2023年1月30日月曜日

雪山の怪

私は休日を利用して登山に来ていた。

澄み渡るような晴天の下、真っ白く染まった雪山の景色が良く映える。

重そうに雪を背負った常緑樹の合間を縫い、頂上へと歩を進める。

行程は順調そのものだった。

最初のうちは…


天気が崩れ始めたのは頂上付近に到達した後だった。

初めは少し日が陰ってきたかな程度だったが、瞬く間に吹雪が視界を覆った。

山の天気は崩れやすい。そんなこと飽きるほど聞いていたのに。

私は下山を急いだがすぐに道がわからなくなり、ビバークを覚悟した。

不自由な視界の中、丁度良さそうな場所を探していた時、それを見つけた。

山小屋だ。

私はこれ幸いにと中に転がり込んだのだった。


下調べの際にはこの辺りに山小屋は無かったはずだが…

不思議に思いながら小屋の中を見回す。古びてはいるが荒れてはいない。

「おい。」

不意に声をかけられ、息が止まる。

暗闇の中に誰かの気配を感じる。どうやら先客がいたようだ。

「あんたも吹雪で下りられなくなったのか。」

「ええ。残念ながら。」

姿はよく見えない。声から察するに中年の男だろうか。

同じ境遇の相手が居たことに安心感が芽生える。

「お互い難儀なものですね。」

「…そうだな。」

声が暗い。当然か。遭難しているようなものなのだから。

湿っぽい床に毛布を敷き、腰を下ろす。

バッグの中からコーヒーの入った水筒を取り出し、一口含む。冷たい。

「いつ頃からこちらに?」

「もうずいぶん前だ。」

携帯を開く。やはり圏外だ。

ラジオをつける。やかましい機械音が響き、ノイズ交じりの音声が…

「消せ!!」

「え?」

「すぐに消せ!!」

男の突然の怒声に驚き、ラジオの電源を切る。

私も男も何も喋らない。

山小屋に吹きつける雪と風の音だけが残った。

「…あの、何ですか?」

困惑と少しの苛立ちを込めて問いかける。

こういう時はちょっとでも外部の情報を得なければ…

「二人目だ。」

「は?」

「二人目の男はそれで出て行った。ラジオからそいつのお袋が危篤だってニュースが流れて、ベッドに伏せながらお前の名前を呼んでるって…」

何を言ってるんだ?

男の方を見る。相変わらず姿は見えない。

声からはふざけている感じはしない。むしろ怯えているような。

「何の話をしているんですか?」

「…最初は4人いたんだ。他の奴らはみんな出て行った。」

男が暗闇の中で大きく身じろぎするのがわかった。

「あいつは俺らのことを誘い出そうとしてる。この小屋の中から引っ張り出そうとしてるんだ。ここに居れば安心なんだ。あいつはこの中までは…」

うわごとのように男が語りだす。どうやら錯乱しているようだ。

「落ち着いてください。他にも仲間がいらっしゃったんですね。」

「ああ。」

「そして彼らは出て行った。」

「ああ。」

この吹雪の中で下山を試みるのは無謀だ。だが精神が追い詰められるうちに判断を誤ってしまったのだろう。

「不安な気持ちはわかりますがそう気を落とさずに。もしかしたら無事下山して今頃助けを呼んでくれているかもしれませんよ。」

「はっ!そんなわけないだろう!俺は見たんだ!外に出て行こうとする奴らの身体を真っ白い腕が掴んでるのを!」

…男も限界が近いようだ。

私はどうしたものかと考えあぐねていた。ラジオを聞きたいがあまり男を刺激すべきでないだろう。

2、3日閉じ込められても問題ない程度の食糧は持ってきているが、男はどうだろう。

「ところで食糧などは…」

バンッ!!

弾かれたように山小屋の扉を見る。

雪や風ではない。何かが扉にぶつかった音。

「来た!また来たんだ!お前が来たから!」

男は半狂乱になって叫び出す。

「…以前出て行ったあなたのお仲間かもしれませんよ。」

私は立ち上がり、扉に向かう。

「よせ!開けるな!お前も連れて行かれるぞ!」

「大丈夫ですよ。」

男を適当にあしらい、声をかける。

「誰かいますか?今開けます。」

やめろやめろと騒ぐ男を無視する。

「すまんな。やっぱり吹雪が酷くて進めたもんじゃないから戻って来たんだ。」

扉の向こうから誰かの声がする。男と同年代の声に感じた。

「ほら、やっぱりあなたのお仲間ですよ。」

男を振り返る。男はイヤイヤと言うように首を振っている。

「違う。そいつは違う。偽者だ。」

「そんなわけないでしょう。」

「そんなわけないだろ。」

扉の向こうの彼も同調する。

「三人目だ。そいつは決死の覚悟で出て行った。このままこの小屋の中で死ぬのを待つくらいなら山頂で死にたいと言って出て行った。帰って来るわけがない。」

男は絞り出すような声で語った。

「あの時はどうかしてたんだ。頼む、入れてくれよ。」

ふと違和感を覚える。

耳を澄ます。吹き荒ぶ雪と風の音が騒がしい。

「外はまだ吹雪いてますか?」

「ん、ああ猛吹雪だよ。」

「…そうですか。」

扉から離れ、抑えた声で話す。

「入りたければ自分で開ければいいじゃありませんか。」

「手がかじかんで動かないんだ。そっちから開けてくれよ。」

やっぱり変だ。耳が良すぎる。

外はもっと吹雪の音が大きいはずなのに、どうして小屋の中の声が聞こえているんだ。

それに声の調子もあまりに普通だ。震えてもないし、焦ってもない。

「どうした?早くしてくれないと凍えちまうよ。」

「…とっくに凍え死んでないとおかしいんだよ。」

男が呟く。

私も背筋が凍るような感覚だった。

じっと立ち尽くす。

私も、男も、扉の向こうの何者かも喋らない。

雪と風の音がうるさい。

「頼む。開けてくれ。寒いんだ。もう耐えられない。」

打って変わって泣きそうな声が扉越しに伝わる。

「頼むよ。一人は怖いんだ。中に入れてくれ。」

私はじっと目を閉じ、その時を待った。

「開けろ!開けろよ!なんで開けてくれないんだ!ふざけるな!裏切者!早く開けろよぉ…」

声はやがて怒声に変わり、最後には意味のわからない叫び声になって、途絶えた。


「あれは何なんですか?」

「知るわけないだろ。」

男がぶっきらぼうに答える。

それはそうだ。強いて何かと答えるならば山の怪だろう。もっともその名づけには何の意味もないが。

「これからどうします?」

「どうしようもない。吹雪が止めばあるいは…」

男は言葉を続けない。

自分たちはもう助からないんじゃないか。

お互い同じことを考えていることは容易に想像できた。

コンッコンッ。

軽いノックの音が響く。

「コウ君、聞こえる?」

若い女の声だ。聞き慣れた…

「恋人か?」

男の問いに頷く。

「コウ君、聞こえてるんでしょ?」

耳を塞ぎ、その時を待つ。

「一人目はこれでやられたんだ。」

男の呟きが聞こえる。

「ねぇ、コウ君。お願いだから…」

聞きたくない。なんて残酷なことをするんだ。

「お願いだから目を開けてよ。」

耳から手を離し、扉へと目を向ける。

「だから登山なんてやってほしくなかったんだよ。いつまで待っても帰って来なくて…病院から連絡が来たとき私がどんな気持ちだったかわかる?」

何…何を言ってるんだ…?

「目覚めたら絶対ひっぱたくからね。このまま死んじゃったら絶対許さないからね。だから…」

「聞くな!!」

男が叫ぶ。

「耳を貸すな!あいつはお前を騙そうとしてる!」

あの声は本物なのではないか。私は病室のベッドで眠っていて、今見えているのは幻覚。

いや、山の怪が見せた幻影だ。

「あれは偽者だ!!」

叫ぶ男を見つめながら後ずさる。少しずつ、少しずつ扉の方へ。

「あなたは…」

男の姿はまだ見えない。最初からずっと闇の中だ。

「待て!待ってくれ!お前が行ったら俺はまた一人になってしまう…一人は怖いんだ…」

扉の向こうの何者かは力尽くでは中に入って来れない。目の前の男も力尽くでは外に出ていくのを止められない。

人ならざる者には人ならざる者のルールがあり、それを破ることはできない。

何故だかそんな考えが頭に浮かんだ。

後ろ手が扉に触れる。私はそのまま振り返って扉を開けた。

真っ白い腕が私の眼前に伸びる。

判断を間違えた。

















とっさに閉じてしまった目を開く。

あまりの眩しさに目を細める。

目の前に広がる光景は病室の天井…ではなかった。

辺り一面に広がる雪景色。見上げると青空が広がっていた。

「お前も俺を置いて行くのか…」

男の声がした。

振り向いた先に山小屋など無かった。

どこからどこまでが幻影だったのか。

私は麓に向かって歩き出した。

踏みしめる雪は固く、足取りは軽かった。

振り返って山頂を見上げる。

澄み渡るような晴天の下、真っ白く染まった雪山の景色が良く映える。

山の神は女性だと聞いたことがある。あの白い腕は女性のものだったような気がした。

私は山頂に向かって深々と頭を下げた。

















…おかしい。

さっきも同じ場所を通った。

麓に向かって下っているはずがいつの間にか上に戻っている。

振り返って山頂を見上げる。

山の神は女…

女とはそういう物か。



【解説】

コウ先生用の怪談。想定より長くなっちゃった。

ありきたりな展開でもここまで詰め込めば逆に新鮮だろ。

誰が敵で誰が味方かわからなくなるけど、結局全員敵だったていうオチ。

小屋から出られないのと山から出られないの。どっちがマシかな?

 

ただの友達じゃない/瓶詰の楽園

しばらく忙しくて5分未満の動画くらいしか作れなそう。

てことでそれ用のネタを何個かまとめておきます。 

小ネタ集にするか短編単発にするかは未定。


①ただの友達じゃない

「ごめん、待った?」

彼女が息を切らせながら駆け寄ってくる。

私は首を振り、彼女に微笑みかける。

「ううん、僕も今来たところ。」

「いつも待たせちゃってごめんね。」

「いいよ。僕が呼んだんだから。」

彼女が息を整える様子を見つめながら、呟く。

「その服、似合ってるね。」

「ありがと。今日のために新しく買ったの。」

彼女がいたずらっぽく微笑む。


彼女と並んで街を歩く。

最近寒さが厳しくなってきたこと。駅前の書店が無くなってしまうこと。

他愛ない話が弾む。

こんな風に話せる相手は彼女だけだ。

そっと彼女の右手に私の左手を伸ばす。

触れてもいいのだろうか。わからない。

「お、デートか?」

不意に声をかけられ手を引っ込める。

私は恐る恐る声の主へと顔を向ける。

ニヤニヤと笑う顔。見覚えがある。

確か大学のゼミで一緒の…

「お前も隅に置けないな!」

快活に笑う男、名前は思い出せないが私も笑みを返す。

「ただの友達だよ。」

「ホントにか~?」

「ホントだって。」

少し焦りながら彼女の方に目をやる。

困ったような笑みを浮かべているが嫌そうな感じは見えない。

私はホッと一息ついてそいつを追い払った。

「はいはい邪魔者は消えますよ。」

男は首をすくめて去っていく。

知り合いに会うのは初めてだった。

今後はもっと遠くの場所に行くようにしよう。

そう心に決めた。


映画館。隣の席に座ってスクリーンを眺める。

古典的なデートプラン。

長い時間を喋らずに過ごせる利点にどうしても頼ってしまう。

チラリと彼女を覗き見る。

彼女の目は真剣にスクリーンを見つめている。

私は浮ついた自身の心持ちを恥じ、視線を正面に戻した。

その時、私の左手にそっと彼女の右手が重ねられた。

温かい感触に驚いて彼女を見る。

彼女は変わらずスクリーンをまっすぐ見つめている。

その目がどこか熱っぽく潤んでいるように感じたのは私の願望だろうか。


映画館を出ると辺りはもう薄暗くなっていた。

冷たい風が火照った体にちょうどいい。

楽しげに映画の感想を語っていた彼女が足と口を止める。

「そろそろ時間だね。」

名残惜しそうなその笑顔に胸の奥がざわめく。

「次はいつ会えるかな。」

「…2週間後くらいなら。」

「私、待ってるからね。」

彼女はぺこりとお辞儀すると、駅に向かって歩き出した。

私は彼女を追いたい気持ちを押し込め、寒空の下で立ち尽くしていた。

風が冷たい。


アパートに着いた時にはすっかり夜だった。

ベッドに飛び込み、天井を睨む。

彼女ともっと深い関係になりたい。友達なんかよりももっと。

どうすれば彼女との仲を深められるのだろうか。

…仲を深めたいと思ってもいいのだろうか。

スマートフォンの電源をつけ、画面に映る彼女の笑顔を見つめる。

予約画面に移るが、支払い残高が足りない。

彼女はタダの友達ではないのだ。


【解説】

無料と書いてタダと読む。了。

レンタル友達サービスのお話でしたね。ご利用は計画的に。

レンタル彼女なんて代物が実際にあるらしいですね。現実の方が生々しいな。

とりあえず形にはできましたがまだまだ想像が膨らむ余地がありますね。

最初は軽い気持ちで友達をレンタル。だけどやって来たのは女の子。緊張というか疑いというかそんな感情を募らせながらも共に過ごすうちに、いつしか友情を通り越して恋情が。

女の方はどうでしょう。男をたらし込んで金を搾り取る悪女か。仕事だってことを忘れて本気になっちゃう純情ガールか。

その辺りをはっきりさせるのは野暮ってもんですね。

デートの描写が思いつかねぇし小っ恥ずかしいですわ。


②瓶詰の楽園

真っ暗い路地での出来事だった。

深夜までの残業にはすっかり慣れたが、終電を逃したのは初めてだった。

もはや疲れたとも休みたいとも思わない。

ただ機械的に家へと歩く。

「…もし。」

誰かに呼び止められた気がして足を止める。

「もし、そこのお方。」

声の主は皺くちゃの老人だった。

薄汚れてみすぼらしい。ホームレスだろうか。

「ああやっと誰かに気づいてもらえた。年のせいかあんまり大きな声が出ないもんで。」

声量の問題ではないだろう。こういう時多くの人間は無視することを選ぶ。

「一つお願いがあるんだが聞いてはもらえんか。」

老人が縋るような目つきでこちらを見上げる。わずかな逡巡の末、頷く。

老い先短い人間の頼みを無下にするほど腐ってはいない。

「ありがとう。ありがとう。」

大げさに頭を下げて喜ぶ老人を見つめる。何かを探せばいいのか、どこかに連れて行けばいいのか。

老人の頼みは意外なものだった。

「お願いって言うのはな、これを貰って欲しいんだ。」

差し出された手の上には一つの瓶が乗せられていた。

ジャムを入れるような小さな瓶。暗くて中身は見えない。

「儂の最高傑作だ。これを閉じ込めるのにどれほどかかったか。」

得体の知れないその瓶に私は気圧される。中身はいったい何だろう。

老人はにっこりとこちらを見つめている。

私は恐る恐るそれを手に取り、眺める。

まだよく見えない。

「どうぞご覧になってください。」

老人が街灯を指さす。

私はそちらに歩み寄り、明かりに向かってそれを掲げた。

少しくすんだガラス越し、瓶の中をじっと見つめる。

青々とした草木が広がり、色鮮やかな鳥や蝶が舞い踊っている。

美しいと感じた。

ミニチュアだろうか。だけどこれはあまりに精巧で、生き生きとし過ぎている。

「これはどうやって…」

振り返った先にもう老人はいなかった。


それから私はその瓶を眺めるのに病みつきになった。

どうやって作ったのか、中はどうなっているのか。興味は尽きなかった。

毎日夜遅くまで仕事に出るのが億劫になった。一日中瓶を眺めていたかった。

いつしか私の頭の中をある考えが支配するようになった。

瓶の中に行きたい。

私はその固く閉ざされた蓋を開けた。


気づけば私は草原に立っていた。

青々とした草木が広がり、色鮮やかな鳥や蝶が舞い踊っている。

見上げると澄み渡るような青空が広がっていた。

私は楽園に辿り着いたのだ。









…おかしい。

最近草や木に元気がない。動かなくなってしまった鳥や蝶もいる。

空には厚い雲が広がり、空気も息苦しい。

いや…息苦しいというよりもこれは…

臭う。


閉め切った部屋の中、肉が腐った臭いが立ち込める。

腐乱した指が瓶から離れ、ベットリと黒い跡を残す。

開け放たれた瓶の口へと澱んだ空気が流れ込んでいく。

瓶詰の楽園は緩やかに朽ちていった。


【解説】

私にしちゃ珍しい傾向の話ですね。こういうのなんて言うんだっけ。幻想文学?

瓶詰めの食品って一回開けたら急激に悪くなっちゃうよねってことから考えました。

蓋を開けたことで魂は瓶の中に。外の身体は抜け殻だから蓋を閉められない。

体は腐敗を始め、澱んだ空気は開け放たれた瓶の中へ…て奴。

老人は誰なのかとか、瓶は何なのかとか、なんで男は瓶の中に行けたのかとか。論理的な説明は一切なし。

ぶっちゃけこういうタイプの話は好みじゃない。でも思いついたからには書いとく。

老人も瓶も素材がねぇから動画にしにくい。


以上2つ。いつもはこの形式だと3つやるけど結構長めだからまぁいいでしょう。

まだ形にしてないネタが何個かあるのでしばらくブログに色々書いてます。

追加のボイスロイドも買うか考え中ですね。水奈瀬コウ、京町セイカ、月読アイの3人。

コウ先生は役柄的に使い勝手が良さそう。男だからあんまり出したくないけど。

この前上げた「補講」って言う短編に使いたい。題名「旅立ちの日に」に変えようかと思ってるんだけどどう?

セイカさんも唯一無二。SF系の話に使いやすそう。未来から来たセールスマンの役とかできるかな。

アイちゃん先輩はまだ話が思いつかない。ここまで幼いと使いづらいよね。でもかれい先生の立ち絵があるというアドバンテージがデカい。

3人とも旧式だから合わせても3万行かないのはお財布に優しいですよね。いや別に優しくは無いか一月分の食費くらいだし。

これまでの活動でYoutubeから17万、ニコニコから1700円手に入れてる。ボイロで儲けた金はボイロに使うぞ。

そんなことよりてめぇは就職活動しろよって気もしますが、今は耳を塞いでおきます。いややってはいるよ、やってはいるんだよ一応。

そんなこんなで今日はおしまいさっさと寝ます。

長文駄文失礼しました。


2023年1月27日金曜日

ガガギゴゴゴガ ギゴゲグ?

書くだけ書いて投稿はしない奴。

間違って公開されてたら笑え。

追記)動画出したんで投稿します。やっぱ作ってみるとだいぶ内容変わるね。


ガガギゴゴゴガ ギゴゲグ?

それはいきなり始まった。

おはよう。

いつもどおり声をかけた私にあの子は首をかしげた。

何を言ってるの?


友達も、先生も、お父さんもお母さんも私の言葉がわからなかった。

私は頑張って話した。普通に話してるよって話した。

だけどみんな困った顔を浮かべるばかりで、ふざけないでと私に言った。

みんなおかしくなったと思った。


ある日、大きな病院に連れて行かれた。

白衣のおじさんは心の病気じゃないかと言った。

ストレスから言葉が話せなくなったんじゃないかと。

黙れ。私はストレスなんて感じてない。

私はちゃんと話しているのにお前たちが聞いてくれないんじゃないか。


私は話さなくなった。

変なこと言わないで、普通に話してと親が泣くから。

何も話さなくなった。

いつもだんまり。いつもへらへら。

私だってお話ししたいのに。


久々にあの子といっしょに帰った。

あの子は最近なんで話してくれないのと聞いた。

話してるよと答えた。

心の中で。

いつもだんまり。いつもへらへら。

あの子は怒って駆けだしちゃった。

危ないよって声が出そうになったけど、きっと伝わらないと思って口を閉じた。

そのとたん道からおっきな車が飛び出してきてあの子にぶつかった。

あの子はふわぁーって宙を舞ってアスファルトの上で動かなくなった。

車はちょっと止まったけどそのままどっかに行っちゃった。

私はあの子に近づいて大丈夫って声をかけたけど、それも聞こえてなくて。

誰か、助けて。

私は大きな声を上げて助けを呼んだ。

友達が車にはねられて大変なんです。

歩いている人に助けを求める。

その人はちょっと驚いた後、嫌そうな顔をして去って行った。

もしもし警察ですか?友達が車にはねられて大変なんです。

公衆電話で警察に電話をかける。

お巡りさんはいたずら電話はやめろって怒って切っちゃった。

誰か助けて。誰か。

町を駆け回る。

誰にも聞こえない。誰にも伝わらない。

どうして私の言葉がわからないんだ。


私は何もできなかった。

あれから一度も家を出ていない。

きっと私がおかしいんだ。

そっと呟く。

私の言葉、聞こえる?


【解説】

題名のインパクトだけで決めた。

わたしのことば、きこえる→ああいおおおあ、いおえう→ガガギゴゴゴガ、ギゴゲグ

これだけ~。ガ行に変更された理由とかは説明無し。

皆さんも感じたことがあるでしょう。

自分が話している言葉と他人が聞こえている言葉が同じなのかどうか。

声や活舌であったり意味合いであったり人によって色々でしょうが、この物語ではわかりやすい形で差異を生じさせてみました。

自分の話が理解されないから何も話さなくなるってのはあるあるですよね。

なんか久々にザ表現っていう話で不思議な感じですね。

最後タイトルが表示されるとき、セリフはちゃんと「私の言葉、聞こえる?」って読み上げる予定。

動画ならではの演出ですね。


2023年1月12日木曜日

どきどきマジックショー!!

レディーースエーーンドジェントルメ!

今宵皆様にお見せする手品には種も仕掛けもございません!

その名も人体切断マジック!

この通り台座の箱には何の仕掛けもございません!

中が空洞だったり、左右にずれたりなんてこともありません!

こちらのノコギリにも何の仕掛けもございません!

堅いヒノキの棒だってこの通り!ギコギコ切れちゃいます!

この世紀の奇術に挑戦するこの少女にも、もちろん何の仕掛けもございません!

特別な装備もありませんし、特殊な技能もありません!

家族も故郷もありませんし、戸籍も人権もありません!

このためだけに育てられましたから、生への未練も死への恐怖もありません!

さぁそれでは始めましょう世紀のマジックショー!

イッツショォーーターーイム!!



ふと思いついたやつ。

ホントに切るんじゃないかって違う意味でドキドキしちゃいますね。

それだけ。使い所がわからんね。

これじゃ短いから使い所がわからないのを何個か書いとく。


①リスカ

「こう見えて私だって脱いだら凄いんですよ。」

「嘘つけペラッペラやないか。」

「手首とか。」

「そういう凄さは求められてないねん。」


②手を出す

「据え膳食わぬは男の恥って言うじゃないですか。」

「私女ですけどね。」

「あぁ早く手ぇ出してくれないかなぁ、チラッチラッ。」

「グーでいいですか?」


③まだよくわかってない子供

「コラッ、悪いことした時はなんて言うの(怒)?」

「生まれてきてごめんなさい(泣)。」

「まったくあなたは本当にクズなんだから(笑)。」

「エへへ(喜)。」


どんなタイミングで使うんだって感じのですね。

4コマ漫画とかなら使えるかな?絵なんか描けないけど。

ネタ帳みたいなのにメモッときたい小ネタもたまに書いときましょう。

どんどんブログが雑多になってくぜ!

まだ小ネタ集も完成してないのにもう1月半ばですよ。

半失踪状態ですね。


2023年1月10日火曜日

新年あけおめ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

途中まで作ってた振り返り動画は完成前に年が明けてしまったのでボツです。

就職先も決まらずもう1年職探しに奔走する羽目になりました。情けないね。

結局何一つ直接的なことは言えませんでした。

どっか入りやすそうな業界探さないとですね。

それはさておき。

年明けにPCを起動したらMicrosoftから通知が。クリックしていくと自動でOneDriveが起動。

次々と同期されていくファイルたち。私はすぐに同期を止め、OneDriveからファイルを取り戻しました。

これまで隔離するだけで放置してきましたが、こいつは生かしておいちゃいけない奴だと気づきましてCドライブからデリート。コントロールパネルからもアンインストールしました。

これでもう復活しないだろうと胸を撫で下ろしたのも束の間、おかしなことが起こりました。

ファイルが開けない。テキストファイルも音声ファイルも開けない。

インターフェイスがサポートされていませんとの表示。

なんのこっちゃわからないので調べてみたところ、dllファイルなるものがデリートされたのではないかと見当がついた。

全くもって消した覚えはないし、ゴミ箱からも発見されなかったのですが、まあ現に不具合が起こってるんだから消えちゃったんだろうってことになった。

そこから色々ネットに転がってる情報を調べて試しました。

コマンドプロンプトに何やら打ち込んでみたり、復元ポイントで回復させてみたり。

でもまぁ上手く行かなくていっぺん最初からやり直すしかないなってことで、Windowsを再インストール。アプリと設定を保持したままでの再インストールでは直らず、個人用ファイルのみを保持した再インストールでようやく直りました。

長く苦しい戦いだった。ていうかその後作業環境を再構築する方が長かったけど。

OneDrive。奴は触れてはならない存在だったのだ。

いやまあホントにOneDriveだけが悪いのかはわかりませんけど。私が勢い余ってメチャクチャなことやってたのかもしれませんし。

でももう触りたくねぇなってことでCドライブ上に奴はまだ残ってます。今は動きを止められてるけどまたいつか動き出すかも。

これまで不具合が起きる度やらなきゃやらなきゃと思いつつやらずにいましたけど、遂にバックアップをちゃんと取るようにしました。めんどくさいし邪魔くさいんだこれが。

でもいちいち再インストールとかやってたら時間がいくらあっても足りませんからね。コラテラルダメージって奴ですよ。違うか。

そう言えばなぜOneDriveを敵視しているのか書いてませんでしたね。まぁMicrosoftユーザーならこいつに辛酸を舐めさせられた人も多いでしょうが。

こいつはですね起動した瞬間、PCのドキュメントとピクチャを全てクラウドに同期しようとしてくるんです。クラウドってのはネットワーク上の倉庫みたいなもんですね。

クラウドに保存されてれば、別のデバイスからアクセス出来たりPCが吹っ飛んでもデータが無事だったりとまぁ色々と利点はあるんです。

ですがねこいつはマジで何でもかんでもクラウドに引っ張ってくんです。もう全部。

そんなことされたら通信量とんでもないことになるし、クラウド上での容量も足りないんですよ。

足りなかったらどうするか。そう足せばいいんです。

有料で。

買って買って容量足りないでしょ、ねぇ買って買って、買わないともう保存できないよ。

うるせ~~~~!!

まぁそういうことです。

Microsoft君はどうしてもOneDriveでお金稼ぎたいらしく、ことあるごとにOneDriveを起動させ、追加容量を買わせようとしてくるんです。

OneDriveは標準搭載、標準起動。PCを買った初っ端からこいつとの戦いが始まるわけです。

クラウドに同期するデータを選択できたり、容量がいっぱいになったらそれでおしまいにしてくれればいいんですけどね。

自動で同期されるからOneDriveがいっぱいになったらCドライブへの保存も差し止められるんですよ。これが意味が分からない。

ここで諦めて追加容量を買う人もいるでしょうが、別にクラウドに保存してもらわなくても結構って人が大半。だからもう黙ってろよって同期を切るわけです。

ここが落とし穴。同期を切られたOneDriveはなぜかCドライブからこれまで同期したデータを全て抹消します。

OneDriveが要らない。ということはOneDriveに保存されてるデータも要らない。じゃあPC本体からもそのデータ消しちゃいますねってロジックなのかな。

頭おかしい。これが原因でMicrosoftはユーザーのデータを人質に取って追加容量を買わせようとしてくるって言われてます。そういう意図もあるのかもしれん。

同期を止められてもOneDriveってモノ自体は残ってますからね。そこにアクセスすればデータは取り返せます。

でもコピーペーストしようとすると権限がないと言われる。元々俺のだぞ、権利がねぇってことは無いだろ、いったいどういうつもりだ。

怒ったユーザーはOneDriveを開きます。すると何が始まるか?

そう同期が始まります。

買って買って容量足りないでしょ、ねぇ買って買って、買わないともう保存できないよ。

うるせ~~~~!!

はい。

殿様商売じゃなかったら成り立たない所業ですね。

まぁ上手いこと点けたり止めたりしながらファイルを取り返し、Cドライブ上に新たに作成したドキュメント、ピクチャを既定の保存場所に変更(最初にそうするのが正解)。

OneDriveは同期を切られ、奥底に幽閉されるわけです。

こいつはデフォルトのアプリですからね。なんかアプリを消してもファイルが残ってたり、ファイルを消してもコントロールパネルには残ってたりします。

そんで完全に抹消しようとしたらこのザマですよ。

私ももっとPCに詳しくならないとダメですね。といってもこういうこと勉強するような場も中々無いですし。

失敗を重ねて学んでいくしかありませんか。

まあでも色々再構築したことで改善されたこともあります。12月ぐらいに買った時はやっつけ仕事でしたからね。

といっても私が弄るのなんてAviutl関連くらいです。

以前はLスマッシャーだとかPSDツールキットだとかごちゃまぜドロップスだとか、入れろって書いてあったもんを入れただけでしたが何個かUIを向上させるものを突っ込んどきました。

1つはDarkenWindow。編集画面が黒くなります。ノートPCの時は白でやってましたが画面が大きくなるとその分光も強くなりますからね。

なんか意識高そうで敬遠してましたがやってみたらとてもしっくり。ボイロやボイボ、ブラウザもダークモードにしときました。

私が今書いてるこれ。Bloggerはダークモードが無くて残念。早く導入してくれ。

もう1つがSplitWindow。編集画面が分割されます。

なんのこっちゃって思いましたがこれまで独立した複数のウィンドウを画面内に敷き詰めてたのが一つのウィンドウ上に集結。無駄な隙間も無く被りも無く操作性が増しました。

再生ウィンドウ、拡張編集、エクスプローラーでメインディスプレイを占有。サブディスプレイには各種設定とPSDツールキット、あとボイロとか。

使いやすいし何より見栄えが良くなったと感心してます。

あ、エクスプローラーをAviutl上に表示させるのにも専用のプラグインが必要です。名前は忘れたけど。

この辺りはAviutl使ってる人なら脳死で突っ込んでいいと思います。もう入れてるよって人も多いでしょうが。

ここまでするとかなりAdobeに近くなるって書いてましたね。やっぱりAdobeって使いやすいのかな。

Adobeも良さそうなんですけどね。高いのと単に売り方が気に食わないってのがあります。Wondershareとかもそう。

英語圏の連中の占有権に胡坐をかいた阿漕な商売には辟易します。

私のこういう所直さないと就職したとき苦労しそう。

IT系もいいですね。PCに詳しくなれそうですし人手不足で引く手数多って聞くし。

3月、4月くらいで早期決着を目指したい。ていうか早期決着できなかったら泥沼化しそう。

まだまだ呑気に動画作ってる余裕はつくれなそうです。悲しいね。

年始の挨拶をできるうちに小ネタ集は作ります。たぶん。

そんなこんなで終わりますか。

長文駄文失礼しました。


2022年12月27日火曜日

補講

ー放送開始ー

「お昼の放送の時間です。今日は…え、ちょっと先生何やってるんですか!」

(物音)

「はい、マイク借りるよ。突然ごめん、今日はみんなに話したいことがあって来たんだ。」

「知っている人もいるかもしれないけど、先生はこの学校からお別れすることになった。だからその前にみんなに別れの言葉を言いたいんだ。」

「先生のクラス、2年3組のみんな、聞こえているかな。みんなは先生が初めて担任したクラスの生徒たちだ。みんなと過ごした日々の思い出は今も胸に焼き付いてるよ。」

「他のクラスの皆にはちょっと退屈かもしれないけど、この時間を使ってみんなとの思い出を振り返らせてほしい。先生の人生の大きな転換点だったからね。」

「初めて教室に入って挨拶する時のドキドキした気持ちは鮮明に覚えてる。扉の前で大きく息を吸って、元気よくおはようって言いながら一歩を踏み出した。みんなはまばらにだったけどおはようって返してくれたね。」

「教壇に立って自己紹介しながらクラスのみんなの顔を見渡した。みんなは緊張した様子で期待と不安の入り混じった表情だったね。私も顔は笑ってたけど実はみんなと同じ気持ちだった。」

「教師としての務めを果たせるか、みんなと上手くやっていけるか。私はそんな不安を心の隅に押しやって、先生とみんなの学校生活が充実したものになるように努めようと意気込んでたんだよ。」

「初めはぎこちなかったクラスの雰囲気も徐々に和らいで、みんなの間に笑顔が溢れるようになった。お昼休みや放課後には先生のところにもみんなが話しかけに来るようになったね。先生とみんなの距離が縮まってるのを実感した。」

「始まりは些細なことだったんじゃないかな。忘れ物をしてきた生徒に、先生は強く怒らなかった。笑ってすました。そこまで目くじら立てるようなことじゃないと思ったからね。でもそのせいでみんなは先生のことをああ、この人は大丈夫な人なんだって思っちゃったんだろうね。」

「みんなは先生の授業中ずっとおしゃべりしてるようになった。先生の宿題をやってこなくなった。先生が注意してもニヤニヤ笑うだけで先生の言うことを何も聞いてくれなくなった。」

「ある日、教室の扉を開けると黒板消しが降ってきた。古典的なものだね。今時やる人がいるのかと思う。先生の頭は真っ白になったよ。内も外も。みんなは大きな声で笑って先生は小さく笑いを浮かべながら白い粉を払った。」

「先生は大声で怒鳴る教師が嫌いでね。だってあんなのみっともないじゃないか。教師も生徒も理性のある人間だ。守るべき規範があるなら説いて聞かせればいい。大きな声で恫喝するのは獣相手にやることだって思ってた。」

「先生の考えが間違ってたよ。先生の言葉は何一つみんなには聞き入れられなかった。黒板消しはいつしか水の入ったバケツになったし、授業中のおしゃべりは先生に対するからかいの言葉になった。先生の宿題をやってこない代わりにみんなは先生の悪口を書いた紙を提出してくれた。」

「先生は頭を抱えたよ。どうやったらみんなにそういったことを止めさせられるだろうかってね。自分のためじゃないよ。みんなのためだ。成績も下がるし内申点だって下がる。みんなの将来のためにならないんだよあんなことは。」

「だから先生は頭を下げた。学年主任の先生に、教頭先生に、校長先生に。私が言って聞かせますから、必ず更生させますから、なにとぞ穏便にってね。先生はみんなが態度を改めてくれるって信じてた。根は悪い子たちじゃないって信じてたから。」

「でもみんなは…みんなは本当に…。あんなことをするんだね。先生は人の善性ってのを妄信してたみたいだよ。みんなで口裏を合わせて先生のこと犯罪者に仕立て上げて。ただ自分たちの一時の楽しみのために。」

「先生はね…小さい頃から先生になりたかったんだ。子供に真剣に向き合って、時に優しく、時に厳しく道を指し示すような、そういう存在になりたかった。修学旅行や文化祭も生徒と一緒にはしゃぎたいし、いつか大人になった生徒たちと昔を懐かしみながらお酒を飲みたいなって思ってた。受験に失敗して大学には一浪して、教員免許を取ってからも配属先が決まるまで2年待って、やっとの思いで先生になったんだ。」

「…俺がバカだった。」

(沈黙)

「なあ、みんなはこれから…」

「一人の人間を死に追いやったっていう事実を背負って生きてくれ。」

(金属音、血しぶき、倒れる音。)

(女生徒のすすり泣く声と教師の叫び声。)

ー放送終了ー


2022年12月26日月曜日

全部落ちとるやないかボケ

あ~全滅ですわ~。

マジで進路どうすんだよコレ。もうさすがに今年の募集ねぇぞ。

今回のは手応えあったんだけどな。わざわざ雪の中山形まで行ったのに。

ファ~。

ちゃんと親と話さないとだな。

どうしよっかなホント。

親とはお別れしてフリーターになるか。

親に頭下げてあと1年やらせてもらうか。

どっちにせよこれまでのこととか俺自身のこととかいい加減はっきりさせないとか。

あ~嫌だな~。

失敗したな。なんでこんなになっちゃったんだろ。

自殺するから関係ないみたいなスタンスでいたツケか。

せめてもうちょっと逃げ道を用意しておけば。

公務員試験の勉強しておいたり、形だけでもサークルに入っておいたり。

判断ミスだな。

院試が解けないのが想定外だった。自分の実力を人並みだと思ってはいけないとあれほど

いやよそう。今さら詮無いことだ。

作戦を立てよう。これからは自分の判断で動かないといけないんだ。

フリーターとして生きてくのは特に準備も必要ない、というか落ちて行った先だから準備もクソもないのでいったん保留。

一応は就職先を探す方向性で行くか。

その場合ネックとなるのは金と時間。

バイトで生活費を稼ぎながら就職活動ってのは現実的ではないか。その場合親からお金が貰えるかどうか。

貰えるかどうかで言えば貰えるんだよな。留年でも浪人でも専門学校に進学でもいいとは言ってる。

どういうつもりで言ってるんだろうな。

本気で俺という人間自体には問題がないと信じているのか。あるいは俺自身の問題に触れない代わりに金は出すということなのか。

わからない。わからないのは面倒だ。

親との関係をどうすればいいのか、どうしたいのかが自分でもわからない。

後は時間の問題。既に24卒の募集は始まってるんだ。

切り替えるんなら早くしないといけない。

今年出遅れ過ぎたせいで来年の分まで出遅れるのは洒落にならない。

公務員試験を受けるという手もあるか。確か8月…だったか。調べとかないと。

卒論も書かないといけないのにてんやわんやだ。

バイト、辞めるか。逆に増やすか。

考えないといけないことが多過ぎてパンクしそうだわ。

とりあえず30から帰省。

今度こそちゃんと話さないと。話させてくれるかなぁ。

あ~死にてぇな~。

めんどくさくいから死ぬのはさすがにナシか。


2022年12月23日金曜日

世間の声 他

何個か思いついたのでメモっとく。

次の小ネタ集用。4個か5個くらい。

今更だけどこのブログを見てると動画のネタバレを喰らうぞ。


1.世間の声

逃げるな卑怯者!逃げるなぁ!

私たちはいつだってお前より過酷な環境で頑張ってるんだ!

不幸な人間がだ!

生まれだってお前より恵まれない!暮らしだってお前より楽じゃない!

逃げるな馬鹿野郎!馬鹿野郎!

卑怯者!

私たちの方がずっと辛いんだ!苦しいんだ!

お前は不幸じゃない!

誰も死ななかった!逃げださなかった!生き抜いた!

お前はクズだ!

逃げるな卑怯者ぉ!


【解説】

はい。なんか聞き覚えありますね(すっとぼけ)。

マンガ読んでる時ふと思いついたのを思い出した。

夕暮れ時の屋上。フェンスに手をかけた少女にその言葉は投げかけられる。

彼女は顔を歪ませながらフェンスを乗り越え、そのまま飛び降りる。

逃げるな卑怯者ぉ!その言葉を背に受けながら…

って感じ。

世界は私を許さない。だから私も世界を許さない。


2.故人への想い

イタコさん「それでは口寄せについて説明しますね。」

「お父様の霊を私の身体に下ろしますので、その後はご家族でどうぞお話しください。口寄せ中は私の意識は無いため、話の内容はわかりませんのでご安心を。」

「って、もう何度も説明しているのに今更ですよね(笑)。」

釣られて笑う娘たち。毎年の恒例行事なのだ。

「今年もよろしくお願いします。」「父がどうしているのかいつも気がかりで。」

「お二人は本当にお父様想いですね。」

イタコさんは居住まいを正し、目を閉じる。

口寄せに移ったのだ。

「…ああ。」

彼女の目が開き、瞳に戸惑いが映る。

視界の中心に娘たちを認めると、口から嗚咽のような吐息が漏れた。

「すまなかった。本当にすまなかった。どうかもう許してくれ…」

娘たちは先程とは打って変わった意地の悪い笑みを浮かべながら彼女を…いや父親を見下ろす。

「お父さん、元気にしてた?」「あの山奥の居心地はどう?」

「…お願いだ。これまでのことは全部俺が悪かった。だから「だから何?」

「ちゃんと供養してくれって?冗談でしょ?」「どんな神経してたら私たちにそんなことが言えるのかな?」

ニヤニヤと笑う二人の表情には侮蔑と憎悪、そして愉悦が見て取れた。

「謝っても謝っても殴られたよね?」「殴られた殴られた。鼻血が出て歯が折れるほど殴られた。」

「髪を掴んで引き摺られて壁に投げつけられたよね?」「お腹を蹴り飛ばされてお前らは売女の娘だって言われたなぁ。」

二人の言葉をただ目を伏せて聞いている。悔恨の念に、娘たちへの罪悪感に苛まれたとしてももう遅い。

もう死んでしまっているから。

「誰からも弔われない魂はどこにも行けないんだってね。ずっとこの世に留まり続ける。」「ねぇ、これからもずっと暗く冷たいお墓の中で、いつまでも1人で過ごしてね。」


【解説】

亡き父への想い。生きている間はついに伝えることはできなかった。

嫌がらせのためだけに毎年イタコさんに口寄せしてもらってる。

イタコさん「父親想いのいい娘さん達だなぁ(くちポカーン)」って感じ。

しかし霊魂の話をすると色々と頭がこんがらがってくる。

この話での設定はイタコさんは降霊中の記憶がない。死者は弔ってもらえないとあの世には行けない。かといって自由に動き回れるわけでもない。

まぁ違和感のあるような設定ではないか。

口寄せってどういうもんなんだろ。

そも仏教の観点においては霊魂というのは死後輪廻の輪を巡り、生前の行いによって六道のいずれかに転生する。幽霊はおろか、先祖の霊という概念すらない。

父祖の霊を弔うというのは儒教的な考えで、それが仏教に組み込まれたのは法事を取り行うことによる安定的な収入が目当てだったという話を聞いたことがある。

葬式だけでなく、お盆やら何周忌やら定期的な式典の場を設けるため、墓石や線香類、あの謎の菓子もどきなどの商品を取り扱うための詭弁なんじゃなかろうか。

でも幽霊の話自体は昔からあるよな。確か仏教に儒教的な考えが取り込まれたっていうのが江戸末期、幽霊談やら幽霊画やらは平安時代からあったような気がする。

歴史の話は自信無いから止めよう。専門家じゃないとわからんし専門家でも必ずしもわからん。

三魂七魄の話は個人的に納得した記憶があるな。今ちょっと調べたらこれは道教らしいけど。

魂魄この世に留まりて悪行を成す。だったかな?

一般にイメージされる魂というのは実は3種1セットの代物で、死ぬと天魂人魂地魂の3つに分離する。天魂は天に、人魂は人の世に、地魂は大地に帰る。

魄は肉体。というか身体を司る気の塊みたいなもん。

これを幽霊やら何やらに当てはめると、天って言うのがいわゆるあの世。天国とか彼岸とか言われてるので、年1で帰ってきたり呼ばれたら降りてきたりする。

人魂はこの世に留まり、墓に居たり背後に居たりする。地魂は地獄とか輪廻転生とかかな。

うーん?天国とか地獄とかの概念がわからんな。よく考えたらこれも仏教的な考えに反してね?でも地獄絵みたいなのはあるよな?

天国はキリスト教か。極楽浄土、解脱したら行くんだっけ?地獄にはなんで行くんだ?悪いことしたら畜生道とか餓鬼道に落ちるんじゃなかったっけ?

魄しか残らなかったのがキョンシーらしい。魂だけだと人魂(ヒトダマ)みたいになり、幽霊っていうビジュアルのものは一魂3~6魄くらいかな。

納得できるようなできないような。宗教的観点、民俗的観点って分けて考えるとわかるんだけど、まとめると矛盾が生じてる気がする。

イタコさんはどの魂を降ろしてるんだ?イタコさんって仏教的な尼さんとかじゃなくて民間信仰のシャーマンだよな。宗教的にはまた独立したものなのか。

北海道のアイヌや沖縄のユタも魂云々では一家言あったよな。日本の概念ってなんか時々ガバガバ過ぎてわけわからんくなるな。

大陸から渡ってきた考え方と日本独自の考え方が組み合わさってまた別の考え方が生まれ、そこに西欧からの考え方も参戦してきてもうしっちゃかめっちゃかだ。

ダメだこれもうわからん。何の話してたのかもわからんくなってきた。

誰か解明してくれ(他力本願)。


3.不毛な応酬

ガラガラガラー(玄関を開ける音)。

「すいませーん。」

バチィーン(平手打ちの音)。

「謝るくらいなら最初からするんじゃねぇ(怒)‼」

「え…?ああ、すいません…あっ!」

「謝るくらいなら最初から(以下略

後日。

ガラガラガラー(玄関を開ける音)。

「ごめんくださーい。」

「はぁい何でしょう。」

「ごめんくださーい。」

「…何ですか?」

バキッ(グーで殴る音)。

「ごめんをくださいっつってんだろ!謝罪を要求してんだよこっちは(怒)!」

「上等だこの野郎!ぶっ殺してやる!」

ドカッバキッグシャッ(殴り合う音)。


【解説】

なんだこれ。

ふと思いついた奴ですが、意味わからん過ぎる。

シュールな笑いが生まれるか、困惑によるシラケた空気が生まれるか。

場面転換代わりに合間にスッと突っ込んでおきます。

こういうのたまに頭から離れなくなるけど扱いに困る。


4.横行する不正

部室にて言い争う少女たち。

集めた部費が盗まれ、探索の末一人の少女の鞄から発見される。

彼女は犯行を自白。金に困っているわけではないけれど小さい頃から盗み癖があるのだと言う。

涙ながらに謝罪を述べる彼女を前に、皆は彼女を許そうとする。一人を除いて。

その一人は盗難行為があったのは事実なのだから先生に報告すべきだと進言する。

大事にしたくない皆と筋を通したい彼女。

次第に盗人の少女対それ以外の図式から、警察気取りの少女対それ以外の図式へと対立構造は変化していく。

あくまで道理を貫くべきと主張する彼女に対し、他の皆は苛立ちを募らせていく。

前から態度が気に食わなかった。偉そう。優等生的な感じが鼻につく。

口々に彼女に悪口を浴びせ、彼女たちは連れ立って部室を後にする。

何も悪いことはしていないはずの彼女。

良いことをしているはずの彼女。

そんな彼女は一人取り残され、いつまでも佇み続けるのでした。


【解説】

ちょっとは空気読もうよ。

かなり初期の頃に考えた奴。昔書いたのはこういうの多いよね。

私もこういうことやっちゃうタイプの人間なので、なぜ孤立するのかってのを自覚しちゃうと辛いっすね。

不正と言い切ってしまえばそれまでなんですけど、やっぱり人と人との付き合いってそういうもんですし。

許しちゃいけないもんもありますが、その基準を決めるのは自分ではなく自分が所属している集団だってのは弁えないとですね。

それが気に入らないなら集団から抜ければいいだけですしね。

大した量もない割に登場キャラが多く、出番を回しやすいのがお得。


5.命に値段をつけて

誘拐された少女。

犯人の男は彼女の家に電話をかける。

身代金の交渉をするためだ。

電話に出た母親は最初こそ取り乱した様子だったが、すぐに交渉に応じる。

犯人は身代金として1000万を提示する。

深く考えて出した数字ではない。

旦那の年収がそれくらいだと調べがついていたからだ。

母親はこう答えた。

「高すぎる」と。

犯人は虚を突かれた思いだった。こういう場合、親は提示された額を何とか工面しようとするものではないのか。

まさか一蹴されるとは考えていなかった。

男は問う。

高すぎるということはないのではないか。

母親もパートで働きに出ているのだから、世帯年収は1000万以上はあるだろう。子どもの年齢を考えれば貯蓄も十分にあるのではないか。

母親の答えはこうだ。

確かに1000万を支払う能力はある。だがその1000万は余剰金ではない。

男にはよくわからない。

つまりその金は子供を育てるためのお金であり、その金を渡してしまったら子供を返してもらっても育てられないということらしい。

なるほど。では幾らなら渡してもいいのか。

再度男は問う。

ウチに渡していいお金なんかない。

母親の返答は至極当然なものだった。だがそれでは男も引き下がれない。

その金は今すぐ必要なものではないだろう。渡してしまっても後から都合をつければいいだけではないか。

母親はため息をつく。

今後数年の収入を加味した上での育成費用だと。

サラリーマンやパートの収入など頑張ったところで大きくは変動しない。

後から巻き返すことは困難だと。

男は困ってしまう。

この家は本当にお金がないのかもしれない。

金持ちだと思ったから狙ったのだ。生活が破綻するのなら止めておく。

待てよ。男は思い留まった。

年収が1000万円で子供が一人で生活がギリギリなんてことあるか。

だったら他の家庭はいったいどうなるというのか。

贅沢をしているからお金が足りないなどとのたまうのだ。

男は騙されたような気分になってそのことを問いただした。

その育成費用とやらには塾や習い事の費用も含まれているのではないか。

食費や交際費にだって見直せる部分があるのではないか。

まさか私立の学校に通わせる気じゃないだろうな。

不信は絶えない。

母親はそのすべての問いに対して、悪びれもせずに肯定した。

男は呆れる思いだった。

そんな贅沢をしておいて金が無いなどとよく言えたものだ。

勉強は学校の先生に聞くなり図書館で自習すればいい。

祝い事の日はファミレス、旅行は数年に1回。

学校は公立でいいし別に高卒でいい。

男は諭すように、小馬鹿にするように語った。

母親は冷たい声で言い放った。

「足りない」と。

それでも生活していくことはできるだろう。

でもそれで私たちにどんな見返りがある。

わざわざ子供を産んで、育てるメリットがどこにあるというのだ。

男にとってそれは初めて触れる考え方だった。

母親は語る。

私は娘に期待している。

具体的に言うと投じたリソース以上のリターンを生み出すことを求めている。

今の私たちの階級より上の階級へと進んでくれることを。

上?

男にとって彼女の家は上流階級だ。上を望む必要がどこにあるというのか。

ウチなんてまだまだよ。母親は吐き捨てる。

階級とはつまり、社会的地位や収入のことであった。

基本的に子の階級が親の階級を上回ることはない。

順当にいけば同じに、漫然と過ごせば少し下に。

上に行くためには無理をしなければならない。それは幼少期からずっと。

当たり前のように贅沢ができる階級に行くためには、子供の頃から当たり前のように贅沢をしておかなければならない。

同じ経験をしてこなかったら同じ階級には成れないだろう。

母親は熱弁する。

男には難しいことはわからない。

でもこれまでの人生でそういう暮らしをしている人と喋ったことはないなと思った。

それだけ階級的な隔たりがあるということなのかもしれない。

でもそれはそれだ。

男だって一生物の危険を冒しているのだ。

それだけ気を回しているのなら当然事故や病気になった際の貯えもあるはずだ。

それを俺に回せ。

娘が帰らなければ計画はパーだ。交渉は男に有利である。

母親もそのことはわかっているのだろう。

「1000万は出せません…」弱々しく呟く。

消費者金融に行くなり奨学金を借りるなり金を工面する方法はあるだろう。

それにこう言っては何だが俺が捕まったら払った金は全部返ってくる。

男は甘く囁く。もう一押しだ。

「そんな大金払うくらいなら返してくれなくて結構です!」

「じゃあ殺して埋めるかぁ?」

激昂した母親に冷たく告げる。もちろんブラフだ。

「…500万なら。」

「おいおいいきなり半額かよ。」

「…600万。」

「もう一声。」

「650。」

「…いいだろう。」

少し低いが妥協点だろう。あまりこの少女に負担を強いるのも心苦しい。

「お前も大変だな!」

男は傍らの少女に明るく声をかける。

彼女は口を真一文字に結んで、じっと何かに耐えているようだった。


後日。無事に親元に帰ってきた少女。

母親は泣きながら彼女を抱きしめる。

「…ごめんね。お金。」

「いいのよ。お母さんはあなたが無事なだけで。」

微笑む母につられ娘も微笑む。

その笑みはどこか悲しげなものだった。


【解説】

長いんだよ(怒)!

メモ的なもんだから別にいいんだけど形式をどうするかが割と謎。

小説的にするかプロット的にするか。これはちょっと半端だったね。

まぁいいや。

現実離れした風刺的な物にするつもりだったけど、文字に起こしてみるとやり取りを娘に聞かれていることを知らずに口が滑ったように捉えられなくもない。

まぁにしてもって気はするけど。

あなたが元気に暮らしてるだけでいいからとか言って、ホントに元気に暮らしてるだけでいいと思ってる親はそういない。

実際は「だけ」の中にたくさん要望が詰まってる。

そのことに無自覚な人も多いのが何ともね。生きづれぇわ。

エンディングの入り方どんな感じにするか考えないとだね。

いつもついつい使い回しちゃうから。



12月24日。今日クリスマスか。

休日がクリスマスになるから恋人がいる人だとはしゃいだりするのかね。

今日明日バイト入ってるし、明日は研究室の水やりもあるし。

休みたがる人が多かったのかなぁ。

イベント事だからと言って特に予定もないのは私みたいな人間の強みですよね。

いつかは私も予定がある側に…なるわけないか。

「かわいそうな子ずんだもん」出してからまだ何にも手をつけてない。

忙しいってのもありますが、ぶっちゃけデュエプレしてました。

リュウセイホール4枚生成して私もNエクスマスターズに参戦ですよ。

メチャクチャやられる側からメチャクチャやる側に回ると楽しい。

次は小ネタ集作るか、久々に振り返り動画作るか。

まだ当分はダラダラやってます。

Youtube伸ばすのは諦めました。とりあえず今のところは。

お前は私生活どうにかしろよって話ですし。

そんなこんなでもう2時だし寝ます。

長文駄文失礼しました。


2022年12月2日金曜日

歯が汚い

育ちの悪さはどこに現れると思う?

歯だよ。

てことでちょっとした駄弁です。

最近Fさんのシリーズ物で歯の話が出てきて気になったので書いときます。

「臭かったY君」だったかでも似たようなこと言ってたかな?

歯列矯正やホワイトニングの有無によって、家庭の経済状況や親の教育的関心の程度が知れるといった話ですね。

まぁ確かに遠い記憶の中、小中学校辺りで歯がやたら汚い人がいた気もします。

言われてみると「歯」という物は中々奥深いものがありますね。

最初から綺麗な人、汚い人いますが、そこからどう変わるかですよね。

見た目が及ぼす印象の重要さを理解している親、あるいは単に見栄えを意識する親ならばそこに対して何らかの介入を行う。

汚い歯が手つかずであるならば、その人自身も親から手つかずであったということが窺い知れるわけです。

私の歯は汚いです。

全くの手つかずというわけではありません。

私は小学生の頃は歯列矯正を行っており、かつては綺麗なもんでした。

だけど生え変わってきたきた私の永久歯は全体的に黄ばんでおり、ところどころに白や茶色の変色が見られるという中々の逸品でしてね。

歯並びこそ整えられたものの歯を見せて笑えば汚れがついていると指摘されるような状態です。

なぜ歯列矯正は行われホワイトニングは行われなかったのか。

時期的なものだったのか経済的なものだったのかは知りません。

私は特に気にすることは無く、親もそのような話をすることはありませんでした。

私が笑うことはおろか口を開くことすら無くなったからかもしれませんね。

母は私のために何かしたという実績が欲しかった。

歯並びだけ綺麗にしても歯自体が汚いままでは印象という面では何も利点がない。

彼女はそこまで思い至らなかった。

私の歯は生まれた時から汚かった。

母の介入など無意味になるほど汚かった。

私にとって私の汚い歯はどうにもならなかった物の象徴なのかもしれません。

母は狂っているのだろうか。

最近の私の悩みの種です。

私はまだ就職活動を続けています。まだいけそうなので。

院試の2次募集は捨てました。

母は泣きました。

どうしても理解できない。母という人間が。

彼女はいったい私をどうしたいのだろう。

両親が私の状態を把握しているのか、把握していたのかというのは未だに確証が持てない。

父は目を背けてるだけ、母は何も覚えていない。それがこれまでの認識だった。

わからない。わからなくなってきた。

高校生の頃だったろうか。

「小さい頃はよく笑う子だったのに、なんで笑わなくなっちゃったんだろうね?」

私に面と向かってそう言ってきた時、母はもうとっくに狂ってしまっているのではないかと思った。

その反動で逆に父親の方はまだ話が通じると思い込んでしまった。いやそう思いたかったのかもしれない。

父も一度話をしに戻って来いと言っていた。

父も狂っているのだろうか。

この状況で帰省して何の利がある。就活もいよいよラストチャンス、大学生活もラストスパートだ。

ここを乗り切れるかが世間体を守れるかどうかの瀬戸際だろうが。

ずっと世間体を守るために頑張って来たじゃないか。何一つ心を通わすことは無いが心は一つだったはずだ。

もしかしたらあの人たちは本気で自分たちのことを良き理解者、支援者だと思っているんじゃないか。

だとしたらどうかしてると思う。

曖昧なまま離れて行けば曖昧なまま手放すもんだと思ってた。

9月に帰った時は何も言わなかった。兄も居たしそんな空気じゃなかったから。

何も言わなければ何も察することはできないか?

私だってバカじゃない。

子供二人育てるだけで大変なんだ。自閉症のガキの相手なんてしてられないのはわかる。

教育費用も文化資本も潤沢にあった。だからこそ自力で言語能力も適合させられた。

私はバカじゃない。

叩かれ罵られ、無視され悪態を吐かれるような家庭でなければ私が塞ぎ込むこともなかったなんてことは言わない。

適切なサポートを受けられていれば孤立することもなく、今とは別の人生があったかもしれないなんて言わない。

言いたくないんだ。言わせないでくれ。

曖昧なままにしておけば年に1、2回愛想笑いするくらい我慢してやるから。

お願いだから少しくらいは私の苦しみを酌んでくれ。



2022年11月30日水曜日

調声録

ようやくパソコン買って諸々設定終わりました。高い買い物だった。

デュアルモニターにもできたけどデスクが小さいねこれ。デスクも買い換えないとだわ。

PCスペックはガレリアのゲーミングPC、RTX3070、Corei7-12700K。3080にしようかと思ったけど、ちょうど売り切れてたので妥協しました。

ボイロの移行も終わったのでついでなんでいろいろメモっときます。

マスターは音量のみ2.0に上げてます。 1.2だったわ。


結月ゆかり

音量2.0、話速1.3、高さ1.1、抑揚1.4。

声は比較的安定。声量が小さい時がある。

高音や感情パラメータによって声量がまあまあ変動する。適宜調整の必要アリ。

高さを0.9以下にした低音モードを動画で時々使っている。しゃがれた印象だが違和感はない。


紲星あかり

音量2.0、話速1.3、高さ1.1、抑揚1.4。

声は非常に安定している。高くても低くても崩れることはない。

感情パラメータこそないが高低や話速、感嘆符によって感情表現は容易。

割と何でもできるが安牌として頼りすぎな気はする。


琴葉茜

音量2.0、話速1.4、高さ1.1、抑揚1.4。

声は安定。関西弁の子。

声が高い時と低い時でかなり印象が変わる。感情パラメータを上げると別人になりがち。

私は関西弁をよく知らないので適当にやっているがこれまでクレームが来たことはない。


琴葉葵

音量2.0、話速1.4、高さ1.1、抑揚1.4。姉と同じ。

声は安定。標準語。

茜ちゃんから関西弁という特徴を抜いた感じ。つまり特徴はない。

悲しみパラメータ50で心霊番組のナレーションになれる。


民安ともえ(鶴巻マキ)

音量1.8、話速1.3、高さ1.1、抑揚1.2。この人だけ声質がうるさいので音量1.8。

安定してはいるが癖が強い。声質もそうだし高さや速さによる印象の変化も大きい。

一声でマキマキもしくはペッパー君だとわかる。キャラクター性が強い。

あかりちゃんにゆかりさんの相棒枠を取られ扱いが難しい。


東北ずん子

音量2.0、話速1.3、高さ0.8、抑揚1.0。

個人的には不安定。高音の方が安定するが私は彼女に地声が低い系女子を求めている。

語尾が上がりがちで文末の高さを調整する必要アリ。

ドスの利いた声で話してほしい。


東北きりたん

音量2.0、話速1.2、高さ1.0、抑揚1.1。

旧世代とは思えない安定感。紲星あかりと双璧を成す。

大人びた子供の声と言った印象で需要が高い。

子役ができる人が少ないので重宝される。


東北イタコ

音量2.0、話速1.3、高さ1.0、抑揚1.2。セクシーパラメータMAX。

新参故評価なし。セクシーを上げた方が安定する。私は最大まで上げた。

少し触っただけだがおそらく使いやすい。

成人役をできるメンバーで有望。


音街ウナ

音量2.0、話速1.3、高さ0.86、抑揚0.9。調整の余地あり。

新参故評価なし。多分不安定。

ミリアル以来の沼になりそうな予感がする。

子役かつきりたんの相方ができる有望株。


桜乃そら

音量2.0、話速1.2、高さ1.0、抑揚1.2。

まだ慣れてないが不安定寄り。

高音と低音でかなり印象が変わる。高さより抑揚をイジると安定させやすい。

成人役かつ教師役が可能。サブながら出番は多そう。


以上。以下共通項目メモ。

音量はマスター2.0 1.2 ×ボイス2.0が適当。これはまぁYoutubeで動画とか見ながら調節すればいい。

2と+いずれも調声の基本は一緒。速さを中心に各パラメータを上げる。2の方が変動は大げさに。逆に+は控えめに。

感情パラメータはここぞという時以外いじらなくていいかな。結構語尾の響きが変わって気になる。

上記の調声はあくまでデフォルト。具体的には「金木犀」のBGMに合わせている。

話速やセリフの間などの会話テンポは場面の雰囲気やBGMによって適宜調節が必要。


パッと思いつくのはこんなもんですかな。

なんかキーボードにまだ慣れてなくて手間取っちゃった。

そんじゃそろそろ動画編集始めます。

ずんだもんのセイレーンボイス貰ったけど思った以上に自由度低くて持て余してます。

セイレーンボイスで何か作るか知らんぷりして別の動画作るか。

今日は寝て明日考えます。

長文駄文失礼しました。


2022年11月25日金曜日

末日

『ホントに悪いね。こんな時間に。』

「別に構いませんよ。」

車から降りて、電話口に笑いかける。

今日の先輩はやけに萎らしかった。


連休の終わり、旅行先から帰宅してすぐのことだった。

明日の仕事に備えて寝る支度をしていた時、電話が鳴った。

『悪いね。こんな時間に。』

「どうしたんですか?」

職場の先輩だった。新人の頃からお世話になっている相手だ。

『ちょっと出先で財布を無くしちゃってな。帰れないんだ。』

「えっ!大丈夫ですか?」

『それで悪いんだけど今から言う場所まで迎えに来てくれるか?』

「…今からですか?」

思わず言葉に詰まる。時刻は0時を回っていた。

『ホントにごめんな。でも早く帰りたくてな。』

「それはまぁそうですよね。明日も仕事ですもんね。」

『頼むよ。他に頼める相手もいないんだ。』

先輩の声は何だか悲しげで、私は断れなかった。


私は車を走らせ、先輩の元へ向かった。

指定された場所は繁華街の外れだった。

明かりも少なく、街路樹に覆われて薄暗い。

「先輩。ここで何してたんですか?」

『んーまぁ飲み屋を出てフラフラ歩いてたらここまでな。』

「それで財布を無くしたわけですか。」

『そんなところだ。』

街路灯の明かりを頼りに先輩を探す。

「どこで待ってるんですか?」

『どこだろ?広場みたいになってるとこだったかな?』

「それじゃわかりませんよ。」

『んーと、どっかに自販機ある?』

遠くに自販機の光が見える。たぶんあそこだろう。

「ありましたよ。」

『おーじゃあたぶんその近くだ。』

「手とか振ってみてくださいよ。」

『いやぁちょっと難しいかな?』

は?

人に迎えに来させといて何言ってるんだこいつ。

「ふざけてるんですか先輩。」

自販機に向かって歩きながら、少し声を荒げる。

こういうふざけ方をする人じゃなかったと思うが。

『…ごめん。さっきの噓。』

「どのことですか?」

『財布無くしたっていうの。』

「え?」

『ホントは盗られたんだ。』

「…先輩?」

『歩いてたら後ろから殴られてな。そいつが財布持ってった。』

「じゃあ警察に『まぁ聞け。』

初めて聞く先輩の声だった。暗く、無機質な。

『当たり所が悪かったんだろうな。あいつも焦ってたよ。』

『財布はきっちり盗んでったけどな。ひひっ。』

自販機の前に立つ。先輩の姿はない。

「どこに居るんですか?」

『奥を見ろ。』

目を凝らす。茂みの奥に何かが落ちている。

黒いスニーカー。見覚えがある。

「先輩。」

『なんだ?』

「その話っていつのことですか?」

『連休の初日だよ。』

その言葉を裏付けるように、辺りにはかすかな腐臭が漂っていた。


2022年11月10日木曜日

『ウェーイ彼氏君見てるぅ?』

 『ウェーイ彼氏君見てるぅ?君の大事な彼女さんは今、俺の隣で寝てまぁすw』

私は目の前の光景が信じられなかった。厳密には画面に映った映像だが。

そこに居たのはKと、紛れもなく彼女だった。

「なんで…」

思わず声が漏れる。どうしようもなく震えているのが自分でもわかった。


自宅に着いた時にはもうすっかり暗くなってしまっていた。

私は久々の遠出と慣れない人混みで疲れ切っていた。

早くシャワーを浴びて、ベッドに入ろう。

そう考えていた時、メールの受信音が鳴った。

最初は見間違いかと思った。だが間違いなく送信元はKのものだった。

目を疑った。質の悪い冗談かと思った。だけど私の指は咄嗟にメールを開いていた。

文章は無く、ファイルが一つ。

私は中身を確かめずにはいられなかった。


その結果がこれである。

『彼女さんさぁ、もう俺の方がいいってさぁw』

私は何とか動揺を押し殺し、わずかばかりの冷静さを取り戻していた。

いったい誰がこんなものを送って来たんだ?まさかKが?

『お前が頼りないから、俺みたいな奴に女取られちまうんだぜw」

画面の中でKは変わらぬ憎たらしい笑みを浮かべている。

私はそれを床に投げ捨て、ベッドに飛び込んだ。

何も考えたくない。


日の高くなった頃、眠りから目覚めた。

午後からの講義には出なければならない。

今日くらいは休みたかったが、これまでサボってきたツケだ。もう休めない。

私は昨日の映像を確かめようと手を伸ばし、下ろした。

確かめたくない。

昨日のあれは悪い夢だったのだ。そう言い聞かせることにした。

少なくとも今日の講義が終わるまでは。


重い足取りで大学へと向かう。

遅刻ギリギリ、いつもは一番後ろの席に陣取る。

「お、おはよう…。」

遠慮がちな声。視線は泳いでいる。

同じサークルのメンバーだ。普段はもっと調子の良い奴だが、気を遣わせてしまってるのだろう。

私は軽く手を挙げ、少し離れた席に座る。喋るのはお互い気まずいだけだろう。

Kと彼女も同じサークルだった。

Kは大学に入って初めてできた友達だった。彼女に告白する時、背中を押してくれたのもあいつだ。

一度記憶の蓋が開くと、次々と思い出が蘇ってくる。

親友と恋人と過ごしたもう戻らない時間を思って、涙が零れた。


気づけば講義は終わっていた。

私はフラフラと大学を後にし、帰路についた。

もう学校なんかやめてしまおうか。

あの二人の居た場所なんかもう居たくない。

そう思ったがその後どうするかが何も思いつかなくて、ただとりあえず歩いて家に帰った。

床に投げ捨てられたスマートフォンを拾い上げる。あの映像をもう一度確かめないと。

不在着信が何件もあった。全部Kからだった。

私はその時になってようやく恐怖を感じた。

Kは私を恨んでいる。もしかしたら彼女も。

玄関のチャイムが鳴った。私は射貫かれたように動けない。

視線が玄関に縫い付けられる。

「…Kなのか?」

問いかける。

と同時に凄まじい勢いでドアが叩かれた。何度も何度も打ちつけるように。

私はベッドに潜り込んで震えていた。

私が悪いわけじゃない。

ふざけ始めたのはKだし、彼女も止めなかった。

私だけが悪いわけじゃない。

ドアを叩く音が、止んだ。私は恐る恐る布団から顔を出す。

独りでにテレビがついた。

画面にはKと彼女が写っていた。

二人とも笑っていた。私にはその笑みはひどく残忍なものに思えた。

「ごめんなさい!ごめんなさいっ!!」

私はあれから初めて謝った。

私の運転する車はガードレールを乗り越えて森の中に突っ込んだ。

助手席に乗っていた彼女は身動きが取れなくなって、Kと二人で助けようとしたけどだんだん車が燃え始めて。

私はKと彼女を置いて逃げた。

路上で警察に事情を聴かれた時も、病室で変わり果てた二人と再会した時も、葬儀で二人の家族と顔を合わせた時も。

私は謝らなかった。

だけど今、きっと生まれて初めて、心の底から謝った。

「ごめんなさい…」

『もういいよ。』

画面から声が聞こえた。

二人が笑っている。どこか優しい笑みだった。

『もう怒ってないからさ…』

Kがこちらに手を伸ばす。

『お前もこっちに来いよ。』




2022年10月31日月曜日

乗らねぇよなぁ!興がよ!

動画編集が進まねぇなぁって話です。

どうにも手がつかない身が入らない興が乗らないって感じです。

就活はとりあえず撃った分は全滅、再装填するかどうかってとこです。

正直ほぼほぼ性格検査で落ちてるので何個受けても結果は変わらん気はする。

思ったより正確じゃねぇか、性格検査。しょうもな。

まぁそれは置いといて、いや置いといていいもんではないんだけど、とりあえず動画投稿の方を進める。

久々に出した長編の動画「本当のことを教えて」。再生数は2500、チャンネル登録者数の半分。まぁ想定内かな?

あまり活動できてない間もじわじわ増え続けて気づいたら登録者5000人を超えてた。ありがたいことやでホンマ。

流入元はやっぱりずんだもん生態動画が主。ずん虐という時代が回ってきた感はある。ぶっちゃけあんまり伸びてほしくないけど消したくもない複雑な気持ち。

副として他のボイスロイド劇場も増加が続いている。意外なことに「転々話者」も1万再生超え。これは嬉しい誤算。

なぜかわからないけど8分以上の劇場動画は止まらず再生数は増えてる。繰り返し見てくれてる人たちがいるのかな?

「本当のことを教えて」の方に話を戻すと、評判はまあまあって感じ。久々だからとりあえず高評価押してくれた人が多いかも。

初期の頃の話でも他とはちょっと毛色が違う奴だった。色々対比とかブーメラン的な表現を織り込んだもので、そこのところを評価してくれてる人も居たかな?

反面話の筋自体は意外性に乏しく、単調だと感じる人も居たみたい。まぁそれもわかる。

なんかこうミスリードからのどんでん返しみたいなのが最近出せてない。思いつかないと作れないもんだからしょうがないけど。

枯れたかな。


短いから何かもっと書きますか。

そう言えば新しい音声ソフトを買いました。

「桜乃そら」はもう使いましたが、「音街ウナ」「東北イタコ」はまだ机の上です。使い所を考え中ですね。

これで買ったソフトは9本。人数で言うと10人。

計11万7131円。これまでに得た収益が12万9981円。まあまあトントンってとこです。

パソコンを買ったら収支は傾きますが、そこはバイト代でカバーできるかなって感じです。独り立ちしたらもっと金回り固めとかないとですね。

これまでニコニコ動画の方では、プレミアム会員でもないし金は受け取らないようにしてました。

Youtubeと違ってクリエイター奨励プログラムって名目で、あくまで奨励金って扱いだったからですね。貰ういわれの無い金です。

ですがまあ最近なんかニコニコ運営の方でも色々始めてて、クリエイター側の方に歩み寄ってる感じがしますし、私個人に対するプレゼントって形でもポイントが贈られてますし、う~んと悩んだんですがね…

ま、受け取ることにしました。とりあえずプレゼントが贈られた動画は全部クリ奨に突っ込んどきました。

金の種類に対してウダウダ言える身分でもありませんしね。貰った上で有効に使った方が誠実なのではないかと弁明しときます。

てことでプレミアム会員になろうかと思ってるんですがね。いや一般会員のままでも貰えるんですが、あくまで道義上ね。

そんでクレジットカードを作ろうと思うんですが、いろいろ立て込んでてですね。

今Youtubeからの収益を入れてる口座は親から渡された奴なんですが、これは印鑑を向こうが持ってるので手続きが面倒臭い。

言えば渡してくれるとは思うんですが、できれば口を利きたくない相手なのでね。

んで新しく口座を作ってカードと紐づけ、今後はそっちに収益だったり給料だったりを入れるようにしたいんですが、これも悩ましい。

銀行にせよカードにせよ下手に選択肢が多いとかえってやりづらいもんですね。

就職先が決まらんことには審査も落ちるんじゃないかって気もする。

まぁこれもいったん保留。後回しにしてばっかだなお前。

これまでたっぷり貯め込んだ負債を精算しなければならない時が近づいてるのを感じます。

そん時はもっとたくさん捨てないとですね。さて手元には何が残るか。

パソコン1台だけは死守しますよ。それ以外は全部捨てても大丈夫。

てところで今日は終わりますか。

何か簡単なものでいいから動画も編集してみましょう。

長文駄文失礼しました。



2022年9月27日火曜日

何かこう…いい感じにするしかなさそう

あうあうあー

やっぱりダメでした。

あの楽し気な空気で今更そんなこと言い出せるわけないですわ。

就活しつつ院試の二次募集も受けるとかテキトーなこと言っちゃいました。

親も教授もキャリアセンターの人もあんまり気にしないもんですね。空白の大学生活をどうやってごまかせってんだ。

まぁ結局何も決められない以上流されていくしかないですね。やってみたけどダメでしたってスタンスで適正帯まで落ちれれば安心なんですがね。

ウジウジしててもしょうがないので対策を練りますか。

まず問題その1。私のコミュニケーション能力。

これは意外となんとかなりそうってのが所感。

研究のこととかバイトのこととか。強みをアピールするみたいなのは物は言い様口先三寸でごまかせるか。

キャリセンやマイナビの人と喋った感じ、知らない人だと割と話せますね。私は親しい人以外とは仲良くなれるんだ。

問題その2。謎の空白期間。

大学入学後、部活もサークルもバイトもボランティアもしないで人との関わりを断った2年間。しかしなぜか講義には出てきっちり進級している。

意味わからんよな。進級してるって部分だけ取れば問題ない大学生活なんだけどな。

この時期以外はごまかせる。勉強や部活、バイトや研究があるから。

ここをどうするかが肝だな。嘘で取り繕うか正直に話すか。

嘘で取り繕うパターン。

入学当初はバイトを探すつもりだったが勉強について行くのが難しく断念。夏休みは運転免許取得のため帰省していた。

後期も学業に専念。冬休みからまたバイト先を探していたがコロナの影響で自粛ムードに。

それから1年はオンライン授業。怠惰な生活を送ってたことは隠さなくてもいいか。

2年の冬にバイトを始め、かれこれ1年半以上続いている。

まぁ行けるっちゃ行けるか。好印象ではないけど悪印象でもないかなって感じ。

正直に話すパターン。

自殺するつもりだった…てまではさすがに言わんか。

大学に合格することが目的だった。大学生活に関しては何も考えてなかった。

勉強して成績優秀であることにアイデンティティの全てをかけていた。

一つのことに努力することで他のことから逃げてきた。

それに気づいて大学生活に期待を寄せる他の学生たちとは一緒に居られなくなった。

でも学業だけは疎かにできず、表面上は問題ない学生生活を送った。

バイトを始めたり動画投稿を始めたりして少しだけ自信がついて、研究にも打ち込むようになった。

で院試に落ちた。

間抜けだなぁ。典型的と言うか何と言うか…成績は良いけど頭は良くない人ですね。

ま、基本は嘘で取り繕って突っ込まれたらぶちまけてやりますか。

問題その3。時間足りなすぎ問題。

研究室の方はもう1回栽培やって卒論発表。

就活の方はセミナー受けて適性検査やって2回くらい面接して内定。

ぶっちゃけスケジュール的に無理…無理だよね?

前から思ってたけど在学中に就職活動するのって絶対おかしいよね。こんなの本当に成立してるのか?

1年の頃から講義や勉強をこなしつつ部活やサークルにも打ち込んで、休日は友達と遊んだり課外活動を行ったり…みたいなことしてたらできるようになってたのかな?

普通の人ってすごいなぁ…ってしみじみ思いますね。

どっちが優先かって言ったら、教授は就活の方優先していいって言ってましたけど、私的には研究ですよね。

中途半端になってる方をきっちり終わらせるのが優先。間違いない。

まぁ就活はやるだけやって内定が出たらそこへ。出なかったらレッツ非正規労働ですね。

研究生として大学に残るっていう選択肢もあるみたいだけど…それはいいでしょう。やる気ないのにいつまでも居てもしょうがないですしね。

方針は固まりましたね。何とかなりそうっちゃ何とかなりそう。

なのになんでこんなに空しいんでしょうね。

こんなこといつまでする気なのかって感じ。

人生で一度くらい本音で語る場面があったっていいんじゃないかって思うのは贅沢なんでしょうかね。

無気力な日が続いて動画編集はおろか研究や就活の方も滞ってますが、そのうち復調させますよ。どうせ死なないんだろうし。

夏が終わってまた肌寒くなってきちゃいましたねぇ。冬場は神経がざわついちゃっていけない。

春が待ち遠しいですね。

長文駄文失礼しました。


2022年9月18日日曜日

自分史3

さすがにこれで最後かな。


⑦大学

大学の建物からは少し離れた山頂の町に住み、地下鉄で通うことにしました。

母がここでいいんじゃないかって言って、私もじゃあここでいいかって言って決まりましたね。

家具や家電は母が勧めるままに買いました。他のことも全部言われるがまま。

私は迷いを断ち切るために思考を止めました。

いつか死ぬために生きる。

かつてのように悲壮感に酔うことはできませんでしたが、その思いは変わらず私を穏やかにさせてくれました。

大学では完全に人との関わりを消しに行きました。

部活にもサークルにも入らず、ただ講義には出席する。

先のことはどうしようと思ってたんでしたっけ?

何も考えてはなかったか。

平日は講義を受け、課題をして、自炊して、スマホをいじって眠る。

休日はカードショップに行って時間を潰す。

あるいは私の理想とはそういうものなのかもしれません。

1年の夏休みは免許を取るために実家で過ごしました。

親元で過ごすことは苦痛だった。

いや苦痛であってほしかったのかもしれません。

父も母も年を取り穏やかになっていきました。

私は小学生時代の父母のイメージを拭えないためそのギャップに心を乱されました。

思えば母に怒られることが無くなってもう6年以上経ちます。

父の怒声も少なくなり、神経を揺さぶりもしなくなりました。

いつまでも私だけが変わらずにいる。

いつまでも私だけがあの頃のまま。

苦しくないことが苦しいという感覚を初めて知りました。

遠くへ行きたい。

どこか遠くの小さな町で、古びた部屋を借りて、単調な仕事に就いて、簡素な暮らしをする。

その想像が私の頭を占めるようになりました。

講義や実験が忙しくなり、自由な時間が減ったのは幸いだったのかもしれません。

私は忙しさを理由に自分のことや今後のことを考えるのを止められました。

冬休みに入り、私はバイト先を探し始めました。

単純に暇だったのと、アルバイトくらいはしておかないと就活で話せることが無いからですね。就職する気なのかって感じですが。

ですが周辺には募集が少なく、なかなか成果を上げられませんでした。

そうこうしてるうちにコロナが流行り始め、私はそれを言い訳に怠惰な暮らしに逃げ込みました。

オンライン授業に移行したこともあり、私はその1年をほとんど人と関わらずに過ごすことができました。

パソコンで動画を流し、スマホをいじって、カードを眺める。

とても楽でした。問題を先送りにして耽る娯楽ほど魅力的なものはありません。

子供の頃の私にとって人生のスキップ機能は読書と睡眠でしたが、文明の利器を存分に使うことで人生の全てをスキップすることができました。

この頃の記憶はほぼありません。

変調を感じたのは秋が終わり、冬が始まろうとしていた頃です。

私は眠れなくなりました。

本来の目的も忘れてのうのうと生き続け、いったい何をしているのかと正気に戻り始めたのでしょう。

まぁあの状態が正気なのかは疑わしい限りですが。

日中はこれまで通り怠惰な暮らしを続けていても、夜になると罪悪感と自罰心に苛まれるようになりました。

夜中はじっと虚空を睨み、明け方に少し眠る。

そんな生活が冬の間は続きました。

二度目の冬休み、私は再びバイト先を探し始めました。

夜の時間を埋める何かが無いとおかしくなると思ったからです。

幸い近所のコンビニに募集があり、そこで働かせてもらえることになりました。

夜勤を希望したのですが、初めての人には任せられないということで夕勤に入ることになりました。

バイトは大変でした。すべてが初めてということもありますし、1年間ロクに喋らなかったツケも回ってきました。

しかし職場の人間関係にも恵まれ、私はちょっとずつ一人前のコンビニ店員になっていきました。と言っても単純な接客清掃品出しといった業務だけですが。

不眠はしばらく続きましたが、春になって暖かくなるにつれてちょっとずつ眠れるようになっていきました。

3年生からは対面授業が再開されました。去年はオンラインで学生実験を行って、まぁ絶対問題があったんだろうなぁって思います。

久々に大学に通わなければいけない上にグループワークが中心となるため、私の気は重かったですね。

でも、思ってたのと違いました。

私はさほど苦労することもなく周囲と溶け込み、時には笑顔を見せるようにもなりました。

私はずっと子供の頃のままのつもりでした。

落ちこぼれでみんなの足を引っ張ってて、まともに口も利けない出来損ないで生きてるだけで迷惑な存在。

ずっとそういうつもりで生きてきたんです。

だから一人でも耐えられた。辛くても頑張れた。それが当たり前だから。

違うんじゃないかなって…

私は正直自分のことを発達障害だと思ってます。素人判断ですが典型的な症状ですからね。

体力も運動神経も並以下で、幼少期の劣等感が人格に悪影響を及ぼしたのも間違いないでしょう。

支配的で過干渉な母親、威圧的で無関心な父親の間で無気力になっていったというのもわかります。

でもそんなの関係ないんじゃないかなって。

そんなのもうとっくに乗り越えちゃってるんじゃないかなって。

それでもまだそういう考えに囚われるのは、そういう過去に縋るのは…

自分の人生を生きることから逃げているから。

精神的な成長がもたらしたのはよりいっそうの惨めさでした。

夏が始まる頃、1つの出会いがありました。

私が動画投稿者になるきっかけですね。

ここでは多くを語りません。前に動画にしちゃいましたからね。

それから数か月の変遷はどうぞYoutubeで。

私は人生の意味を自身のチャンネルに託しました。

私生活には変化は無くとも、ネット上で誰かに認められるようになれば、誰かの心に残るようなことができれば。

私の人生にも何か意味があったんじゃないかと思えたからですね。

7月から院試勉強のため休みに入りました。

ホントはですね、大学院なんてどうでもいいんですよ。勉強も研究も将来も何の関心もない。

ただ変化を嫌っただけです。欲しかったのは後2年の猶予ですよ。

手に入りませんでしたね。

これまで私は無能なゴミクズだから勉強くらいできないといけないという強迫観念を原動力にしてきました。

それがもう無くなっちゃったんですね。

作風の変化に気づいて察している視聴者もいましたが、明らかに私の精神状態は好転してきています。

以前のように、道の真ん中を歩いたり、貰った物を食べたり、人に声をかけたりするだけで罪悪感を抱くような、そういう生き物ではなくなってきています。

人間になっちゃってたんですね。気づいたら。

いい加減私もちゃんと自分の人生を生きますね。

まともな就活はできる気がしません。

自分はこんなことを頑張ってきたとか、自分はこんな良い所があるとか、自分はこんなことをして行きたいとか…

もう嘘でも言えなそうなので。

男一人身一つで生きてく方法なんて幾らでもありますので悲観はしていません。

ただ私が何らかの夢や希望を持って大学に進んだと思ってる父母に何と言うか…

それを思うと気が滅入るだけです。

今書き記すことはここまでです。

まだ終わらせる気はありませんのでご安心を。



2022年9月17日土曜日

自分史2

こんなに長くなるとは思わなかったんだけどなぁ。

まぁここからはほぼ空白期間です。 


⑤中学校

この頃から、いや小学校の終わりくらいからかな。

死のうって思いました。

自分にも環境にも展望が無いし、死んだ方がいいなって。

でもまぁ、死ねませんでしたね。

小2くらいに死んだ方がいいんじゃないかって思ったときは、死への不安や恐れがあって留まりましたがね。

自分が死んだらみんな悲しむんじゃないかなって。

初めてそういう感情を持ちましたね。

家族じゃありませんよ。野球部のみんなです。

本当に良い人たちなんですよ。私には過ぎた友人たちでした。

私は劣等感を感じていましたが、向こうが私を下に見ている感じは全くしませんでした。

見下して然るべきです。

私はさんざん足を引っ張ってるし、性格も最悪です。

私は試合中も仲間がミスするのを願ってるし、何ならさっさと負けて試合数が減るのを願ってます。

自分の落ち度を減らすことしか頭にないんですよ。

それなのに応援されたり励まされたりしたら…

苦しくなっちゃうじゃないですか。

もし私が自殺したら彼らは悲しむ。責任を感じてしまうかもしれない。

彼らほど親しくなくても私には少なくない友人が居る。

クラスメート程度の関係でも自殺者が出たら悲しい気持ちになる人も居るだろう。

私は人のつながりを感じてそれを傷つけたらいけないものだと思って…

人生の目標を立てました。

人との関係を薄めていき、誰も悲しまないようになってから死のう。

その悲壮な決意は魅惑的なものでした。

いつか死ぬために生きていこうと決めたんです。

そうして私の心は穏やかになりました。

変化は緩やかなものでなければなりません。

私は中学でも野球部に進学しました。

中学から別の部活にすることも考えましたが、母にとっては進学後も野球を続けることは既定路線のように見えたのでそれに乗っかりました。

関係性はほとんど小学校から繰り越しでした。

ですが年を経て遊びの趣向が変わったこともあり、私の家に集まることもなくなりました。

私はそれを機に1人で過ごすようになりました。

本を読んだりゲームをしたり、パソコンでアニメを見たり。

アニチューブは当時は違法だと知りませんでした。ごめんなさい。

あの頃は、どんな感じだったかなぁ…

中学はかなり記憶が朧気です。辛かったという認識も無いですが記憶が飛んだということは辛かったんでしょう。

クラスではまぁそれなりに上手くやってた気がします。面子もそんなに変わりませんからね。

特別誰かと仲良くなったりはしませんでしたが、クラスメートにラノベ借りたり、余り物グループで修学旅行回ったり、ちゃんと孤立できてはいませんでしたね。

野球の腕は相変わらずでしたが母に怒られることは無くなった気がします。

兄の方に関心が向いたんでしょうね。

落ちこぼれることへの抵抗もなくなった頃ですが、同期や後輩が活躍している試合をベンチから眺めていた時に一度だけ涙を流した記憶があります。

心が完全に消えてたわけではなかったんですね。

兄について話しますか。

兄とは仲が良く小さい頃から一緒に居たような気もしますが、肝心な部分で何してたか記憶にないですね。

私が叩かれてる時に居たかなぁ…。

年は2個上で経歴は私と同じ、というか私が兄の経歴をなぞりました。

私が中1、兄が中3のとき野球部に同席していたはずですが…まあ覚えてないや。

変化があったのは兄が工業高校に進学してからですね。

少々やんちゃ、て言ってもごく普通の高校生がするようなことですよ。

コンタクトにして、髪をセットして、遊び歩いて帰りが遅くなって怒られてって感じ。

母は過干渉な人ですし父も世間体が悪くなることには怒る人です。

それで兄はその場では萎らしくするものの、シレッと同じことをする人です。

あぁ、兄は普通の人間なんだなって思いました。

私はその頃ほとんど自発的に喋りませんでした。

兄が私のことをどう思っていたのかは知りませんが、一時期古いプレステのゲームで一緒に遊んだのを覚えています。

中学の卒業式の日、私は白紙のアルバムを持って誰よりも早く帰りました。

ですが途中でクラスメートの1人に「じゃあな!」と手を振られました。

私は私が目標通りに生きられたのかよく覚えていません。


⑥高校

高校は地元の進学校に進みました。といっても自称進学校という奴です。

試験もあったはずですが学校の定期テストと同じ要領で超えましたね。

野球部の人も何人かは同じところに進みましたが、クラスも別れ多くは疎遠になりました。

入試時点で上から一桁の順位でしたが、最初の模試で校内1位でした。

中学の頃、テストでは親友が不動の1位で私が2位か3位かと言ったところで

「あいつは天才でお前は秀才。お前クラスなら頑張れば勝てる。」と誰かに言われましたね。

ムッとしましたがやっぱりそうだよなと思いました。

親友は地元から離れもっと上の高校に行ったので自動的に私が一番っていう認識でしたが、附属中からの進学組に勝ってるのでやっぱり凄かった…のかなぁ…?

会話が無かったからあんまりわかりませんね。

中学では自分の心に甘えがあったという自覚があったので、高校では強硬姿勢を取りました。

入学当初から一貫して単独行動。クラスメートが机を合わせて昼食を取っている中で、1人でさっさと食事を終えて勉強してました。

他の人の目にどう映っていたかは知りませんが嘲笑を受けるということは無かったと思います。

1年の間はほぼ1位だったためそういうキャラなのだと認識されてたのかな?

部活は全員強制加入でしたので適当に見繕いました。

といっても野球はもう辞めました。軟式から硬式に変わることもありキリのいいタイミングですしね。

やりたいことは何も思いつきませんでしたが第二体育館にサンドバッグがぶら下がっているのが目に付きました。

空手部の練習スペースにあるため、空手部に入れば自由に使えるそうです。

その高校の空手部ってのが緩い感じでしてね、人数も練習も少なくていい感じだなぁと思って入りました。

その頃私は身長も170を超え、中学から毎日していた筋トレの成果で体格も良くなっていたので苦労することはありませんでした。

毎日サンドバッグを殴ったり蹴ったりして少しだけ胸の痛みが消えた気がしました。

こう書いたら完璧なように見えますね。

綻びも幾つかあったのでそれもちゃんと書きましょう。

まずはクラスでのこと。私は最低限の関わりを志していましたが一切誰とも会話しなかったわけではありませんでした。

まぁ相手から話しかけられたからですね。

どこのクラスにも誰にでも優しい奴ってのはいるもんで私のクラスには男女一人ずつくらいいました。

そういうクラスは全体が明るくなっちゃうので必然的に私もちょっとだけ日なたに出ちゃったわけですね。

孤立を深められないことに嬉しいような苦しいような複雑な感情を抱きました。

後は部活関連。

野球部と比べたら緩すぎて本当に同じ部活動なのかって感じでしたね。

全員揃うことは稀ですしほぼ自主練みたいな日も多かったです。

なんだかんだみんなで仲良くやってましたね。私はサンドバッグと戯れてることが多かったですが。

空手部の練習場所である第二体育館は空手部、剣道部、バドミントン部、卓球部に4分割されてました。あとギャラリーにダンス同好会とテコンドー。

バドミントン部に気になる子ができました。

幼稚園と小学校が一緒で、附属中に進学して高校で再会。ロマンチックですね。

小学校高学年で割と話してたような気がしますが、あの頃私はギリギリでしたのであまり思い出せません。

あの頃と同じショートヘアで肌が綺麗で大きな目が愛らしい…気持ち悪いな私。

今思い返すとショートヘア好き過ぎですね私。そういう性癖だったのか。

少しだけ話して、それから廊下ですれ違うたびお辞儀してくれるようになりました。

私は彼女ともっと仲良くなりたい気持ちと人生の目標を遂行する決意の板挟みに遭い、非常に苦しみましたね。

もっとも彼女は1年で部を辞めちゃって疎遠になりましたがね。

家は荒れてたか、静かだったか、どうだったかな?

私は母に対しては面従腹背、というよりぞんざいな態度を取りました。

とりあえずハイハイ言っとけば勝手に納得するんだろうなぁという気で、それっぽいこと並べてました。ほぼ覚えてないです。

兄は就職が決まり来年から家を出ることになりました。

確かこの頃だったかな?兄がデュエマをまた始めて私も誘ったんですよね。

高校でなぜか小学校の頃やってたカードゲームへの熱が再燃するって現象。

それが兄の高校で起こったようですね。ちなみに私の高校でも後にちょこっと起こりました。

熱はすぐ醒めて兄はカードを置いて働きに行きましたが、私は再びカードを集めるようになりました。

自転車で20分程度でカードショップに行けたので、そこで数時間ストレージを漁って1000円程度の紙束を買って帰る。

これが私の数少ない趣味になりました。

1年目はこんなもんかな。

いや、最後に家族旅行に行きましたね。

確かUSJだかに行ったんでしたかな?

母が家族4人で何かする最後の機会だからと言って強く推し進めたのを覚えています。

父は癇癪持ちだから一緒に旅行するのは気が重かったですが、問題なく行われたんじゃなかったかな?

まぁあまり楽しかったという思い出もないですが…

2年目に移りましょう。

私の心は非常に凪いでいましたね。

大きな喜びも苦しみもないといったところです。

1年目は気を張って平日3時間休日6時間くらい勉強していましたが、だんだん勉強時間は減っていきました。

進学クラスに進んだことでメンバーもちょっと変わり、グループワークの時は協力し、それ以外の時は各自行動の気風がありました。

テストの順位もちょっと落ち、といっても一桁ですが、自分の中でまぁこんなものでいいかという気持ちが生まれました。

平日は授業を受けて、部活して、勉強して、スマホいじって眠る。

休日はカードショップに行って時間を潰す。

満ち足りた日々でした。

変化があったのは6月くらいでしたかね。

空手部の前部長から指名されて、新しい部長になったんですよ。

これが…ちょっと…まぁ面倒くさかった。

私はできればずっと自主練だけしてたい人なので場を仕切るってのは苦手なんですよね。

結果的になんだかんだ理由をつけて休んだり、特に理由も無く居なくなったりしました。

元々緩い部活ではありましたが、もうグダグダでしたね。申し訳ない。

でもその時に気づいたことがありました。

父が怒声を上げるようになったのがいつ頃だったかは覚えていません。小さい頃からそうではなかったと思うんですが…

いつからか些細なことで悪態を吐き、怒声を上げるようになりました。

父の部屋から聞こえてくる怒鳴り声は我が家では聞き流されていましたが、私はかなり神経に効いてました。

毎日何をあんなに苛立ってるんだろうなぁと思ってたんですが、部長をやり始めてわかりました。

私も同じようになったからですね。

ふとした瞬間に父親のような怒声が出たときはびっくりしました。

そうか、やりたくもないことをやってる人間はこうなるのかって…

父のことをちょっとだけわかった気がしました。

思えば父はあれほど苛立っていても私に直接罵声を浴びせたり、まして暴力を振るうことはありませんでした。

それから私は少し将来について考えるようになりました。

目標を達成するにはどこかのタイミングで失踪する必要があります。

その時期について考えるようになりました。

父とは会話したことが無いので実の所何を考えているのかは知らないのですが、どうやら母の言葉で拾えた限りでは進学を望んでいるようでした。

父がやりたくもない仕事とやりたくもない子育てをしているのは、世間体のためであると私は考えました。

恩返しなんて言い出すような恩は受けていないのですが、義理を立てようと思いました。

早い話なるべく良い大学名を取って来てやろうってことです。

1年の時は大学なんか知らないので志望大学は東大とかにしてましたが、自分の学力と相談した結果、東北大を狙いにしました。

志望大学を定めたからと言って猛勉強を始めるわけではありませんが、勉強会に出たりオープンキャンパスに行ったり準備は進めました。

母は…何言ってたか覚えてない、というよりすっかり聞き流す癖がついちゃって覚えられないんですよね。

でも自分の子が他の子より上ってことに喜ぶ人だってのは知ってます。

部長としての仕事はまぁやったりやらなかったりで引退まで乗り切りました。

大会とかの勝敗は…あんまり関心が無くて何とも…て感じですね。

2年はこんなもんか。

あぁ修学旅行もありましたね。

4泊5日は長過ぎだろと進学クラスでは不平が多かったかな?

流れるように余り物グループが結成されそのまま乗り切りましたね。

でも自由行動が許されたUSJではちゃんと一人で回りましたよ。

人生の目標に従って修行するつもりでやりましたが、思いのほか楽しかったですね。

恐るべしアミューズメントパーク。

そっからは受験勉強の日々ですね。

学校に6時くらいまで拘束されて講習を受けてたんだったかな?

カードショップ通いも封印し勉強に励んでましたが、秋が終わる頃には勉強に飽きて解禁しちゃいましたね。

あまり追い込まなくても1年からコツコツやって来た甲斐もあってセンターも8割。

滑り止めも受けずに東北大1本で大学受験を終えましたね。

両親は…たぶん喜んでたと思う。うん。

私はこれからどうしようかと悩んでましたね。後はもういつ飛ぶかだけですので。

3月くらいでしたかな?家を出る前。

私と母、親友とその母の4人で食事をしました。

お互い志望校に受かって良かったねって感じですね。

久々に会うと身長も同じくらいで…

もうあまり劣等感は感じませんでしたが、なぜか少し寂しさを感じました。

合格の報告は学校にも行きましたね。

先生方に挨拶回りして帰る時、あの子に会いました。

幼馴染でショートヘアのあの子です。

進学先を聞かれて東北大だと答えて凄いねと言われて…

あの子は横浜の大学に行くって言ってたかな?

それで終わり連絡先も知らない。

私は何がしたかったんだっけ…

そう思い始めたのはその頃でしたかね。


記憶がまだ鮮明だからか長くなっちゃいました。

一度切ります。


自分史1

自分語りの極みたいなもんですね。

就活で聞かれる所もあるとか…。

ゾッとしますね。馬鹿正直に答えたらお祈り確実ですわ。

就活らしい就活はしないつもりですが一応整理しておきます。


①幼稚園

たぶん記憶が残ってるのはこの頃からかな…。

一番古い記憶は確か給食を残して居残りさせられてた奴ですね。

マヨネーズだかドレッシングだかでひたひたになったサラダ。

あれが苦手でね。食べるまで遊んじゃいけませんて言われたから、昼休み中そいつとにらめっこしてましたね。

結局食べたんだっけか。食べなかったんだっけか。

カレーのニンジンを残して同じようにストライキしてた女の子が居たのを覚えてます。

なぜお互いがお互いの苦手なものを食べるという解決策が浮かばないのか?

子供特有の意固地さと至らなさを感じるエピソードですね。

あの頃はどうだっけか…?

孤立してたような記憶はないような気がします。

遊び回るより絵本を読んだり一人遊びしたりする方が好きな子ではありましたが、それで仲間外れにされたりとかは無かったような…

この頃はまだまともだったんですね。

そっちの方で問題がないなら親の方も問題はありませんでした。

まだ母を負担に感じることもなく、父の怒声を聞くこともなかった頃。

一番良かった頃の記憶が曖昧なのは残念ですね。


②小学校低学年

ここから私が問題を起こし始めました。

コミュニケーション能力の不足による孤立と、それによる母の変調。

何もしなかっただけなんですがね。

学校行って、本読んで、宿題やって、特に焦りも不安も無かったと思います。

でも他の子は休み時間や放課後に友達と遊んだり習い事したりしてるわけで…

私が他の子と違うってことを先に気にし始めたのは母でしたね。

今日は何したの?誰と遊んだの?って感じで…

子供心にああ、この人はそういうのが欲しいんだなって感じたのを覚えています。

それでまあ私も頑張ろうとしたんですが…

いかんせんやり方がわからないしあんまり他人に興味も無いしで上手く行かなかった気がします。

小2くらいだったかな。初めて家に人を呼んで…

母は喜んでた、ていうか安心してたのかな。

何したかもよく覚えてないですがその一回きりでした。

スイミングスクールに入れられたのはいつ頃だったかな?

結構長く入ってた気がしますが、入学当初は入ってなくて野球部に入る前には辞めたはずなんですよね。

じゃあ1年くらいしかやってないのかな?

泳ぐのは好きじゃありませんでしたね。寒いし疲れるし。

顔を水につけて息を止める訓練あるじゃないですか。

あれで顔を離すのが早いってひどくコーチに怒られて…

泣きながら辞めさせてくれって懇願した記憶があります。

ちゃんと嫌なことは嫌だと言えるだけあの頃の方が立派だったんですね。

他には何かあるかな?

兄が1人いるんですが、兄や兄の友達と遊んでもらっていたか…

あまり記憶がありませんね。まだ自我が芽生えてなかったんでしょうね。

でもただ何となく、何となくなんですが…

自分は死んだ方がいいんじゃないかって思いましたね。

自分が今後生きてても普通になることはなくて、生きてても周囲の迷惑になるだけなんじゃないかって…

そう思ったのを覚えてます。

まあでも死ななかったわけですが。

たとえ私が死ぬべき人間であったとしても実際に死ぬ気は無いのなら、そう思い悩むことは無意味である。

思想の起こりって奴ですね。

自分の存在を肯定する最初の理屈でした。


③小学校中学年

野球部への入部、ここがターニングポイントですね。

良い方に変わったのか悪い方に変わったのかは今でも判断がつきません。

新入部員が9人、一チーム組めると盛り上がってたのを覚えてます。

この頃はみんな大きな差も無くて良かったですね。

練習にもそこまで後れを取ってはいなかったと思います。

ですがまあ子供の部活動なんてものは部活自体は二の次、重要なのはそこから形成される人間関係ですよ。

子同士の付き合い、親同士の付き合い、そういうものが発生した時期です。

私も自分がどういうことを求められて入れられたのか自覚してましたから、いろいろ頑張ってた気がします。

その大きな支えの一つがカードゲームですね。

デュエルマスターズを始めた正確な時期は憶えていません。

確か不死鳥編ですからWikiを見ると2007年ってことで小2からカード自体は持ってたのかな?

コミュニケーション能力を必要としないコミュニケーションツール。今思うとこんなに素晴らしい遊びは無いですね。

ジャンクデッキを片手に交友関係を広げた時期でした。顔も知らない友達と遊ぶなんてことは後にも先にも無いことでしたね。

「エンドレスオールデリート」ていう構築済みデッキが発売されたのが2008年の7月。

てことでその辺りから他者との関わりができたのかな?

更なる転機はバトルスピリッツの発売ですね。

パックを剝いた余りを野球部の友達に貰って、それでのめり込みました。

私はキラキラしたものが好きで、カードは眺めるのも好きなんですがね。

バトルスピリッツのカードは宝石をモチーフにした妖しい光り方をしていて、私の心を強くつかみました。

それでデュエマからバトスピに移行しました。

カードゲームの種類が変わることで属する集団が変わるってのは、今思うと不思議なものですね。

野球部の中で新たにバトスピを始めた人たちと私はよく遊ぶようになりました。

彼らは素行が良く成績も優秀で母も鼻高々でしたね。

ここまでが小3、ここからが小4。

ついでなんで初恋についてでも話しときますか。

正確な時期は憶えてないですが小3か小4だったと思います。

ショートヘアーの可愛い子だったのは憶えてるんですが顔を思い出せませんね。

歯ブラシ用のコップを差し出されて「使う?」と言われてドキドキしたことを覚えてます。

どんなシチュエーションだよ…?私の記憶違いかもしれません。

好きだなぁって思った矢先に転校しちゃって泣きましたね。

なんかもう一瞬で終わった感覚で季節も思い出せません。

話を戻しましょう。

小4になってから野球部の同学年に新入部員が来ました。

これで私の学年は10人。チームを作ると1人余りますね。

私はまだその意味には気づいていませんでした。

バトスピ関連の友人で特に仲の良い相手ができたのがその時期ですね。

いわゆる親友という奴です。

母親同士の関係も良好でインフルエンザで休校になった頃、我が家に連日来ていたのを覚えています。ホントは良くないんですけどね。

バトスピとか、スマブラとか…。私の家に友人たちで集まってよく遊んでいました。

あの頃はまだ…私は屈託なく笑っていたんでしたっけ?

悪い部分のインパクトが強過ぎて時系列が不確かですね。

私の自尊心が破壊されたのは高学年になってからでしたかな?

まぁそういうことにしておきましょう。

この頃が黄金期でした。


④小学校高学年

私を追い詰めたのは3つ。

流れを汲んだ物から始めましょう。

一つ目に、単純に能力不足が目立ってきました。

身体能力と運動神経、後はセンス不足です。こういう言い方は今でも嫌いですが。

打ってダメ、走ってダメ、守ってダメという3拍子。

私は1年遅れて入ってきた人や後輩たちとレギュラーを競り合うようになりました。

私は私が日頃仲良くしている友人たちと自分に大きな隔たりがあることを感じずにはいられませんでした。

成績の方も…私も優秀な部類ではあったのですがね。他の人も優秀だったので優越感を得られませんでした。

特に親友は体も大きく頭も良く、おまけに性格も良かったため、私は絶えず劣等感に苛まれるようになりました。

もちろんそれを表には出しませんでしたが…いや出していなかったつもりですが…

私は彼らと少し距離を置くようになりましたね。

といっても部活では離れられませんし、変わらず家で遊んだりもしていたんですが。

ちょっとクラスで浮いてる人たちと絡むようになりました。いや浮いてるというかグレてるというか、いやでも非行に走ってるわけではないというか…

小3の頃カエルやトンボ潰したり、アクションリプレイでDS改造してた人たちですね。

まぁどこか欠けた部分を感じる人たちでした。なんか苗字も途中で変わってたし。

でも一緒にいると少し心が安らぐ気もしました。私も欠けてるんでしょうね。

次に行きましょう。

二つ目は帰りの会のスピーチです。

日直は朝の会でサイコロを振り、スピーチの題材を決める。

そして帰りの会でクラスみんなの前で題材に沿って1分間話す。

私はただこれだけのことができない人間がいることを証明しました。

私は自分がどう思ったのか、どうしたいのかを話せません。

なぜかは知らない、というか脳に障害があるんだと思います。

自分の感情を他者に伝達する、共感や理解を得る、といったものがどういうことなのかわからない。方法や意義を知らない。

みんなが当たり前のようにできることが自分にはできないことを自覚しました。

地獄でしたね。今思い返しても。

教壇の上で立ち尽くす私、苛立つクラスメート、まだ30秒だと告げる女教師。

私はあの時に感じた羞恥と自責の念を生涯忘れることはないでしょう。

私がパターン構文の使い方を習得したのはその頃です。

「私の友人」というテーマであれば「私の友達の~は~をするのが好きです。昨日も一緒に~をしました。~するのは~でとても楽しいです。」のように定型文を作成し、穴埋め式に会話を行う。

人が無意識に行うことができないのであればそれらを繰り返し意識的に行い、いずれ無意識に行えるようにする。

サンプルを集め分析し、モデルケースを出力する。学習型AIみたいな挙動ですね。

最近になってツイッターで同じようなことしてたって人見かけて感心しましたね。

人見知りじゃない方のコミュ障だとみんな通る道なのかな?

これは小学生時代のうちに実を結んだかは覚えてません。私は人間なので負荷がかかり過ぎると記憶が飛ぶんですよね。

ですが今現在はかなりの水準で行えるようになったと自負しています。まあ面接の時くらいしか使いませんが…。

最後です。

まあ、母親ですよね。

私と他の子との差が明らかになるにつれ、母はおかしくなっていきました。

何が始まりだったかな?確かいつも通り全打席三振してきた日だったかな?

母は他の子は素振りとか自主練してるけどあなたはしないの?って聞いて…

私は疲れてたし若干不貞腐れてもいたのでしないと言いました。

叩かれましたね。叩いて、叫んで、狂いました。

子供の私の目には狂ったという表現が適切でしたね。

私は何が何だかよくわからないまま素振りをさせられました。

終わったら特に何事も無くお風呂に入ってご飯食べて寝ました。

母もわかりませんが私もわかりませんね。

この奇妙なやり取りはその後も続きました。

基本的に不定期でしたが試合が終わった後は確定で行われました。

私が試合中下手を打つことで母は恥をかいたんでしょうね。観戦中の保護者の間でどういうやり取りがあったのかは知りませんが。

今振り返って興味深いのが私が母に対して反感を抱かなかった点ですね。

反抗することもないし反論することもない。ただ涙を流して翌日にはケロッとしている。

一度だけ私は家庭のことについて口を滑らせたことがあります。試合があると母に叩かれるから嫌だと。

母が嫌いではなく試合が嫌という感覚なんですね。

客観的に見られる今だと不思議に思います。子供の感性って奴ですね。

母の行動は次第にエスカレートしていきました。

といってもやることはいつも変わりませんが、頻度が増えました。

試合が無くても毎日のように怒られるようになり、その理由も私の生活態度だったり成績だったりと多岐にわたるようになりました。

あの頃は私もかなりキツかったですね。

苦痛から解放される時間が睡眠と読書中だけでした。自分が無くなる瞬間だけが安らぎだという認識を持ったのもその頃ですね。

友達が遊びに来てる間はニコニコしていても二人きりになったら気が狂ったように怒り出す。

乱高下する母の情緒と自分自身の情緒に精神が擦り減っていくのを感じました。

私はそのうち、今の私という人格からは離れた存在になっていきました。

自分でもなぜそうするのかわからない。でもそうしなければならないという意識が芽生え始めました。

私はある日、隣のクラスで起こったいじめについて関わった者は手を上げろと言われたとき、気づいたら挙手していました。別に関わってないのに。

それで家に帰って1人でゲームしてたんですよね。そしたら担任から電話を受けた母親が当たり前ですが怒りだしました。

私は怒られながら自分が何を知りたかったのか気づきました。

母はその子がどれだけ苦しかったかみたいな情に訴えかける言葉を捲し立てるだけで、本来最初に聞かなければならないこと…

それが事実なのか、なぜそんなことをしたのかってのを聞かなかったんですよね。

ああこの人は私に色々言ってくるけど、私に関心は無いんだなって。

そうわかってからは何も感じなくなりました。

母のことはもうこれでいいか。

ついでですし父親のことも話しますか。

といってもほとんど言葉をかけられたこともありません。

「毎日ため息ばっかりつきやがって辛気臭い。」

この一言だけ覚えてます。

私はあまり泣きも笑いもしなくなりました。


長過ぎだな後編に続く!!


2022年8月28日日曜日

じゃあいっか 他2編

動画ネタのメモ。

微妙に使いづらい奴3つ。


①「お次の方どうぞ」

照明が壁を白く照らす。

皆一様に下を向き、その時を待つ。

部屋には椅子の軋む音だけが響いている。

キィッ…キィッ…キィッ…

少女は体を揺するのを止め、傍らの女を見上げる。

少女は不安げに問いかける。

「ねぇ、大丈夫なんだよね?」

「大丈夫よ。」

そっけない返事。

少女はまた体を揺らし始める。

キィッ…キィッ…キィッ…

「お次の方どうぞ。」

無機質な声が呼びかける。

白衣の男たちが少年を連れて行こうとする。

少年は少し抗ったが、すぐに諦めたように歩き出した。

一瞬、彼の顔が見える。

青ざめた顔で、歯を噛み鳴らしていた。

少年を飲み込んで、扉は閉まった。


少女は震えた声で問いかける。

「ねぇ、大丈夫なんだよね?」

「大丈夫よ。」

変わらずそっけない返事。

少女はまた体を揺らし始める。

キィッ…キィッ…キィッ…

『バンッ』

金属を叩く音が響いた。

皆一様に扉を向き、息を吞む。

『バンッ、バンッ、・・・』

1度、2度、3度目はもう聞き取れなかった。

扉を叩く音は弱くなり、消えた。

少女は涙ながらに問いかける。

「ねぇ、大丈夫なんだよね?」

「…。」

女は何も答えない。

「お次の方どうぞ。」

無機質な声が呼びかける。

白衣の男たちが少女を連れて行こうとする。

少女は少し抗ったが、すぐに諦めたように歩き出した。

一瞬、傍らの女の顔が見える。

赤く腫れた目で、涙を流していた。

少女を飲み込んで、扉は閉まった。


【解説】

「お次の方どうぞ。」

という文言を聞けば、何となく病院に思える。

待合室のような場所で俯いて座る人々。

子供と大人をセットで置いておけば、親子のように見えるだろう。

不安そうな子供…。診察が怖いのかな?

と思わせて本気で怯えている様子を見せる。

扉の向こうで何かが行われている描写を入れ、徐々に「あれ?ここって病院じゃない?」と気づかせる。

フォーカスしていた少女が扉の向こうに消えた時点で終幕。

後は視聴者の想像力に委ねる。

何かの実験施設をイメージしてたけど、どちらかと言うと収容施設っぽいな。

拉致した人々を人体実験に利用。ご時世的にシャレにならんか。

動画的にはどこまで描写を削れるかが腕の見せ所になってくると思う。

より少ない場面、セリフで状況を伝える。

まぁショートホラーだし院試明けの肩慣らしにでも作ろう。


②「美しき友情に。」


③「じゃあいっか。」


書きかけにしてたの忘れてた。

もう内容覚えてねえよってことでそのまま出しちゃいます。

どんな話だったかなぁ…


追記)

たしか「美しき友情に」が手紙形式の奴。

書き手は高校時代の思い出をつらつらと書き連ねてくる。

読み手は幼馴染の男女といつも3人で過ごしていた。

やがて読み手は女の幼馴染と付き合い始める。

しかし男の幼馴染との三角関係にもつれ込み、3人の関係は悪化。

ついに浮気を疑われた女の幼馴染は身を投げてしまう。

それが原因で読み手と男の幼馴染は互いを憎み合うようになった。

卒業と同時に地元を離れても思いは消えなかった。

数年の歳月の後、読み手は男の幼馴染を殺害した。

僕は君が逮捕されたのを知り、思わず手紙を送ったよと書き手。

泥沼の三角関係に発展するように誘導したのは僕だ。

僕が男の幼馴染を焚きつけて君たちカップルに割り込ませた。

僕が君に恋人の不貞を疑わせるように工作した。

僕が君の彼女が自殺する手段と場所を教唆した。

興味本位だった。君たち3人の友情を美しいものだと思った。どうやったら壊せるかと思ったんだ。

今は亡き二人の名誉のためにこの手紙を贈るよ。


手紙にポタポタと涙が零れる。

獄中で読み手は独りいつまでも泣き続けるのだった。


なんでそんなひどいことするのって奴。

手紙だけを画面に映し続け、誰が誰に何の話をしてるのかわからない構図にする。

最後に涙の跡をつけることで、手紙に書かれている「君」が獄中でこの手紙を読んでいるという状況を暗示させる。

手紙は検閲されてから受刑者に渡されるけど、看守はどんな気持ちでこれを読んだんかな?


「じゃあいっか」はしょうもない奴。

道端でバイクが横転しており、けが人が倒れている。

慌てて助けに行こうとする主人公。だが近隣住人に止められる。

「こいつあれだよ。最近毎晩うるさかった奴。」

主人公は何のことか思い至る。ここ数日、深夜の暴走音に悩まされていたことを。

そうか…こいつか…

じゃあいっか。

主人公は何事も無かったかのように歩き出す。

道行く人々は誰もその男を助けようとはしなかった。


勧善懲悪っていうか悪事を働き反感を向けられるってことがどういうことかを示す教訓。

小ネタ集に入れるか。


2022年7月5日火曜日

チャンネル運営に関する雑記

振り返り動画を作ってる時間が無いのでここに記録と整理。

かつて危惧したように登録者1万人のチャンネルがだいぶ増えてきた。短期間で一気に1万人まで駆け上がるところが多いかな。

私は3800人。うーん中々波に乗れないね。

いやこの成長速度も結構速いはずなんだけどね。まだ1年経ってないわけだし。

でもまあそういうのは相対的なもんだし、競合相手がウチよりもっと速いならウチもペースを上げられないとまずいか。

難しい。複雑でぶっちゃけよくわかんない。

今のこの界隈は実質ずんだもん界隈であり、私を含む既存の投稿者もずんだもんを擦ってはいるんだけど、やっぱりボイロ界隈が吸収合併された感は否めない。

ずんだもんを使えば数字が取れても、それが必ずしも本業には貢献しない。というのも、この界隈のメイン視聴者は流動層な気がする。

いつだったか動画でずんだもんブームはインプレッション頼りだって書いたけど、それが如実に表れてきたように感じる。

ずんだもん動画でヒットを出しても登録者数にあまり結びつかないのはわかってたけど、ある程度登録者が伸びたチャンネルでも再生数のムラがかなり大きい。それもずんだもんがサムネやタイトルに居るかどうかで再生数が変わってくるわけでもないようだ。

完全にインプレッションのご機嫌次第。

要するにあまり熱心ではない視聴者が大半ってことなんじゃないかと思う。

トップに表示されればクリックするけどわざわざチャンネルページまで飛んで新しい動画が出てないかチェックしたり、過去動画をあさったりはしない。

たぶんずんだもんブームが終わったらそのまま界隈から出て行っちゃうんじゃないかな。

回遊魚の魚群。そんな感じか。

魚の群れを追いかけて漁をするのも一つの手ではあるけど、私は網を撒いてかかった魚を囲い込むタイプの投稿者だし、あまり競合意識を持たない方が良いのかもしれない。

といっても良く分からないな。額面上の登録者数・再生数が御旗になるってのも一理あるし。

他の人を見て考えるか。

現在の勢力図は、まあざっくり4グループに分けていいかな。

まず一つ、既存投稿者。ずんだもん特需以前からこの界隈に居た人たち。ほぼニコニコ勢だね。

私みたいにニコニコでもツベでもほぼ無名で、ずんだもん特需から名が売れたってのはたぶん居ないね。みんなニコニコでは売れててずんだもん動画で人目に触れたことで一気に日の目を見た感じ。

彼らはあまり積極的にずんだもんを擦ってはいないのが特徴か。本拠地が別、また本業が別だったりで阿漕なことはして来ない。

1人を除いて。この1人は後で個別に話すか。

正直あまり関係ない。いや関係ないってのはおかしな話だけど。ジャンルや投稿頻度の関係で別に競合しないから気にする必要はない。

ただ素材とか権利とか諸々の関係でニコニコ勢とは敵対してはならないってのは留意しておかないといけないと思う。彼らは横のつながりが広くて硬いし。

次二つ目、ずんだもん特需初期勢。まさか初期勢なんて呼び方をするほど長期化するとは思わなかった。

解説の人や水道の人がこれに当たるか。後は茶番系。総じて穏健派。

Youtube生まれの人たちだね。ニコニコにも投稿してる人はいるけど、ツベの数字を上回ってる人はいないか。

かつての競合相手であり負けた相手だけど、今は彼らもずんだもん特需新興勢に苦戦を強いられてる立場か。

安定して数字を取れてるのは水道の人くらいかな。解説の人も変動が激しい。まあ解説ってジャンル自体がそうだけど。

彼らとの距離が近づいたのは不思議な気がするね。彼らってか水道の人と解説の人だけど。

たぶん息が長い投稿者になるだろうから仲良くしていきたいね。

三つ目、ずんだもん特需新興勢が1人…。この言い方わかりづらいね。ずんだもん…。ずんだもん技巧派でいいか。

流行に乗っかり勢力を伸ばし、何なら自分で流行りも生み出しちゃうような人たち。やたらめったらクオリティが高いのが特徴だね。たぶん前世持ち(偏見)。

ニコニコでも数字が取れてるし、ニコニコ勢と仲良くなってる人も居る。

新規投稿者であるにも関わらず凄まじい編集能力で人気をかっさらっていった。私はただただ恐れ戦くばかりであった。

後述のBB、ずん虐を行ってるけど非難に晒されないのは、技術力の高さによって有害性を感じさせないためか?知らんけど。

このまま四つ目もいくか。ずんだもん過激派だね。

ヘコずんからBBブーム、ずん虐あたり。性的あるいは暴力的なコンテンツが多く、物議を醸す原因になった勢力。

ヘコずんの時は悔しいって気持ちがあったけど、途中からは「え?マジ?そろそろヤバくない?」的な気持ちしかなかった。

私は自分のこと結構振り切った作風の投稿者だと思ってたけど、全然私なんか穏健派だったんだなぁと思い知らされた。さすがYoutube怖い。

ヘコずんは元ネタの人、BBは立ち絵の人に言及されたにも関わらず止まらないもんですねぇ。

突出した人はいないけど数が多く、チャンネル名がテキトーで区別がつかないとこが多い。

正直これでずんだもん動画スパム認定とか受けたらシャレにならないので早くブーム終わってほしい。

ほとんどYoutube生まれで一部の動画がバズって味を占めた人が大半だけど、数字が取れると踏んで積極参入してきた人も居る。

それがさっき述べた既存投稿者の1人だね。

ニコニコ勢から過激派が出るのは想像外だった。しかもメチャクチャ古参。いや古参だからこそなのか。

この人を他の過激派と同列に扱うのはきっと間違いだね。実際投稿数も再生数も登録者数も頭一つ抜けてる。

諸々のリスクとリターン込み込みで踏み切ったんだろうなぁと思う。

正直これに関しちゃ良いのか悪いのかわからない。一部視聴者や投稿者、もしかしたら立ち絵製作者もなのかな?彼らのヘイトを集めてるのは間違いないと思う。

でも実際登録者1000人以下からもうじき1万人までチャンネルを伸ばしてるのも事実。

本業への流入も、まあ2~3000くらいは入ってるか?拡大率が大きければ流入率が悪いとはいえ数値は増えるか。

これはホント難しい。私の個人的な感情としては好悪以前に好奇心が強いか。

この一手の是非は今後明らかになることであり、次の手がどのようなものかによって変わってくることだと思う。

先輩の背中をしかと見届け、学びたいと思う。

こんなもんかな。あっ、一個忘れてた。

第5勢力、業者ずんだもん。

まあ前回チェックした時より伸びてはいたけど、外注してあの再生数じゃ利益上がんないだろうなぁ。

これから伸びるのか?彼らの資金がいつまで持つのか?

このまま撤退しそうな気がするなぁ…。てか撤退しろ!


自分がどうするのか書いてなかった。

ずんだもんブームには乗らない。単純にリスク的な話でね。

一人だけ頭がおかしいと思われるのは美味しいけど、頭がおかしい人たちの一人だと思われるのは美味しくない。

だけど短尺の動画で周知を進めるってのは参考にすべきことだと思う。

全くの意識外だったけど、ショート動画のボイスロイド劇場で伸びて登録者1万人を達成してる人がいた。期間は1ヶ月程度。技巧派並の速度だよこいつも。

ショート動画って見てる人いるんだってレベルの認識だったのでとても驚きだった。

彼がショート動画から短尺の普通の動画に転向するようなので、今後短めなボイスロイド劇場に人が流れる可能性が高い。

院試休み用にと短めの動画をたくさん作っておいたので再生数の変動と流入元はチェックしておきたい。

本格的に活動を始めるのは院試が終わってからかな。できれば今年中に1万人行きたい…遅くとも年度末には…。

まあ院試落ちたらそれどころじゃないし、ここらで終わっときますか。

ああ勉強しないとな…。

長文駄文失礼しました。

2022年6月29日水曜日

フラペチーノ飲んだよ

眠れないので何か書きます。

バイトのピンチヒッターに出たら社員さんにフラペチーノとかをもらった。

コーヒーマシンは日頃清掃するだけで自分では使ったことが無かったので、なんかオドオドしてしまった。カップをセットしてボタンを押すだけだったので簡単だった。

シャーベット状のコーヒーにミルクを注いで、シャーベット状にして吸い上げる飲み物なのかな?これジェラートと何が違うんだ?

フラペチーノが何なのかはよくわからなかったけど、今日は暑かったので美味しく頂けた。お腹が弱いのであまりアイスとかは食べないので新鮮だった。

それはいいんだけどこの時間にコーヒー飲んだらやっぱり眠れなくなった。私はカフェインがよく効く体質なんだ。

バイト中も思ったが、ああバイトは夜の9時から12時までコンビニで働いてるんですが、この時間にコーヒーを飲む人はいったい何時に寝るつもりなのかと思う。

最近私が寝るのは2時とかだけど、この時間に飲んだら寝るのは4時とか5時とかになるよなぁと思う。カフェインがあまり効かない人はもっと早くに眠れるのかな。

うーん何を話したかったんだっけ?

準夜勤って言うんですけどね、この時間帯のバイト。夜勤は12時から朝の7時まで。

この時間帯はまだギリギリ人が来る。終電前に帰ってきた人たちですね。

学生かスーツ姿の人かってとこですね。これから飲むぞって感じで酒とつまみを買ってく人たちと、仕事帰りに酒と夕飯を買ってく人たちに二分されます。どっちも酒は買うけど。

酒ってそんな飲みたくなるもんですかね。稀にある付き合いで飲むことあるけど、美味しいって気もしないし酔っ払うわけでもないしで興味が湧かない。

研究分野的にはもうちょっと知っておかないといけない気もするんですけどね。いや微妙にずれてるか?

脱線してるなぁ。今さらですけど今回の文章ホントにテキトーに書いてるんで何も期待しないでください。ていうか見なくていいですよ。

どうでもいいことを吐き出す場って言うんですかね、そんな感じにこのブログ使うことが多くなると思うんで。

なぜなら収益審査に落ちたから。イェイ!

写真とか見出しとかつけて教育的価値をアピールしないといけないらしいんだけど、う~んって感じですよね。

ブログに小説とか連載して人を集めるってんなら別ですけど、やっぱ動画投稿しながらブログにも何かするってなるとそりゃ時間が足りないですよね。たぶん没ネタ小ネタがメインコンテンツですよ。

UI整えるのも面倒臭いんでチラシの裏程度の使い道で妥協します。

まあこんなでもそれなりに見てくれる人はいるんですよね。毎日20人くらいは来てるしツイッターで呼びかけたら100人くらいは見てくれる。

いやぁありがたいことですよ。こんな殺風景な画面にズラズラ文章並べてるだけで申し訳ない。

まあいいや。

何を話してたんだっけ? 

読み返してきました。そうそうスーツ姿の人たちですよ。準夜勤の仕事にはスーツ姿の人たちが結構来るんですけどね。

怖いこと言いますよ。

いいですか?本当に怖いこと言いますよ?

…スーツ姿の人たち毎日同じ顔触れなんですよ。

これは怖いですねぇ。怖い。

私が夕方勤務からこの時間帯に移って半年。明らかに見慣れた顔が居ます。

私は平日休日祝日問わずまあまあ出勤してますが、彼らが休日だから祝日だから顔を見かけないなぁと感じたことが無い。

もちろん私の感覚的なものですからね。彼らだってちょくちょく来たり来なかったりしてるとは思いますが、だとしてもかなりの高頻度でこの時間帯に来店してます。

まあこの時間まで働いてるってことですよね。ゾッとしますわ。

毎朝出勤して夜中まで働いて、コンビニで酒と弁当買って食って寝てまた出勤。

地獄かな?

でも意外と目が死んでるとかそういう印象は無かったんですよね。なんか普通にそういう生活をしているというか。

意外とイケるもんなんですかね?いやイケてたら過労死も自殺も無いか。

まあそんな感じで私からしたら気が狂いそうな生活してる人たちなんですが、中にはコーヒーを買ってくお客さんもいるわけです。

やっと話が戻ってきた。

この時間まで働いてコーヒー飲んで深夜に何する気なんだろなぁってのが疑問。

私だったらさっさと寝たいですが彼らはいったい何をしているのか。何が彼らを焚きつけているのか。

そういうことに思いを馳せていました。

誰かの短編を思い出しますね。手塚治虫か藤子不二雄のどっちかだったか。

社長としての激務を終え、夜更けに帰宅。細君に出させたコーヒーを片手に小説を書く。

そんな時パラレル同窓会。そうだパラレル同窓会だ。藤子F不二雄の「パラレル同窓会」でした。

パラレル同窓会の知らせが届く。パラレルワールドの自分が一同に会し、歓談を行う。あるいは人生の取り換えを。

そこで小説家になった他の自分と出会う。彼は日頃の満たされない思いは夢を叶えることで解消されると信じた。

人生を取り換え、小説家になった元社長。だけど何か満たされない。そうだ満たされないのは胃袋だ。

って感じの話でしたかね。

あちらを立てればこちらが立たず、どちらを立てども不満はなくならずってもんですかな。そう言うと陳腐ですけど。

深夜にコーヒーを買っていく彼らにも満たされない思いがあるのだろうか。

また、それらを満たすような方向に生き方を変えてもやはり満たされないのだろうか。

そんなことを考えていました。

…バイト中に。

私で言ったら動画投稿、あるいは創作活動でしょうか。

生まれて初めて、人生で唯一意欲的に取り組んでいるものですね。

このまま院まで進んで就職、仕事の傍ら深夜と休日にそれらを行う。

バイトで食い繋ぎながら動画投稿で金を稼ぐ。最終的には作家としての仕事を得る。

どっちか?うーんどっちもまあまあ嫌っちゃ嫌だし難易度高いんですよね。

仕事と夢の問題は人類みな永遠の課題ですね。

コーヒーとミルクのように混ぜ合わせては飲み干せないものです。

無理やり最初のテーマに引っ掛けて今日は終わります。

長文駄文失礼しました。

時々出るモブ

別に視聴者が覚える必要は無いが、一応私は覚えておいた方がいいかもしれない。 今この場で適当に名前を決めておいた。 ・カンザキ COEIROINK:青葉 公立高校3年生。 これまで所属する部活から付き合う友人、毎日の自由時間の使い方まで決められていたにも関わらず、進路を決める土壇場...