

グンナイ。


筆始め

いつも帰省中は色々ブログを書き進めてましたが今年は何にも書いてません。なので筆始めです。 昔のカードを引っ張り出して遊んでました。あと普通にダラダラしてた。 そのまま休み気分を引きずってモチベが上がりませんでしたが一応動画を一本作れました。日常系小ネタ集ていう5分くらいの軽いギャ...