2024年7月29日月曜日

祟り、願い、救い

前回の三種の神器に加え幾つか思いついたのでメモ。

在庫が増えてホクホクである。


①藁小屋と狼

ゼミの研究の一環でとある漁村を訪れた結月ゆかり。

村長の老婆と孫娘のミナトに勧められ、古い祠を訪れる。

興味本位で祠に触れたところ、老朽化が進んでいたのか倒壊。

村長に「あの祠を壊したんか!」される。


村の外れにある小屋に閉じ込められ、一夜を明かすことになる。

ミナトから鍵を手渡され、何があっても朝まで扉を開けてはいけないと言われる。

開けなければ大丈夫という言葉に不安げなゆかり。

一人になった後、小屋の中を調べると血痕が見つかる。


翌朝、村長とミナトが小屋を訪れる。

表情の暗いミナトを村長は叱咤する。

1年に一度は人を捧げないと村の誰かが襲われることになる。

余所者を犠牲にするのは仕方のないことだと。

鍵の壊された扉を開けると、中には誰もいない。

今までにないパターンに動揺しながらも、別の場所に連れて行かれただけかもしれないと互いに言い聞かせる。

ミナトが何かに気づき、小屋の中へと足を踏み入れる。

切り離されたノートの紙片、そこには一言…

「やっぱり帰ります」

背後で獣じみた唸り声と老婆の悲鳴が聞こえた。


逃げたのはまずかったかなぁと悩みながら歩くゆかり。

だってあんな扉と鍵で何かの侵入を防げるようには思えないし、それを抜きにしても居座ってたら祠の修繕費とか請求されるかもしれないし。

まぁなんとかなるだろと自分を納得させる。

帰ったらお祓いに行こうと心に決めるのだった。


ミナトは鍵のかからない扉を必死に押さえつける。

向こうからは祖母の絶叫と助けを呼ぶ声が響き渡る。

絶対に開けてはならない。一人食べれば終わるはずだから。

開けなければ大丈夫…開けなければ大丈夫…



②三顧の願い

路上で弾き語りをする弦巻マキ。

「いい歌ですね。」

視線を挙げると着物姿の少女が立っていた。

マキは久々に褒められたことにはにかむ。

少女は少し考えた後、歌のお礼に3つ願いを叶えてあげると言う。

冗談を言っていると思ったマキは、何の気なしにプロになりたいと答える。


それから暫くして偶然プロデューサーの目に留まったマキは、ミュージシャンとしてデビューすることになる。

人気が出始めサイン会を開くようになった頃、あの少女が再び現れる。

願いが叶ったのが彼女のおかげかはわからないが、感謝を伝えるマキ。

それを見て満足そうな笑みを浮かべた少女は、次の願いを尋ねる。

マキは躊躇いながらも、半分愚痴交じりにプライベートの悩みを口にする。

自分の活動を親に認めてもらえていないこと、好きな人に興味を持ってもらえていないこと。

少女は頷いた。


数年が経ち、マキの人生は順風満帆そのものだった。

ミュージシャンとしての人気は確立され、親や恋人にも応援してもらえるようになった。

しかし長年のオーバーワークが祟ってか、喉を痛め歌声を出せなくなってしまう。

思い悩む彼女の前に三度あの少女が現れる。

困ってると思って助けに来たと笑う少女。これが最後の願いになる。

考え込むマキに少女は明るく語る。病気を治してほしいじゃなくて、一生健康な体にしてほしいと願えばいい。そしたら死ぬまで安泰な生活だと。

少女の健気な様子にマキは笑みをこぼす。

「それもいいかもしれないけど…やっぱり…」

マキはしゃがれた声で呟いた。

「夢から覚ましてほしい。」


「…いいのですか?」

少女は戸惑いと悲哀の表情を浮かべる。

マキは穏やかに笑うだけだった。

気づくと二人が最初に出会ったあの場所に戻っていた。

ギターを抱きながら路傍に立ち尽くすマキ。

彼女を見ているのは少女だけだった。

誰も足を止めることも目をやることすら無い。

「わかってた…」

マキが絞り出すように呟く。

「私を認めてくれないってことくらい…私を好きになってくれないってことくらい初めからわかってた…!」

「それでも…!」

涙を流すマキの瞳は強く輝いていた。

「明日も歌うから…また聞きに来て。」

少女は4つ目の願いを叶えると約束した。



③傘差し様

学童の建物の向かい。古めかしい木塀の続く路地には傘を差した女の幽霊が出るという。

背の高いその女性は傘を忘れた子どもの前に現れると、傘を差して家まで送ってくれるのだ。

彼女は「傘差し様」と呼ばれ、子どもたちの間では昔から親しまれていた。


妹のきりたんから「傘差し様」に送ってもらったと聞かされた東北ずん子は、毎日彼女を迎えに行くことを決める。

高校生になったずん子にとって「傘差し様」の存在は不審者以外の何者でもなかった。

最近反抗的になっていたきりたんは姉の過保護にうんざりした様子を見せる。

お姉ちゃんだって昔「傘差し様」に送ってもらったことがあったはずだと訴えられ、ずん子は遠い記憶を辿る。

スーツ姿の女性に傘を差して送ってもらったことが確かにある。だがあれはただの親切な人、あるいはやっぱり不審者だ。

ずん子の決定は覆らなかった。


それから数日後、雨空の下二人は口論になる。

きっかけは些細なことだった。

今日の朝、雨が降るという予報を見たずん子はきりたんに傘を持つように言いつける。きりたんは晴れた空を見て雨なんか降らないと言ってつっぱねた。

その答え合わせがどうだったかというと、小雨だった。

だから傘を持っていけと言ったのにとずん子。この程度なら傘なんかいらないときりたん。

意地を張って言い合いを続けた二人はつい熱くなりすぎてしまう。

もし雨が降ってもまた「傘差し様」に送ってもらえばいい!お姉ちゃんなんかいらない!

ああそう!じゃあ勝手にしなさい!あんたなんか知らない!

雨の中、傘も持たずに駆けていくきりたん。

遠ざかっていく背中を睨んでいたずん子だったが冷静さを取り戻して彼女を追いかける。

どうしてこんな風になってしまったのだろう。前はあんなに仲良しだったのに。あの子がもっと小さい時は…

雨足が強くなっていく中、速度を速める。速足から駆け足へ。

きりたんが赤信号を突っ切っていくのが目に入り、そのままずん子も横断歩道を駆け抜けようとする。

傘を差したままのずん子の視界では、横から迫ってくる車には気づけなかった。


ぼやけていく意識の中、目に映るのはきりたんに渡すはずだった傘と、気づかずに走り去っていく彼女の背中。

そんなに濡れたら風邪を引いてしまうかもしれないから…

傘を…あなたに…


学童の建物から出てきた少女が一人、不安げに空を眺める。

雨の勢いは衰えることなく、傘を忘れた彼女の行く手を阻む。

視線を下ろすと、向かいの路地に傘を差した女性が立っていた。

少女と目が合うと、制服姿のその人は優しく笑った。



④一人の帰還者

おまけ。ヘンゼルとグレーテルを意識したけどほぼ原形無し。


まずはこうして無事に助かったことをお喜び申し上げます。あの事故の生存者は残念ながらもう諦めていました。

なんせ冬の雪山への墜落事故です。救助活動もままならず、生き残りが居たとしても見つけられたかどうか…

一点質問があります。あれから一週間になりますがどうやって麓まで辿り着いたのですか?


警官の質問に彼女は虚ろな目で一言だけ答えた。

「二人だったから。」



2024年7月28日日曜日

鏡、勾玉、剣

夏に向けたホラー三枠。

最初に思いついた鏡に連想され勾玉、剣に関する話も作成。


①姿写しの鏡

テーマは複製。


4時44分ちょうどに踊り場にある姿見を覗くと鏡の世界に引きずり込まれる。

音街ウナの語るありがちな怪談を東北きりたんは鼻で笑い飛ばす。

不満げなウナにきりたんは昔からある話だと告げる。自分も小学三年生の時に聞いて試したが何も起こらなかったと。

がっかりした様子のウナを尻目にきりたんは読書に戻る。


放課後、委員会の仕事で遅くなったウナは例の姿見の近くを通りがかる。

どうせ何も起こらないよねと姿見の前へと立つ。

ゆらゆらと踊ってみせるが普通に自分の姿が映っているだけである。

そのままクルリと回ってみる。

視界の端、一瞬だけ捉えた鏡には立ったままこちらを見つめている自分の姿が映っていた。

驚いて離れようとしたウナの腕を鏡の中から伸びてきた手が掴む。

引きずり込まれそうになるのを耐えながら、必死に助けを呼ぶ。

その時、鏡の割れる音が響き渡った。


鏡の破片と投げつけられた単行本が踊り場に散らばる。

きりたんはウナの手を引き、姿見の前から引き離した。

礼を言うウナを横目に、単行本を拾うきりたん。

ひびの入った姿見からはもう腕は伸びてこなかった。

鏡を割ってしまったことをどうするのかと問われ、逃げるしかないと笑うきりたん。

ウナは自分がやったことにしていいから謝った方がいいと笑う。

ふときりたんから表情が消える。

鏡を見つめるその目は何かを考えているような、何かを思い出したような。

また鏡に映る姿が動き出したのかと身構えるウナに、きりたんは優しく笑いかける。

姿見の前を離れ、階段を下りるきりたんとウナ。

あの怪談には続きがあるんですよ。

きりたんが口を開く。

鏡の中に引きずり込んだ後、代わりに鏡の中の自分が出てくるんです。

それを思い出してました。


割れた鏡にきりたんの姿が映る。

涙を流しながら手を伸ばしていた彼女の姿は、4時45分になると同時に消えた。



②一連なりの勾玉

テーマは融合。


ネットショッピングで不思議なアクセサリーを見つけた花隈千冬。

白と黒の対となった勾玉のイヤリングで、互いに片方ずつ身につけることでその二人は結ばれるというものだった。

友情にも恋愛にも。そんな謳い文句に苦笑しながらも千冬はそれを購入する。


千冬には気になっている相手が居た。同じクラスの紲星さんだ。

高校からこの町に引っ越してきたという彼女はクラスでは高嶺の花だった。

新雪を思わせる白い髪と物憂げな青い瞳。

彼女とどうにかお近づきになりたかった。

買ったはいいもののプレゼントを渡すような間柄ではなく、彼女を目で追うしかない千冬。

そんな折、紲星さんが先輩の女子と話している姿を目撃する。

クラスでの姿とは異なり、人懐っこい様子で先輩に絡む紲星さん。

言い知れない失望と嫉妬心を覚えた。


それから千冬は先輩と紲星さんの仲を裂こうとし始める。

しかしその目論見は上手くいかず、やがて紲星さんには嫌われるようになる。

降り積もったフラストレーションは、いつしか紲星さんへの敵意に変わった。

ある日、階段を降りようとしていた彼女を後ろから…


動かなくなった紲星さんを前に我に返る千冬。

ただ仲良くなりたかっただけなのにどうしてこんなことをしてしまったのか。

後悔の涙を流しながら、あれからずっと持ち歩いていた勾玉のイヤリングを彼女の耳につける。

自分には黒の勾玉、彼女には白の勾玉。

世界がぐにゃりと歪んだ。


次の日の朝、何事も無かったように学校が始まる。

教室の席が一つ少なくなっていることに気づく者はいない。

放課後、いつものように先輩が彼女に声をかける。

右耳に黒の勾玉、左耳に白の勾玉。

黒と白の入り混じったその少女は嬉しそうに笑った。



③縁断ちの剣

テーマは分離。


これは「エンダチノツルギ」だと四国めたんが語る。

良縁だろうと悪縁だろうとその人との因縁を確実に断つことができる。

夏色花梨はそんな御託はいいから早くあの男との縁を切ってくれと頼む。

自分にずっと付き纏ってるあの男との縁を…


高校3年生の夏、ちょっとしたきっかけで付き纏われるようになった他校の男。

地域の有力者の息子のようで強硬な手段も取れず困り果てていた頃、友人の伝手で胡散臭い霊能力者を頼ることになった。

半信半疑だったが駄目で元々と縁切りをしてもらった。

それから驚くことに一度もあの男の姿を見ていない。

噂によると彼は交通事故に遭い入院しているそうだ。

めたんの話を思い返す。

因縁を断ち切った相手とはどれだけ近づこうとしても近づくことはできず、それでも尚近づこうとすれば災いが降りかかる。

もう生涯あの男に付き纏われることは無いのだと思うと清々しい気分だった。


それから10年、そんな出来事もすっかり忘れた頃、花梨には付き合っている男性が出来ていた。

近々結婚も考えていて順風満帆な人生だった。

ただ一つ懸念点があるとすれば彼の持病だった。

ある夜道、発作を起こし路上へ蹲る彼。花梨は携帯で救急にかけようとする。

繋がらない。

見ると画面は暗くなっていて電源ボタンを押しても何の反応も返さなかった。

こんな時に故障かと焦りながら公衆電話を探す。

誰かに助けを求めようとするが辺りはしんと静まり返っていて人の気配はない。

結局離れた公衆電話まで辿り着き、電話をかけようとする。

繋がらない。

怒りと悲しみで取り乱し、電話機を蹴りつける花梨。

尚も助けを呼ぶ方法を探そうとする彼女の耳に、ブレーキ音が届く。

突っ込んできたトラックは電話ボックスごと彼女を押し潰した。


運び込まれてきた患者を悲しげに見つめる白衣の青年。

首を振り、死亡診断書の作成に取り掛かる。

まだ若いその女性の損傷は激しく、身元確認すらできていない状況だった。

かつては恋情に振り回されストーカー行為にまで手を染めた彼も、10年の月日を経て立派な救命医へと姿を変えていた。



④呼び声トンネル

おまけ。小春六花の出番が無かったから。


ランニング中、「おーい、助けてくれー!」という声に足を止める小春六花。

声の出所を探していると小さなトンネルに行き着く。

「大丈夫ですかー!」と声を返しながらトンネルに踏み入れる六花。

すると反対側の出入り口から走り去っていく人影が見えた。

いたずらだったのかと呆れる六花。

踵を返し立ち去ろうとする。


気づいたらトンネルの反対側に立っていた。

状況を理解できない六花。

今度は反対側の出入り口から出ようとする。

再びトンネルの反対側へ、元々入ってきた方へと移動していた。

ループしていることに気づいたのはそれを何度か繰り返した後だった。

得体の知れない状況に混乱し、取り乱す六花。

「誰か!誰かいませんかー!助けてくださーい!」と叫ぶ。

「大丈夫かー!?」と遠くから声が返って来る。

人に見つけてもらえたことがわかり安堵する六花。

だがその時あることに気づく。


「おーい、助けてくださーい!」と引き続き声を上げながらタイミングを見計らう。

トンネルの向こうから誰かが足を踏み入れたのを見届け、走り出す。

出入り口がループすることは無く、そのまま脱け出せた。

六花はそのまま振り返らずに走って行った。

「いたずらだったのか?」と怪訝な顔をする少女。

彼女がトンネルから出られなくなったのに気づくのは、もう少し後のこと…



2024年7月26日金曜日

オーバーレトロ

新社会人になって早4か月、大して何もしないまま時が過ぎ去ってしまった。

8月になるとついにプロジェクトに配属され、忙しくなるだろうがさてどうなるか。

振り返ると4月に「そろそろチャンネルを伸ばしに行こうか」の雑談回が1本、「再」「睨」「憶」のショートホラー3本を合わせた4本。

5月に「あんまり仲良くない二人」「カスみたいな言説を垂れ流す結月ゆかり」の日常系2本、琴葉葵の「補遺」前編の1本を合わせた3本。

6月に「小ネタ集6」「肝試しに行く演劇部」の劇場系2本、琴葉葵の「補遺」後編の1本を合わせた3本。

7月に「月喰」の単発劇場が1本、「魂を分けた他人」「黒塗りの王子様」「青春の茜い海」の青春系3本を合わせた4本。

意外とコンスタントに動画投稿を続けることはできた。

再生数の方は1000~3000を前後。登録者数は増えたり減ったりしてたが微増していよいよ8000人に到達しそう。

チャンネルを伸ばすようなことはほぼできず、増加傾向を保つだけで精一杯といったところ。

ニコニコ動画がサイバー攻撃で吹っ飛んだこともあってか「肝試しに行く演劇部」で再生数が増えたが、特にその後波に乗ることも無く今に至る。

全体を見るとニコニコ動画からの移住組の動画再投稿もあってちょっとだけ活気が出てきたようには思える。このまま勢いを盛り返すかは不明。

最近はずんだもん一辺倒な傾向はなくなったが、ピンク系の短尺動画が主流でやはりアウェー感はある。

逆張りしたいという思いが出てるわけではないが、キャラの掘り下げ、世界観の掘り下げという昨年から取り組んでるテーマに気を持ってかれすぎなきらいは感じる。

結局のところそれらの動画群は続き物であり、視聴のハードルがどんどん高くなってしまう。ついでに作る側のハードルも上がる。

5月の日常系動画くらいなら何の予備知識もない人でも楽しめるかもしれないが、「補遺」は言わずもがな、最近の青春系三部作などは完全に身内向けになってしまってるだろう。

一概にそれが悪いというわけではないが、増加傾向を保つためには初見が入り込める動画を絶やしてはならないということが今後の留意点だと考える。

正直言って単発の気軽に作れる動画はネタ切れ気味である。劇場系のホラー路線も日常系のギャグ路線もあまりグッとくるのが思いつかない。

一度気分を変えるためにかつて手をつけずに放置した脚本でも掘り起こしてみようかと思う。

まとめ。

これまで通り月3~4本の投稿頻度をキープ。内1~2本は初見でも理解できる内容のものにする。

現在はストックを切らしてしまっているので、できれば短尺動画を作るか、分割して前後編にすることで時間を稼ぎ、長尺動画を作る。

動画のラインナップは以前の記事で記載の通り、気分や再生数と相談して制作していく。

また、ニコニコ動画も来月には一応復旧できるそうなのでこれまでの動画も徐々に出していく。

Youtubeとニコニコ動画で時間差投稿にするいい機会なので一気には出さない。

そんなところ。短いのでメモ書き程度に最近新登場の、紡乃世詞音、双葉湊音、まだ買ってないけど宮舞モカに関する雑感を書いとく。


①紡乃世詞音

当初の想定だと天真爛漫な少女のつもりだったが、思ったより声の調子が上がらなかったためややミステリアスの少女になる。

あまりテンションが高いわけでもなくチャラついてるわけでもないが、なんとなく上位カーストの人間だろうなと感じる。

誰に対しても分け隔てなく接し仲良くなれるが、本気で楽しんだりぶつかったりすることは無さそう。射に構えてるわけではないが超然としてる印象。

特に悲惨な過去や鬱屈した感情が描かれることは無い。

青山探偵事務所シリーズがちゃんと作成された場合はヒロインになる。その時はもう少しテンション高めかつバカっぽく。

青山龍星、白上虎太郎と共に高校1年時の青春ミステリで補完予定。詳細はまだ詰め切れていない。

青山と恋仲になったことで、他の女子よりは一歩リードしたお姉さん的な扱いを受ける。


②双葉湊音

こんな雑なキャラづけでいいのかという気もするが、他にないだろという気もする。ひたすら「青春」に執着する青春妖怪。

声はよく通り使いやすいが少し嘘っぽい気もする。単純に変な子にするか本当はちょっと無理してる子にするかは未定。

CevioAIの画面に映ってるアイコンの顔が怖い。目がイっちゃってる。

「なあお前、青春しろよ。」とか「どうして青春できないのか一緒に考えてみよう!」とか異様な詰め方をしてきそうな気迫がある。

実際にギャグでそう言わせても面白そうではある。

私立高校2年で詞音と同じクラスを想定。詞音には「青山君とはどこまで青春したの?」とかウザ絡みしてそうな印象。

どんな役回りにするかは考え中。同じく雑なキャラづけをされてるWhiteCul雪と双璧を為す存在になるか、学校の枠にとらわれず他のキャラを引っ張り回すイベントメーカーになるか。

使い勝手は良さそうだが来るべき時まで温存しておく。


③宮舞モカ

陰キャっぽい少女(悪口ではない)。作中世界では居そうで居なかったキャラ。

今一つ他キャラとの絡みが湧かない弦巻マキの掘り下げ要因になるだろうと思われる。

公式設定として高校進学時にイギリスから帰国、喫茶「マキ」の常連とのことで、まだゆかりに避けられてた頃のマキを知る人物となり得る。

個人的には新聞部辺りに所属してくれてると扱いやすいがそうするかは未定。

同学年でずん子、葵と同じクラス。これで多少はバランスがとれる。

まだ作中世界でどういう存在なのかわからない初っ端で「私はオタクじゃありませんっ!!」をぶっこむ予定。

弦巻マキの「補遺」を作る時に結月ゆかり「雫」と一緒に購入予定。


こんなとこです。まだあんまり書き過ぎないようにしてるとことホントに思いついてないとこがありますね。

無節操にキャラを増やし続けるのも問題ですが、居るからには出さないわけにはいかないというのが投稿者心理。地道に頑張っていきましょう。

そんなこんなで今日は終わります。

長文駄文失礼しました。


2024年7月17日水曜日

誰が何をどこまで知ってるんだよ

作中世界の作り込みがだいぶ進んできてはいるが、私のキャパシティの上限も見えてきている。

今週の動画は途中までミリアルちゃんとうさぎちゃんに接点があるの忘れててヤバかった。そうだ去年の夏の動画で会ってたじゃん。

やらかさないように1回整理しておこうと思う。


現状ある程度のキャラクター性を持っているのは約50名。とんでもない人数だがこれでも主要な音声合成キャラを網羅できているわけではない。

大きく3つの派閥に分類される。

一つ目が結月ゆかりを中心とした演劇部組。最も出番が多く、演劇部シリーズと補遺によって掘り下げられている。

二つ目が東北ずん子を中心とした東北組。補遺、拾遺、日常系とシリアスとギャグどちらにも対応し得る。

三つ目が冥鳴ひまりを中心とした私立高校組。日常系でギャグ中心でやるつもりではあるが他のにも出ないわけではない。

時系列順に整理しようとすると1年がループしているという問題が出てきてしまうが、なるべく順番に記載していく。

演劇部結成時。ゆかり等が高校2年生。この時点での関係性はゆかり、あかり、茜、葵、マキ、ずん子の6人。教師の桜乃そらは既知。同級生として小春六花、宮舞モカ、花隈千冬が存在。弓道部の先輩として夏色花梨とずん子には接点あり。

演劇部黎明期。東北きりたん、イタコと繫がりができる。この際ずんだもんと接点ができたかは未定。音街ウナ、水奈瀬コウの存在を知る。

演劇部中期1。マンネリ打破のための外部人材の応募が行われる。アリアル、ミリアル、四国めたん、ずんだもんと出会う。同時期、マキを仲立ちに春日部つむぎ、雨晴はうと接触。

演劇部中期2。九州そらを認知するが特に接点は無し。私立高校組と距離が近づき、出演依頼が行われるようになる。ほぼ同時期、京町セイカ、月読アイとも接点ができ、出演依頼が行われるようになる。

演劇部最新期。中国うさぎが家出し、冥鳴ひまりが登校しだす。演劇部、東北組、私立高校組の交流が活発化する。


便宜上全てのキャラを3グループのいずれかに分ける。一部重複あり。

①演劇部組

2年:結月ゆかり、琴葉茜、琴葉葵、弦巻マキ、東北ずん子、小春六花、宮舞モカ

1年:紲星あかり、花隈千冬

3年:夏色花梨

学内:桜乃そら、フィーちゃん

学外:アリアル、ミリアル、京町セイカ、月読アイ

②東北組

東北家:東北ずん子、東北きりたん、東北イタコ、ずんだもん、四国めたん、九州そら、中国うさぎ

小学校:音街ウナ、水奈瀬コウ

大都会:大江戸ちゃんこ、中部つるぎ、関西しのび、北海道めろん、沖縄あわも

関係者:夜語トバリ、役ついな、伊織弓鶴、後鬼、リリン、つくよみ

③私立高校組

1組:冥鳴ひまり、春日部つむぎ、雨晴はう、青山龍星、玄野武宏、白上虎太郎、櫻歌ミコ、小夜、波音リツ、WhiteCul雪、猫使アル、猫使ビィ

2組:雀松朱司、紡乃世詞音、双葉湊音

教師:麒ヶ島宗麟、後鬼(偽名:如月)

街の人:剣崎雌雄、ナースロボタイプT、もち子さん、No.7


これらを踏まえて現状の整理。

結月ゆかりが演劇部の活動に勧誘するかどうかで関係性を整理していく。

初期段階。琴葉茜、琴葉葵、紲星あかり、弦巻マキ、東北ずん子、桜乃そらの6人。小春六花、夏色花梨、花隈千冬は認知してはいるが勧誘はしない。

第二段階。東北きりたん、東北イタコ、音街ウナ、水奈瀬コウが追加。アリアル、ミリアル、四国めたん、ずんだもん、春日部つむぎ、雨晴はうが追加。きりたん、イタコ、ウナ、めたん、ずんだもんは接点あり。アリアル、ミリアルとめたん、ずんだもんは接点あり。

第三段階。京町セイカ、月読アイ、青山龍星、玄野武宏、白上虎太郎、櫻歌ミコ、小夜が追加。セイカは演劇部、桜乃そら、東北イタコとのみ接点あり。アイちゃん先輩は演劇部と桜乃そらとのみ接点あり。冥鳴ひまり、波音リツ、WhiteCul雪、雀松朱司、麒ヶ島宗麟、後鬼、剣崎雌雄は存在を認知。一部音声提供を依頼する。

第四段階。九州そら、中国うさぎ、冥鳴ひまりが追加。役ついな、伊織弓鶴の存在を認知。フィーちゃん、夜語トバリ、リリン、つくよみと接触予定。


昨年4月より補遺にて演劇部5人と東北ずん子の掘り下げを開始。夏までに結月ゆかりの補遺が完了。

昨年8月の夏の日常系により東北家と私立高校組の掘り下げを実施。主要メンバーの描写を終える。

昨年10月、琴葉茜の補遺を完了。

今年3月、拾遺、及び日常系により京町セイカ、月読アイ、雨晴はう、剣崎雌雄、青山龍星、紡乃世詞音の補完を終える。更に拾遺にて四国めたん、中国うさぎの補完と役ついな、伊織弓鶴の描写を終える。

今年6月、日常系にて紲星あかりと弦巻マキ、結月ゆかりと琴葉茜の関係性を補完。琴葉葵の補遺において琴葉葵と東北ずん子の補完を終える。

今年7月、結月ゆかり、琴葉葵、琴葉茜の補完を終える予定。同時にグループの垣根を超えた新たな繋がりを描写。

今後の予定。

東北ずん子の補遺にて、東北ずん子、東北きりたんの補完を終える。

日常系にて東北きりたん、音街ウナ、水奈瀬コウを補完。東北きりたん、音街ウナ、ずんだもんの関係性を描写。

拾遺にて夜語トバリ、リリン、つくよみと接触。琴葉葵→中国うさぎ→夜語トバリ。琴葉茜→役ついな→リリン、つくよみ。

拾遺にてフィーちゃん、ナースロボタイプTを補完。生徒会に所属する小春六花、夏色花梨、花隈千冬と、病院に勤める剣崎雌雄、ナースロボタイプTを描写。


こんなところです。全然終わりが見えない。今年中に弦巻マキと紲星あかりの補遺まで終わらせられるのだろうか。

宮舞モカを参入させるならどのタイミングかな。高校1年生のまだマキとゆかりが仲違いしていた頃に喫茶店に通う描写はやりやすい。あと個人的には新聞部みたいなのに所属してくれていると動画的に助かる。

さすがに後回しですけどね。来週の動画で使うので双葉湊音とついでにフィーちゃん、小春六花、夏色花梨、花隈千冬は購入予定。

全てを作り終えた時はいよいよ引退ですからまぁのんびりやっていきましょう。

ということで長文駄文失礼しました。


筆始め

いつも帰省中は色々ブログを書き進めてましたが今年は何にも書いてません。なので筆始めです。 昔のカードを引っ張り出して遊んでました。あと普通にダラダラしてた。 そのまま休み気分を引きずってモチベが上がりませんでしたが一応動画を一本作れました。日常系小ネタ集ていう5分くらいの軽いギャ...