前に「時系列表」で正規ルートをちょろっと書いたがバッドエンドルートも考えてるのでメモ。
全員分あるわけではないが破滅するパターンも想定されている。何らかの方法で未来を見ることがあれば出るかもしれない。
なお正規ルートの未来はセイカさんがいたディストピアだが、セイカさんが過去に来たことで別ルートに進むかはまだ決めていない。そもそも未来編はやらないつもりだが。
1.琴葉葵
いくらでもバッドエンドルートが思いつくため非常に難しい人物。茜は動かないから落っこちないし、ゆかりは本人が尖ってるので落っこちても引っかかるが葵はどこまでも落ちていく。
3周年記念動画でも挙げたが、クラスメートに告白されて付き合うようになる世界線。茜でもずん子でもなく自分を選んでくれた相手に依存していく。
このように男絡みで破滅するのが容易に想像できる一つのパターン。長々書いてもしょうがないので他のもずらずら書き並べていく。
Youtuberルート。そこそこの人気活動者である冥鳴ひまりを筆頭に、春日部つむぎ、雨晴はうがグループYoutuberを結成する。
演劇部のチャンネル登録者を容易に抜き去り、有名になる彼女たち。葵はコラボをきっかけにそちらのチャンネルに顔を出すようになる。
葵の望みは「存在の重さ」を獲得することであり、その方法にこだわりはない。ゆかり達と別れひまり達に付くことも考え始める。
しかし元々の3人組に1人がくっついた関係性は視聴者からも見透かされていて…?
鬼切りルート。「鬼がいる、鬼がいた」のような単発の鬼退治回。
葵の嫉妬の感情を元に生まれた鬼をついな、弓鶴が倒す。しかし、それまでの過程で葵の醜い部分は周囲に知れ渡ってしまう。
たとえ鬼を倒したとしてもその根底となるものを解決することはできず、鬼退治自体の空しさを描く回を作りたいと思っている。
現状その役回りに一番ふさわしいのは葵ちゃん。
将来の話を描いた場合でも就職、結婚などの節目節目でバッドエンドルートに分岐可能。
ただ葵ちゃんに消えられると困るため、基本的にこれらは採用しない。Youtuberルートはリカバリ策が思いついたらやれるかも?
バッドエンドまでは行かない塩梅でできそうなのはうさぎちゃんとの関係。
葵ちゃんとうさぎちゃんは境遇が似ているわけではないが感性が似ている。
生まれ育った家や土地に対して鬱屈した感情を持っており、ここから出て行けば何かが良くなるみたいな。地方で育った若者が東京に行ったら幸せになれるって信じてるみたいな。
うさぎちゃんの掘り下げ回ではその辺りやるかも。「私の刀もイケメンになるべき」のオチとか。
2.東北ずん子
意外にも主要メンバーでバッドエンドルートがあるのは葵ちゃんとずん子さん。
ずん子さんの掘り下げについてはずんだもん誕生、めたん、そら、うさぎとの出会い、大都会との戦いとかが無いと補完できないかも。
正規ルートの未来については「因幡の黒兎」「深海で揺れる炎」を書いてた。中途半端になってたので後で書き足しとく。
正規ルートに行くためにはうさぎの暴走、めたんによるトバリの殺害、旧組織と新組織の抗争が必要になる。
書いてなかったけれど一連の黒幕はトバリさんなので、バッドエンドルートに行く鍵は彼女をどうするかになる。
彼女の本心は誰も知らないので普通にやったら対処しようがないが、1個ふざけた展開を思いついてる。
四国めたんの妊娠である。
日常系のギャグ回を考えていた時、玄野が色んな人とお試しデートする展開を考えていた。
めたん、そら、うさぎの順にデートするけれど、道中でずん子が電柱の陰とかから睨んでいるような。
めたんは性に奔放な人物で「1回くらいなら寝ていいわよ」とか言いそうだと思った。
しかし同時に、それは彼女のスケールを侮っているのではないかとも思った。
「1人くらいなら産んでいいわよ」
彼女ならこう言うのではないかと。
そういうギャグの一つであったが、不思議ともしそうなったら連鎖的に全て変わってくるんじゃないかと気づいた。
めたんがどっかの男と子供を作る。これは周囲に凄まじいインパクトを与える一手である。
めたんは相手に結婚は求めないだろう。だが一人で公園で育てるようなこともしないはず。
では子供のために社会復帰するか。他に手がなければそうするだろうがたぶんそうはしない。
産んだ子供をトバリに押しつける。これが一番ありそうなことだ。
トバリは口ではめたんの非常識さを責めながらも、内心ではめたんに頼られたことに感動する。
トバリは一緒に暮らした数年でめたんのことを家族のように感じており、めたんの子供もまた家族のように感じていた。
トバリは生きる意味を手に入れたことでエージェントとして人々のために働き続ける。
これによりうさぎの暴走、めたんによるトバリの殺害、旧組織と新組織の抗争は起こらなくなる。
「深海で揺れる炎」のところに書き足すつもりだったがここにもまとめておくと、
・海外進出を目指し過激な活動を行う旧組織、旧組織に代わり国内を取り仕切りたい新組織の対立。新組織にはずん子ら東北組と「大都会」。
・旧組織が開発していた能力を目覚めさせる薬が流出。それによりうさぎが暴走し旧組織への敵対心が高まる。
・薬を流出させたのがトバリであることが判明。逃走を阻止する際にめたんがトバリを殺害する。
・一連の流れはトバリによって画策されたものであり、トバリを失った旧組織、うさぎを失った新組織は両者ともに後に引けなくなる。
・トバリは世代交代がしたかった。力によって成り立っているものである以上力によって打ち砕かれる必要があった。けれど本当の目的はかつての自分らしくあること、めたんの気を引くことといった極めて個人的なもの。
話を戻すとめたんの妊娠、出産によりパワーバランスがおかしなことになる。
さすがに子供を預けている以上トバリを手助けしないというわけにもいかず、めたんはエージェントとして復帰し手を貸すようになる。
すると旧組織側のメンバーが厚くなるが、めたんの子供を危険に晒すような上層部の意向にトバリが従わなくなるため組織としては弱体化する。
旧組織が弱いままだと東北組は参戦して来ず、「大都会」とも同盟は結ばない。
旧組織上層部、トバリ、めたんら旧組織のエージェント、東北ずん子ら東北組、ちゃんこ率いる「大都会」で四勢力できるため正面切っての抗争は起こせなくなる。
ずん子は小競り合いに顔を出しつつも着々と自分のキャリアを築いていく。しかし、めたんが離れていったことで野心には翳りができていた。
めたんの行き当たりばったりの何も考えていない行動がずん子をシリアスになり切らせなかった。
最後に一旗上げるタイミングを逃したことで旧組織上層部は老いにより引退。繰り上がりのトバリも能力者としての寿命が近いため、若い風として「大都会」とずん子達にも声がかかる。
因縁のあった相手は既に引退しているため遺恨は無く、無事世代交代を果たし新組織が結成される。めたん、ちゃんこも幹部ではあるが、政治的影響力のあるずん子がリーダーに選ばれる。
めたんの子供も順調に育っており、ずん子は自分が絶対的な管理体制を敷くのではなくゆとりを残して次世代に委ねるような思想へと変化していく。
超能力者の存在が公にされることは無く、ずん子は表は政治家として、裏は組織のリーダーとして一国を牛耳る。その先はしなかった。
友人や家族と過ごす余裕はできたが、全力を尽くさないことに後ろめたさを感じる日々。
そらにこれでいいのかと問いかけるが彼女もまた野心を失っており、ずん子に人類の王になるようには言わなかった。
何も起こらないというバッドエンドルート。
ハッピーエンドのようにも思えるが、ずん子がディストピア化させたことで守られる者たちもいるため必ずしもそうではない。
ずん子が正さなかった歪みは世の中に残り、その歪みは国家ではなく個々人が対処しなければいけない。今まで通りである。
これはこれで悪くないルートではある。もし最終回とかで未来の描写をするならこっちルートかも。
長くなっちゃったので他のサブキャラのバッドエンドルートはまた今度。
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