まーた活動期間が空いてるのでとりあえずブログ更新。
ようやく本腰を入れて卒業論文を書き始めました。何をしていたのか全然思い出せない。
去年の春から秋にかけて行った研究をまとめるだけなんですが、記憶も記録もあやふやで難航しています。なんとか4月中には…
今後の予定をちょっと整理します。
とりあえず10月の内定式までは特にやらないといけないことは無い。はず。
4月で卒業論文は終わらす。で12月まで休学して1月に復学してすぐ卒業。復学願いは10月ごろ提出(忘れない!)。
8月に内定者の顔合わせがオンラインであって、それまでは必須の集まりはない。卒業証明書(予定)と健康診断書を準備できしだい提出。健康診断は5月の初め。
10月に内定式ついでに東京を探索。新居を探して年内に引っ越し。その際家具は買い替え。デスク、冷蔵庫、洗濯機。
他にやっといた方がいいこと。バイト、資格取得。バイトは単発、あるいは夏季休暇中の短期。資格はとりあえずのITパスポート。StudyingあるいはUdemyを試してみる。試験日を2か月前に予約する(忘れない!)。
こんなもんかな。
生存報告がてら書き始めただけですしちゃっちゃと切り上げて動画編集します。マジで投稿者としての人権がなくなる。
今作ってる奴の冒頭だけ上げとく。文章で先に完成させようとして力尽きたんだ。
「愚蛇愚蛇」
男は自身のことを探偵だと名乗った。
テーブルを挟んで向かい合い、コーヒーをすする。
うだつの上がらない男だと思った。現実社会で探偵なんてロクな職業じゃない。
「不倫なんてしてませんよ。」
小馬鹿にした声をかける。
こちらをじっと観察していた男がきょとんとした表情を浮かべる。
「ああ、いや、そういうんじゃありませんよ。まぁ確かにそういうのも普段はやってますけど…」
男は愛想笑いを浮かべながら言葉を濁す。早く本題に入ってほしいという意味だったのだが伝わらなかったのだろうか。
苛々とテーブルを指で叩く。私のそんな様子に男はようやく言葉を切り出した。
「今回お話を伺いに来たのは貴女の素性の件です。」
指が止まる。覚悟していたこととはいえ、いざその時が来ると手が震え始めた。ついに報いを受ける時が来たのだ。
「…なんでしょう。」
「何から話せばいいんでしょう。ええと…」
男はどこまでも歯切れが悪い。ここまで来て何をそんなに躊躇うことがあると言うのか。私の素性に対して言及すべきことなど一つしか無いだろう。
「あれはもう済んだことです。今更掘り返されるいわれはありませんよ。」
「まぁそうなんですがね。そうも言ってられないわけですよ。」
さっぱり話が進まない。こいつさては頭が悪いんじゃないだろうか。探偵を名乗るからにはもう少し頭が切れるものかと思っていた。
「用があるなら早くしてください。明日も仕事なんです。」
私に促され男が言葉を続ける。
「…いくつか質問していきますのでそれに答えて頂けますか?」
「わかりました。」
私は断罪の時を予感し、焼けるような焦燥感と不思議な高揚感に包まれていた。
「まず一つ、あなたはなぜ今の勤め先に?」
「…どういう意味です?」
意外な質問に虚を突かれる。
「ああ、まあ、ちょっとずつ問題を解き明かしていこうと思いまして。そんなに気負わずに答えてください。」
「なぜって言われても派遣されたからですよ。それともなぜ派遣で働いてるのかってことですか?」
「…ふぅむ。ではなぜ派遣で働いてるのか教えてください。」
なんだこいつ。私の素性を知っていればそんなこと明らかだろうに。
「高校を途中で辞めちゃいましてね。ろくな職にはつけませんよ。」
もっとも派遣会社には高卒だと嘘をついている。どっちでも大して変わらないが。
「高校で何かあったんですか?」
白々しい。
「別に。面倒になっただけです。」
私も白々しく返す。
「今の勤め先は長いんですか?」
「いえ、まだ1年も経ってません。」
まどろっこしいやり取りに辟易する。退屈さから徐々に視線がテーブルへと落ちていく。
「では、前の勤め先はどうでしたか?」
思わぬ切り口からの攻勢に目線を上げる。男はまるで世間話をするかのように素知らぬ顔をしている。
「前のところはそこそこ長かったですね。3年くらいでしたでしょうか。」
「そこで何か変わったことはありましたか?」
「…さあ?憶えてないですね。」
やはりだ。こいつは私の死神だったのだ。
私の素性を知り、私の所業を知っている。
私がこれまでに犯した殺人の全てを知っているのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿