寓話…教訓や処世訓・風刺などを、動物や他の事柄に託して語る物語
らしい。
ブラックユーモア的なのもこれに当たるのかな?
ゆっくり業者解説とかゆっくり茶番劇商標登録とかの流れを鑑みて、現実…って表現は微妙か。
ネット上の問題や事象に際して、私自身何かを言いたくなる時もあるし、何か言った方が数字を取れそうな感覚があった。
だけどやっぱり直接言及するのは畑違いな気もするし、無駄にコメントや評価が荒れる気もする。
となるとやっぱりこういう表現方法を用いるべきなんじゃないかと思った。
「ずんだもち名人ずんだもん」とか「商標登録されるずんだもん」とか。「商標登録云々」の方はちょっと違うか。
見る人が見れば何が言いたいか分かるって動画が、創作者的にもYoutuber的にもスマートな選択だと見た。
話を作るのが大変という所はあるが、時事ネタを使えるためネタ切れを防止できるという利点もある。
一歩引いた態度で皮肉を言うキャラとして界隈で立場を確立できればかなり美味しいが、さてどうなるか。
ここであれこれ言ってもしょうがないですね。幾つか試してみましょう。
寓話といったらイソップ寓話ですが、「ウサギとカメ」はもうネタにしましたね。
時事ネタと絡めてではなく、いつも通りのことを話に当てはめただけですが…
優秀なウサギと無能なカメ。優秀な人間はどこまでも優れていて、無能な人間はどこまでもダメだって感じに改変しましたね。
こういうのなら他のイソップ寓話でもできるので、とりあえず文章版だけでもそのうち書きます。
「北風と太陽」「アリとキリギリス」「ガチョウと金の卵」「金の斧と銀の斧」「酸っぱい葡萄」「カラスと水差し」
こんな所ですかね。今度ちゃんと本を読んで勉強しておこうと思います。
時事ネタを寓話まで昇華できるかは微妙なんでこれはまた別物の動画として出すと思います。
風刺物という見方なら見習う相手はもっと多いですね。
一枚絵に描き起こした物が一番秀逸ですが、動画にする以上そこまで簡潔だと逆に尺に困ります。
「ゆっくり茶番劇商標登録問題」でも皮肉たっぷりの動画が散見されました。一番良いと思ったのは柚の葉っぱについて解説した動画ですね。
このチャンネルとしては「ずんだもん」を使って現実の流れをなぞるのが一番やりやすいと思います。
ずんだもんが居るだけで一気にファンシーな感じになりますし、東北ずん子ファミリーからキャラの濃い人たちを巻き込めます。
後はそこまで悲惨な感じにせずに、「トホホ、もうホニャララは懲り懲りだ!」みたいな感じで締めれば動画としては完成。
非常に作りやすいし、見られやすい動画に仕上がりそうな気がします。
ずんだもんを酷使しすぎな気もしますけどね。
こういう方向性だと一つ参考にすべきチャンネルがありますので、ご存じの方もいるでしょうが紹介しておきます。
「Fラン大学就職チャンネル」という方です。登録者数30万人、活動期間7年の大手ですが、どこの界隈に分類されているのかよく分かりません。ゆっくり界隈では無さそうなんですよね。
いらすとやの立ち絵にAquestalkの音声を合わせた動画で基本的には就活やキャリアについて扱っており、非常に秀逸な表現を用いることで人気を博しています。
1つ例を挙げましょう。「頭上の現実」という動画です。
とある洋館に入り込んだ男女三人組。一室に閉じ込められ、頭上から降りてくる天井に潰されそうになります。
男女二人は何とかこの状況から脱しようとしますが、男一人は寝そべってスマホを眺めています。
曰く、「やる気がしない」と。
たぶん自分はADHDで鬱病だし、努力できる才能も遺伝子も無いし、親ガチャも外したしこの国も終わってるし…
グズグズと不平を漏らすばかりで何もしない男。
男女二人はそんなことを嘆くより頭上の現実に対処しなければならないと諭しますが、男は聞く耳を持ちません。
病みツイをしてバズって喜んでるうち、ようやく眼前まで迫った天井に気づきます。
彼は狼狽し、激昂します。
「え?俺このままじゃヤバいじゃん!ちゃんとヤバいって教えてよ!」
二人は呆れます。さっきからずっとそう言っていたじゃないかと。
男はひとしきり騒ぐとすぐに諦めます。やっぱり現実はクソだと独り言ちます。
結局二人のおかげで男は助かりますが、男は「神様ありがとう!」と言って走り去るのでした。
そこで舞台は変わり、男は自室のベッドに寝転がりながらスマホを眺めています。
そう言えば6月で就活の面接解禁らしいけど、まだ何もしなくていいよね。
ていうか俺ってADHDで鬱病で努力できなくて親ガチャも外してこの国も終わってて、就活なんか無理だよなぁ。
病みツイしよ…
あ、バズった。
というお話です。
いくつもの教訓が練り込まれたすごい構成ですよね。
主題となるのは就活のことなのでしょうが、差し迫った現実に対して危機感が無く、愚痴をこぼすばかりで何も行動を起こさないという様子が我々のような人間の本質を突いています。
それでいていざ危機的な状況にあることがわかったら取り乱すし、人のせいにしたり開き直ったりで見苦しい事この上ない。
誰かに助けてもらっておきながら感謝することもなく、「何かよくわからないけど何とかなった」という感覚でいるのも耳が痛いですね。
5分程度の尺、いらすとやの素材と機械音声でこれだけのことを伝えるのは凄まじいの一語に尽きます。
長編、短編問わずこうした動画を多数上げているので、まだ見たことのない方は一度目を通すことをお勧めします。
もう就活関係ないだろというレベルで、時事ネタ含む様々なネタを取り込みながら人間のことや世の中のことを教えてくれます。
就活と言えば私もそろそろ何か考えないと、ていうかまだ何も考えてないのは相当ヤバいですね。この話の男とドッコイドッコイです。
私は実はもう大学4年生なんですよ。大学院に進学することで延命を考えているんですが、かといって勉強しているわけでもないんです。
院試は8月末、7月から動画投稿を休止して勉強しようと思ってるんですが、2ヶ月弱でどうにかなるものなんですかね。
じゃあ今からコツコツやっとけよって話なんですが…
全然やる気がしないんですよ。というより興味が湧かない。
別に院に進むほど研究に熱意があるわけでもないし、就職も何にも希望がない。
昔はもうちょっと普通の人生を送れないとまずいみたいな危機感があったんですけどね…
動画投稿、というより創作を始めてから現実のことが益々どうでもよくなった気がします。
何か、何というか、何だろう。
本当に何も考えてないのかな。
院試落ちたら留年するかフリーターになるか、親との関係だって終わるかもしれないのに。
何とかなると思ってるのか、何とかならなくてもいいと思ってるのか。
正直今の私は病んだり塞ぎ込んだりしてた頃よりも社会不適合っぷりが増してると思います。
Youtubeで食っていけるようになればそれが一番なんですけどね。
あと一年。院試受かれば三年。
うーんわからん。
なんか本筋から逸れてきたんでもう終わりましょう。
長文駄文失礼しました。
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