「悪魔が来りて笛を吹く」を弄ろうと思ったらこんなことに…なんで…?
クラスの女子の縦笛を舐めたことをきっかけに始まるストーリーとかには使えそう。惡の華みたいにできるかなぁ。ただパクるだけで終わりそう。
没ネタ未満の奴をついでに書いておこう。
1.立派な犯罪
犯罪なんだけど立派な行いなんだろうなって思い込み。
年端のいかない子供が「立派な」という形容詞に引っ張られて犯罪行為を繰り返す。そして悲惨な結末に。
確信犯(元々の意味)が信念に基づいて犯罪行為を繰り返す。そして悲惨な結末に。
2.菜食主義者の血は緑
普通の人間の血は緑色だが、悪魔には真っ赤な血が流れている。
一緒に暮らす男に、そう教えられて育ってきた少女。
男は菜食主義者で野菜しか食べず、少女にも野菜しか食べさせなかった。悪魔たちは動物の死肉を食べると伝え、少女には肉食への嫌悪感を刷り込んだ。
初潮が来た時、少女は自身の身体に赤い血が流れていたことを知る。自身が悪魔だったことに気づいた少女は、ひとり家を出る。
あてもなく彷徨ううち、彼女は保護される。彼女は幼少期に誘拐されて以来、ずっと異常者に監禁されていた。
本当の家族と再会する少女。抱き締めてくる母親の肌に少女は爪を立てた。驚いた顔をする女の肌には赤い血が滲んでいた。
悪魔だ。悪魔は全員殺さなくては。
て感じの奴。血の色は傷がつかない限りはわからないよね。例外はあるけど。
もうちょっと展開を盛り込めそう。
3.光年
光が届く距離?時間?
実は距離と時間って同じものだった?
光年は距離でした。ちょっと混乱しちゃった。
星の光は何光年もかけて地球まで到達する。つまり地球に届くのは過去の映像なのだ。
それを活かしたSF物。
惑星Xから通信映像が届いた。あなたの星で流行っている病の特効薬の作り方を教えるという物だった。
モニターの中、異形の生き物が何やら見慣れない器具を使って薬品を作っていく。荒廃した施設で、このコンピュータだけは辛うじて生きていた。
流行り病によって文明が崩壊したのはもう何百年も前のことだ。今更こんなものを見せて異星人は何がしたいんだろう。男は訝しんだ。
地球の様子が惑星Xに観測されるまでに数百年、惑星Xから地球まで映像が届くのに数百年。それですっかり手遅れって話。
思いついたのは良いもののそんな距離に宇宙人がいるのかって疑問。
ちょっと調べてみたら300光年くらいの所にケプラーっての見つかったらしい。地球に環境が近くて生き物がいるかもって奴。
てことは数百光年くらいの所に未発見の惑星Xがあっても妥当性はあるのかな。
じゃあ他のもそんくらいの距離感で話を作っていくか。
300光年離れた惑星Xから先程連絡がありました。
どうやら危険な宇宙生物が地球に向かっているそうです。
宇宙生物は光の5倍の速度で地球に向かっています。
連絡は宇宙生物が惑星Xを通過した直後に発せられ、光の6倍の速度で地球に届きます。
宇宙生物が地球に到達するのは惑星Xから連絡が来て何年後でしょうか?
バカかテメェは。算数の問題作ってどうするんだ。
でも考え方は合ってる。これをいじっていくんだ。
うむむ。
ある日、地球は異星からのメッセージを受け取る。
曰く、このままでは人類は滅んでしまうため、技術提供を目的とした使者を送ると。
使者の到来に期待や不安を膨らませながらも、人々はなぜ人類が滅亡するのかを議論し始める。隕石、疫病、放射線。人々が導き出した答えは、戦争だった。
戦争によって人類は滅びる。人々は戦争の回避を掲げ、逆に戦争の火種を世界中にばら蒔いた。あの国は戦争を起こそうとしている。あの国は戦争回避のために協力しようとしない。あの国は怪しい。あの国も…
疑心暗鬼の末、国々は戦争を始めた。自国以外を滅ぼせば戦争による人類滅亡は防げるからだ。負けた国は崩れ、勝った国も分裂し、また新たな国が生まれては争いを続けた。
異星人が来るのは支配によって人類を統治し、存続させるためだという意見も上がった。異星人に対抗するために団結して軍事力の増強を目指す派閥と、異星人による支配を受け入れ平和な世の中を望む派閥が生まれ、結局両者で殺し合った。
メッセージが届いてから異星人が地球に到達する10年の間に、人類は滅んだ。
異星人にはわからなかった。なぜ人類が滅んでしまったのか。
人類の文明は進み、人口も増えて地球の資源を使い潰してしまう恐れがあった。このままでは人類は滅んでしまう。だから代わりとなる新たな資源を提供するつもりだったのだ。
発展途上の惑星に技術支援し、新たに利用可能な資源を売りつける。その見返りにその惑星固有の資源や物質を持ち帰る。ただそれだけのつもりだった。
新たな貿易相手になるはずだった惑星の住人は、どこを探しても見つからなかった。
完。
まぁこんな感じか。うん。
地球の様子が惑星Xに観測されるまでの数百年が無視されちゃったな。いや光が届くまでの時間で考えるからいけないのか。
地球の近辺に監視用の偵察衛星を飛ばす。そこから情報が光の数倍の速さで送られる。これでタイムラグはだいぶ無くせる。
逆も然り。地球へのメッセージも光の数倍の速さで届く。ただ使者の乗った宇宙船はそこまでの速度が出ないので、メッセージが来てから数年後に到着する。
整合性は取れたがややこしいな。そこまでSF的な部分を活かせてない気がする。
後でもうちょっといじくろう。
4.スマホを落としただけなのに
スマホを落とした男。捜索を諦め、大人しく買い替える。
数か月後、自宅に警官がやってくる。威力業務妨害で逮捕だそうだ。
何者かが落としたスマホで爆破予告を行ったようだ。男は必死に弁明するが、なぜか自宅から失くしたはずのスマホが見つかり、このままだと捕まると判断して逃走。
警察から逃げながら真犯人を見つけ、無罪を証明しようとする。
て感じ。元ネタがどういうストーリーなのかは知らん。
通信契約がどうなってるのかよく知らない。紛失して機種変更する段階で落としたスマホは使用不能になるのでは?そもそもスマホ本体で識別してるのかアドレスとかで識別してるのか。
スマホを落とした後、機種変更するまでの短い期間に何者かによって爆破予告が行われる。警察視点からは爆破予告を行った後に怖くなって、落としたスマホで何者かが爆破予告したと工作したように見て取れる。
こんな感じか。ちょっと知識不足のせいで練り込めない。
5.事故物件
事故物件に住むことにした男。幽霊なんか出るはずがないと高をくくっていたが、普通に女の幽霊が出て殺されそうになる。
女を殺した犯人だと勘違いされていることに気づいた男は、真犯人を見つけることを約束して命乞いする。
女の幽霊と同居しながら、彼女を殺した犯人を探すミステリ物。
割とオーソドックスな展開。殺人事件自体をどこまで意外なものにできるかが課題。まだあんまり思いつかない。
死人から直接話を聞けるため、警察には無いアドバンテージがある。そのおかげで真相に辿り着けそう。
以上5個くらい。
どれも大したことないような、もっと作り込めたら化けそうな感じ。
たぶん没ネタとしてこのブログに沈む。
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