2023年3月11日土曜日

生存報告兼ネタ出し

動画投稿もブログ更新もしてないけど生きてます。まあまあ元気です。

何にもする時間ないほど就職活動してるって訳ではないんですが、精神的余裕がなくて何にもしてません。メンタルざこざこですね。

動画は没ネタ集、小ネタ集、あと「見上げた記憶」が冒頭だけ作って放置されてます。

ブログの方だと1個思いついた長めのネタを物語調で書いてたんですが途中で力尽きてます。こっちは近日中に仕上げるかも。

マジでそろそろ忘れ去られそうですねぇ。再生数も落ちまくってますし。

まぁそれはさておき、ネタ出ししておきますか。


①サイレントブルーの開口

ある港町に越してきた女子高生が主人公。家庭内と学内における不和の果て、親戚の家に下宿する形で誰も知る人の居ない町へ。

彼女はあらゆるトラブルに対して「喋らないこと」を処世術としていた。口は災いの元。かつての自身の不和の原因をそう結論づけ、彼女は口を閉ざした。

学年に一つしか無いクラス。学級委員長の少女が主人公の世話係を買って出る。最初は表面的な付き合いを保っていた主人公だったが、彼女の田舎町の少女に似合わぬ聡明さにしだいに心を開いていく。

しかし、彼女の目的は主人公をスケープゴートにすることだった。彼女は彼女にとっての邪魔者を排除するために策謀を張り巡らせており、以前濡れ衣を着せられた同級生は自殺していた。彼女は主人公を死んでしまったその同級生の代わりにするつもりだった。

下校前のクラスルーム、町内のある人物の漁船が破損させられ、沈没した事件。その犯人として主人公が疑われる。偽証によって主人公を陥れようとする委員長。何も言えない大人しい少女のままだったら罪を擦り付けられる。主人公は一歩を踏み出した。

論理的に自身の潔白を証明していくと、逆に委員長が犯人である可能性を指摘する。彼女は狼狽するも即座に対応し、主人公対委員長の舌戦が始まる。苦戦を強いられるも主人公はどこか高揚感と充実感を感じていた。委員長も同じ感情を抱いているように見えた。

闘いの末、主人公は辛くも勝利を勝ち取る。委員長は何も言わない。だがやり取りを聞いていたクラスメートや教師からは、彼女が犯人であることは明らかだった。彼女は敗北を認め、笑った。主人公は生まれて初めて達成感を覚えた。

教室の隅、主人公は一人で海を眺める。クラスメートたちは彼女を遠巻きに見つめ、敵意に満ちた表情をしていた。あの日から委員長は学校に来ていない。隣町に転校するという噂が流れていた。どちらが悪いという理屈は抜きにして、クラスのリーダーだった委員長を追い出したことで主人公は嫌われ、疎まれていた。

だがそんなことは主人公にとって何ら取るに足らないことだった。彼女はもう「自分」というものを手に入れたから。孤独も憂鬱も確かな自尊心の前には掻き消えた。いつか委員長と再戦する日を想像し、彼女は笑った。


【解説】

昔Losstime Lifeの「Blue Star」を聞いて、葵ちゃん用にと考えた奴。自己の確立と周囲からの孤立はセットだよねってのがテーマ。

委員長が行う工作は極めて高校生的なスケールで行う予定。町内の有力者である委員長の家の敵派閥への嫌がらせやイメージダウン戦略、肉親に言い寄ってくる不埒な相手の社会的破滅など。漁船を沈めたのは後者。

主人公が転校してくる以前、気弱な同級生がスケープゴートにされた。彼女は唯一の友人である委員長のため濡れ衣を被ることを受け入れたが、町内での迫害に耐えかねて自殺した。

委員長はどこかゲーム感覚で、自身の優越性を確かめるために上記の行為を行っており、同級生が自殺しても特に罪悪感は抱いていない。主人公が自身と対等に渡り合った時、自分が本当に求めていたものが何かを悟った。

細かい部分が詰め切れずに置いておかれている。気が向いたら作る。


②黒い正方形

主人公は富裕層の少女。大学への進学を機に数名の同級生と共に、ホームレスを対象としたボランティアサークルを立ち上げる。それは彼女が幼少期に感じた貧富の格差に対する彼女なりのアプローチであった。

両親、特に父親はそんな彼女に対して否定的であった。娘は貧しい人たちに対して手を差し伸べようという気がないのかと憤る。父はお前は世の中の事をよく知らないと窘める。彼女にはまだその言葉の意味は理解できていなかった…

ボランティアサークルの活動は順調だった。炊き出しや衣服の譲渡会を行い、就労支援を行う団体と協力してイベントを行った。ホームレスたちから涙ながらに感謝の言葉を述べられ、主人公は充実感に満たされていた。

そんなある日、一人のホームレスの男が彼女に相談を持ち掛ける。ホームレスたちで農業を行う会社を立ち上げたいというものだった。山間部に農地を買い、住み込みの社宅を立て、麓の農業組合から農機具を借りる。初期投資のための資金を提供して欲しい。そんな訴えであった。

彼女は計画には賛同しつつも、学生の身分でそんな金は出せないとやんわりと拒絶する。あんたはあの〇〇グループの社長の娘だろ。男の口からそんな言葉が出る。主人公は驚いた。自身の素性はホームレスたちにはもちろん、サークルの仲間にも言っていなかったからだ。

男は笑いながら釈明する。そういうのはどこからともなくわかるものだと。とにかくあんたから父親に頼んでくれないかと頭を下げた。主人公は父と話してみると告げた。

父親の答えはノーだった。一介のホームレスに経営能力なんかあるわけないと一蹴する父親に、主人公はカチンと来て家を飛び出る。なぜ父は貧する者を、窮する者を突き放すような態度を取るのか。

ボランティアサークルの活動も行き詰まり始めた。やれるだけのことはやった。しかしそれが何の成果にも結び付かないのだ。物を配れば一時的にホームレスたちは豊かになる。だがすぐに元通りになった。

就労支援を行う団体に解決策を聞きに行くも、どこかおざなりな態度だった。ホームレスの多くは仕事を与えられてもすぐに投げ出してしまう。抜本的に生活が変わることはほぼ無いと諭される。

ならばなぜ私はこんなことを…。思い悩む主人公の前にあの男が再び現れる。自分にはホームレスたちの気持ちがわかる。自分ならば彼らを社会復帰させられると。主人公は男に懸けてみたくなり、家のお金にも手をつけながら大金を工面し、男に渡した。男は涙ながらに感謝を述べた。

次の日、男は一人でどこかへ消えた。

塞ぎ込む主人公に父親が語りかける。誰しも若い頃は平等を志すと。だがすぐに能力や境遇以前に、人間には質的な違いがあることに気づく。結局それをどうすることもできずに、自分自身やごくごく親しい人間の幸福だけを追求するようになる。

父親が一枚の写真を差し出す。そこには金を持ち逃げした男が見知らぬ街で遊んでいた。高価な服に身を包み、女を侍らせ酒をあおる。どうするか自分で決めなさいと父親は告げた。

主人公は写真に指でバツ印を描く。父親はにっこりと笑った。

もう彼女の目には不平等に虐げられる弱者の存在など見えなかった。


【解説】

「黒い正方形」ってタイトルだけ思いついてそれに見合う内容を考えてた。貴志祐介の「黒い家」に影響されたね。

内容は大筋はこれでいいけどもっとエグい展開を盛り込めそう。でもあんまり胸糞展開を入れるのもな。

就活しててなんか給与の違い、労働環境の違いみたいなのを多く目にするようになったけどそれに対して…いや違うな。

就職活動に対するモチベーションみたいな話を聞かされる機会が増えたけど、なんか違うなって感じることが多かった。

志望動機や自己PRの違いは大学生活の違いだし、大学生活の違いは高校生活の違い。高校生活の違いは中学生活の違い、中学生活の違いは…て感じで現在は過去の積み重ねの結果なわけじゃないですか。

それはつまり学校生活や家庭環境、身体や知能、脳機能や精神みたいな部分に問題があるから今現在の就職活動でも問題が起こってるわけで、なんか就職活動に対してとやかく言う人ってその部分を無視してるよなぁって。

富士通系列の人がそういう傾向が強かったですね。まぁ本選考受ける前に社風を理解してとっとと撤退できたのは良かったですけど。今後独立系で働くにしても関わりたくないなぁ。

ああっ、就活。就活のことを思い出してしまった。はぁやだやだ。

次の最終面接が来週に控えてるんでそこで決めたいっスね。

本題から逸れちゃいましたし終わりますか。要するに給与や待遇とかじゃなくて人間自体に格差があるって話です。

ま、分を弁えた上で精一杯やるだけですけどね。

長文駄文失礼しました。


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